パシオン

Buzy パシオン歌詞
1.パシオン

作詞:新藤晴一
作曲:本間昭光

体ごと引き寄せる乱暴なキスに
身を委ねた背中が鳴らすクラクション
少し込み入った事情の二人の逢瀬には
カーステから流れる流行うたは似合わない

恋の炎 消せずにいて 泣いているんだけれど
燃え尽きると知りながらも火に入る羽虫に

ねえもっと愛を聞かせて 口癖のように抱いて
優しく傷つけて 決してあやまらないで

会えない時間を全部あなたのそばにいられる一日に
引き換えても構わない
親密な距離の外に広がる世界に今さら
まだ意味が残っているとは思えない

ひとつ身震いをしてエンジンが止まった
言葉探すあなたから逃げるように降りた

悲しくても悲しくても 気付かない振りをして
まだひととき あとひととき 夢を見ていましょう

ねえもっと朝を遠ざけて 言い訳の前に触れて
さよならから遠い 夏の海の音が聞こえてる

恋心はなぜいつも悲しみを引き寄せるの?
そうじゃなきゃ恋とは呼べないのかな?
あなたと この恋心に 振り回されている私が馬鹿みたい
どこかへあなたが連れ去ってよ


2.泣きたい夜に聞きたい言葉

作詞:新藤晴一
作曲:本間昭光

こんな泣きたい夜に聞きたい言葉はなあに
眠りについた後 夢で思い出せる幸せな言葉あげよう

出逢ったその瞬間から
恋に落ちることもある
ずっと前に決まってたことみたいに

芽生えるとか育むとか
そんなとこは飛び越して
大きな花 手品みたい 現れたね

自分のことだけど突然すぎ
戸惑うばかりなのはしょうがないから

こんな泣きたい夜に聞きたい言葉はなあに
揺れている気持ちに少しの勇気
「恋に出逢うことがどれほどの奇跡なのか考えてみるといい。
黙って見過ごすことなんてできるわけがない」

メイクを少し変えるくらい
自分も少し変われば
世界も少し変わるでしょう 広がるでしょう

昨日より素敵になりたいよね
昨日より近くで笑っていたい

こんな泣きたい夜に聞きたい言葉はなあに
不安な心まで強く届いて
「彼の左隣に誰が似合うか想像して、そして図々しくも
自分の姿が見えたら、君は負けやしない」

昨日までは町で寂しそうな人を見て
自分一人じゃないと慰めていた
こんな泣きたいほどに聞きたい声は誰でしょう
眠りについた後 夢で思い出して幸せになるあの声