滝里美全曲集'95

滝里美 滝里美全曲集'95歌詞
1.恋がたり

作詞:渡辺雨月
作曲:大谷明裕

別れた後も 募るこの想い
未練ごころと 呼ぶのでしょうか
いくら好きでも 想い続けても
ひとり唇 噛むだけ

恋しいから 泣いて
淋しいから 酔って
今も あの人を探す
なんて馬鹿な 女でしょう……
恋の 残り香を抱いて
ゆらゆら 揺れています

ひとりになって 夜が長すぎる
ふたりの時は 短かすぎたのに
しのび愛でも 哀しくなかった
こころ変りを 知るまで

逢いたいから 呼んで
愛しいから 待って
そして 待ちわびて眠る
夜をいくつ 数えたか……
なのに あの人に今も
ゆらゆら 抱かれたいの

恋しいから 泣いて
淋しいから 酔って
今も あの人を探す
なんて馬鹿な 女でしょう……
恋の 残り香を抱いて
ゆらゆら 揺れています


2.月見草

作詞:石本美由起
作曲:岡千秋

旅をしようと あなたに言われ
夫婦きどりの ふたりづれ
湯船ひと風呂 浴衣に着替え
夜の口紅さす 幸せを
染めて 花咲く・・・
女ごころの月見草

生命まるごと あなたにあげて
生きる運命に悔はない
離れ座敷は 一夜の小部屋
許し合う身の 盃に
夢をささやけ・・・
女ごころの 月見草

恋は螢火 あなたが死ねば
そうよ私も 生きてない
酔って抱かれる情けの宿は
夢のしずくに 身をまかせ
夜明けせつない
女ごころの 月見草


3.みれん橋

作詞:石本美由起
作曲:岡千秋

恋の紅糸 しっかり結び
みんなあげたの なにもかも
肌身 離さず 抱いてた
抱いてた 夢も
散って別れの 秋が来る
添えぬ命の みれん橋

水の運命と 幸せ小舟
一度流れりゃ 戻らない
柳落葉か 女の
女の願い
いくら一途に 愛しても
心さめざめ みれん橋

明日の私の 涙のように
町は日暮れて 雨となる
妻になる日を 信じて
信じて 生きた
さくら模様の 春いづこ
あなた恋しい みれん橋


4.ひと目惚れ


5.命の唄


6.ちいさな酒場

滝里美・徳久広司
作詞:千家和也
作曲:徳久広司

(女)一度に無理なら 二度三度
(女)回を重ねて 愛したい
(男)もちろん互いに それだけの
(男)魅力があるから できること
(男女)あせっちゃ駄目よ
(男女)短気は損気
(女)女と
(男)男の
(男女)恋は理屈ぬき
(女)あなたに首ったけ
(男)おまえに首ったけ
(男女)ふたり出逢った ちいさな酒場

(男)最初は他人さ誰だって
(男)数を増やして 愛したい
(女)いつかは必ず むすばれる
(女)運命みたいな 気がしてる
(男女)なくしちゃ駄目よ 元気と勇気
(女)女と
(男)男の
(男女)仲は奥深い
(女)あなたに首ったけ
(男)おまえに首ったけ
(男女)ふたり出逢った ちいさな酒場

(男女)あせっちゃ駄目よ
(男女)短気は損気
(女)女と
(男)男の
(男女)恋は理屈ぬき
(女)あなたに首ったけ
(男)おまえに首ったけ
(男女)ふたり出逢った ちいさな酒場


7.想い川

作詞:石本美由起
作曲:岡千秋

離さないでと すがる手に
吹いた冷たい 別れ風
肌を重ねた 思い出も
水と流れて 遠ざかる
命ゆらゆら 想い川
明日も見えない 私です

思い悩んで 決めました
今も好きだと 決めました
あなたなしでは 生きられぬ
これが女の 弱さなら
情けしみじみ 想い川
乳房 せつない 私です

いつか何処かで めぐり逢い
燃えても一度 抱かれたい
愛の月日の 夢の数
詰めた枕が 重すぎる
未練さめざめ 想い川
迷い小舟の 私です


8.東京ジンタ

作詞:中村泰士
作曲:中村泰士

タバコが似合う お酒が似合う
あきらめじょうずになりました
時計の文字が またひとつ行く
私の過去が遠ざかる
ジンタッタ ジンタ 心にジンタ
想い出 クルクルからまわり
あ…悲しいわね 東京ジンタ

わたしの心 言いあてたのは
小さな店の 弾き語り
目かくしをして つな渡りする
危険な恋を捨てなさい
ジンタッタ ジンタ 目がらしジンタ
あのひと ふらふらどのあたり
あ…酔わせてよ 東京ジンタ

笑顔が似合う 涙が似合う
あなたを愛したせいかしら
横浜行きの 高速道路
指輪をポンと捨てました
ジンタッタ ジンタ 夜空にジンタ
想い出 ポロポロ 雨もよう
あ…淋しいね 東京ジンタ


9.いでゆ橋

作詞:石本美由起
作曲:岡千秋

ひと夜の恋と 言うけれど
好きで別れりゃ 忘れはしない
いで湯橋なら 涙川
無理にあなたを 引き止めりゃ
それはこの世の罪になる

明日のことは 聞かないで
夜の深さに 燃えつきたのよ
いで湯橋なら みれん川
結びなおしだ 帯にさえ
夢の香りがまだ残る

切ない想い 消すように
ひいた口紅 涙をさそう
いで湯橋なら 落葉川
死んで逝くよな 淋しさを
今朝の別れに 知りました


10.通り雨


11.命かさねて


12.夜明け宿


13.旅の宿

作詞:水木れいじ
作曲:岸本健介

愛想なしほど 情は深い
そこにほだされ もう二年
はじめてですね はじめてですね
そろい浴衣で 旅の宿
あつい地酒に しみじみ酔って
小窓開ければ 春の雪

捨てた故郷に 戻ってみれば
今じゃ家さえ ないと言う
せつないですね せつないですね
もらい泣きして 旅の宿
似た者どうし 身を寄せあえば
いつか夜更けて 波の音

どんな夢見て 寝息をたてる
あなた私の 膝まくら
しあわせですね しあわせですね
ふたりぼっちの 旅の宿
いっそこのまま 時を止めてよ
雪見障子の月灯り


14.酔待草


15.夜汽車


16.私の終着駅