montage

C-999 montage歌詞
1.夢見月

作詞:遠藤慎平
作曲:小野田卓史・遠藤慎平

※今 咲き誇れ 桃色想い
今年もまた春の匂いの中
心を染めた 夢見月
今も二人 いられたなら※

花占いし放題 無邪気に笑う君がいつも
なんてそれはあの日までで 突然 君一人 星になった

記憶喪失でも 忘られぬ 思い出 約束 残したままで

(※くり返し)

花見時 賑わえる 桜を眺めて君はいつも
「私なら ひそやかに 一人のためだけに咲いていたい…」

記憶喪失でも 忘られぬ
あの日の言葉が蘇る
それなら 今なら 一人咲いている
君は待ってる 一人の為に咲いている

今 走り出す 君への想い
再び会えるかのように探した
愚かな想い 笑う時
目に映った 桃色の木

一度でいいから見せたかったな
こんなに咲き乱れる桜を
一人見上げて いるはずない
君と二人 話している
君は今も 心にいる


2.美しく 時に悲しき 生きるもの

作詞:遠藤慎平
作曲:小野田卓史・遠藤慎平

片思いが 花になって やがて枯れて 種落とした
涙という雨を降らして また根を張って いつか芽を出すか

そしてまた人と会い
そしてまた惹かれあう
分かりたくないハーモニー

あの時咲いた花びら僕は拾って 秋風の中で一人立ってる
吹き荒れるような木枯らし君をさらって 戻れない夜にゆらゆらゆら

移ろっていく 流されていく 変わりゆく 季節と心
それ故に また美しく 時に悲しき 繰り返すもの

いつか また人と会い
そしてまた惹かれあう
分かりたくないハーモニー

新たに咲くの花びら?
いつかこうして流した涙で深く根を張る
それなら天気予報を僕はいじって
雨のち雨へと すらすらすら

あの時咲いた花びら僕は拾って 秋風の中で一人立ってる
吹き荒れるような木枯らし君をさらって 戻れない夜に一人泣いてる

ふり続け雨よ 光はいらない
思い出の中で 僕は生きてる
繰り返すような 季節や歴史や
恋や時の中 一人止まってる


3.冥海千里

作詞:遠藤慎平
作曲:遠藤慎平

引き出しの中見ないようにと丸めて押し込んで
鍵して忘れたふりして幾日も経っていった
夢見て旅立つ奴らを 君は笑っていた
自信のない自分自身を隠していただけ

いつだって しまい込んで
怖気づいて 立ち止まって

冥海千里の果てまで走り出すような想い
何百回と呑み込んだ さあ 次は叫んでやれ
光などなくて 暗闇で泣いても
伸ばすその手が そう 光だって気付いて

鍵などなくても詰まって 開かない引き出しを
震えるその手が今 掴んで引いてく

いつだって ここにあった
昔書いた 夢と会った

初めて君の大勝利
長い旅路の一歩 第一歩
忘れたことは一度もなかった
夢はずっとこの日を待っていた

何千何百の時が やがて経ったら そこで
誇らしく 胸高く いつかいつか こう叫んでやれ
冥海千里の果てまで 走り出したよ あの日
たとえ崩れ落ちても まだまだと叫んでやる
光などなくて 暗闇で泣いても
伸ばすこの手を そう 今 光と呼ぶんだ

どこへ行こうか 果てしない夢と


4.風の歌

作詞:遠藤慎平
作曲:遠藤慎平・小野田卓史

夜明けの微かな光が 僕らの位置を照らし出した
二人乗りで駆け抜けた自転車
耳をこする冷たい風 目に映る微かな影
何かを探して夢中で駆けていた

何かが空から降ってきて 思い通りの自分になって
いつの日か輝くと思ってた
待っているだけの背中を 君に押され足を乗せたんだ
掴まってろ 走り出したんだ

見えなかった僕らの位置 それでもただ進んでいく
夜空を見上げて 君は呟いた

たとえ 僕は今闇の中で 数えきれないほど転んでも
それでも続いていくこの道を 光求め

行き先なんて決まってないさ だけどここに立ち止まっていたって
錆付いていく 心の歯車
タイヤの空気が抜けたって 力いっぱいペダルを漕いで
少しずつ風を切ったんだ

見えなかった僕らの位置 それでもただ進んでいく
夜空を見上げる僕に呟いた

たとえ 君は今闇の中で 数えきれないほど転んでも
それでも 続いていくこの道を 光求め 明日へ駆けてゆけ

振り返ればきっといつだって見える
失くしたものとか 置き忘れたもの
その時は迷わず道を引き返せばいいさ

数えきれないほど転んでも 痛みを感じるならそれでいい

やがて夜明けの光が射して 強く伸びてゆく二人の影
その時初めて僕は気付いた 光は今 僕らを照らした