ルート3

FREENOTE ルート3歌詞
1.サマータイムブルー

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

海沿い走る車
追い越し伸びていく ひこうきぐも
塞いでた私を
小さい車に詰めて連れ出した

気付きもしなかった 変わろうとする季節
駆け足の夏の日 追いかけるように走る

あの日のあなたに会いたいな
時計の針を戻してよ
大嫌いな夏もあなたが心躍る季節に変えていく
泣きたい気持ちでいても
あなたが笑うから
またつられて笑ってた私に気付いた

相手の事なんて
構わずに泣いたり笑ったり
時々少しだけめんどくさい あなたが好きだった

夕暮れの海はもう泳げはしなかったけれど
湿った潮風そっと
心を近づけてくれた

あの日のあなたに会いたいな
時計の針は戻せない
大切と気づくのはなぜいつも無くした後なんだろう
泣きたい気持ちでいても
あなたが笑うたび
またつられて笑ってた自分が好きだった

もう少しだけ傍に居たいと
あの時言えなかった
本当に大切な言葉を隠して
わがままなのはいつも私だったのに

あの日のあなたに会いたいな
また嫌いな夏が過ぎてく
いつかみたいな潮風
吹かれるたび思い出している
きゅんとなる記憶の中であなたが笑うから
またつられて笑ってしまうたび
消えない日焼け跡みたいに
かすかな思い出に焦がされて
いたいんだ


2.ハローグッバイ

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

「好きって言葉じゃとても軽すぎるんだけど
愛って言葉じゃすこし 大げさすぎてしまうかな」

ふたり重ねた手と手の ぬくもりをそっと
確かめながら次の言葉を待っていた

何でもないことも 幸せに変える
あの日からいつだって光が差していた

ハロー、ハロー、
何度でも届けたい愛のメッセージ
甘い甘い恋の模様 描いてたいから
笑ったら それだけで
何もいらなくなるから
ハロー、ハロー、
傍にいて 大切な人

もっと幸せな笑顔 あなたは見つけた
夏は過ぎて秋風 葉を散らしていくよ

なんでもないことで傷つけあっていく
そんなことの為に傍にいるんじゃないのに

ハロー、ハロー、
いつからか届かない愛のメッセージ
甘い甘い恋の模様 もう描けない
笑えない 寂しさに
涙がこぼれていくよ
ハロー、グッバイ、
もう嫌なのに 一人ぼっちは

最後の言葉が優しすぎたから
うまく嫌いになれない
どうすればいいの?

ハロー、ハロー、
もう二度と届けられないメッセージ
甘い甘い恋の模様残したまま
例えばいつの日か 痛みが消えたとしても
ハロー、グッバイ、
胸の奥 あなたが笑う


3.ラストワルツ

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

寂しさに気付いて、と
あるだけ投げ付けて
泣いていた言葉たち

らったった

届かない その想いも
あなたのせいにしては
求めてばかりいたこと
わからなかった

言葉にならない想いはいつも
本当は一番伝えたい事なのに

しゃらら しゃらら

教わりもしないで
誰かを傷付けるのはどうしてでしょうか

離さないと誓ってた手を離した後で
泣いている嘘つきは

らったった

まだ優しい匂いがする
服はぽいと捨てましょう
ふたりの時間染み込んで
落ちないから

最後の曲が聞こえてきたら
あなたにこの手をつかまえて欲しかった

しゃらら しゃらら

さよならの時間が
ふたりを素直にするのはどうしてでしょうか

言葉にならない痛みも全て
手をとり 終わらないワルツの調べにのって

しゃらら しゃらら

教わりもしないで
誰かを好きになるのは
どうしてでしょうか


4.バッテリー

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

愛想なしの文字列 何度やり取りしたってさ
寂しさ埋めたい私の役には立ってくれないな

“勝手にどこでも行けば ?
好きにしたらいいんじゃない“
あなたが言った「永遠」なんてないと 解ってたんだけど…

いつも笑ってたかった 二人一緒にいるだけで
あなたのひとつひとつのサインに
何の迷いもなくボールを投げてた

Don't tell me that you loved me,'cause now not anymore
ひとりでも 夜を越えなくちゃ
嘘になる約束はいらない
出会ってしまった日のことを今は
消してしまいたいから

いつから違ってた ?
お互い欲しがった未来は重なり合っていた そう思えたのに
これ以上投げられそうにないよ
わからない サインの意味も

嫌いになりたいあなたの全てを
優しい眼も腕もその笑顔も
「ふたりの明日」なんてもういらない
ぎゅっと抱いた強ささえ忘れたいんだ

Don't tell me that you loved me'cause now not anymore
ひとりでも 夜を越えなくちゃ
忘れたくない思い出よぎるから
心を 返して
あなたを二度と想えないように


5.ディーン

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

最低な自分が 今日もきみを傷つけた
不安や動揺の 原因のありか探して
テレビがわめいている

自由と傲慢を履き違えたぼくを
きみは救おうとしてたのに
右手で握手を 左手に拳銃を持って
曖昧な笑みを浮かべて
「傷つけられる前に」 そう思っていた

大切なものを
守る強さなんてぼくにはまだないだろう ?
“Dream as if you'll live forever
Live as if you'll die today”
本を閉じ目をそらした

この街で自由を手にしたけど ぼくは弱くて
選択も失敗も出来ず足がすくんでいたんだ
でも傍にいてくれた

もしもぼくらが産まれた瞬間から
何かの役割があるとして
本当は きみと笑顔でいれるなら
そんなものはどうだっていいんだよ

傷ついたっていいよ 覚悟をきめるよ

大切なものをまもることからはもう逃げ出さないさ
ひとりよがりの「自由」は もう必要ないんだ
きみと生きてけるなら

I wanna live as if I'll die today


6.あいのかたち

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

長いため息のあとの
沈黙がこわかった
低いエアコンの音が
二人の静けさを埋めてた

“夢を追うためのさよなら”
柔らかなきみの声
胸の深いところで何かが壊れていく

大人になるっていうことが
やせ我慢で笑うことなら
そんな嘘つきに ぼくはなりたくはなかった

愛したことも
傷つけあったことさえも
いとおしく思う日々は続いてくと信じていたんだ
失うのが怖くてただきみを責めた
あの日ぼくは幼すぎて
きみの笑顔を守れなかった

過ぎ去った日々の痛みを
時が押し流してく
今も残ってるのは優しい思い出だけ

大人になるっていうことが
自分だけを守ることなら
そんな弱虫に ぼくはなりたくなかったけど…

あれから きみと描いた未来の続きを
捨てられなくて 戻れない時ばかりを思ってた
失うのが怖くてただきみを責めた
あの日ぼくは幼すぎて
何一つ変われずにいたんだ

今はすこしわかるよ
さよならも二人の大切な愛の形

愛したことも
傷つけあったことさえも
いとおしく思う日々はまだずっと続いているんだ
どこかできみは夢を追い続けてるかな
思い出せば胸が痛いけど
きみの幸せをいまは願うよ


7.東京ラブストーリー

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

東京の空は狭いな
すぐに塗り潰せそうに見える
届かずに落っこちてった想いを
溶かせる広さもない

二人じゃ窮屈な部屋も
慣れてきたんだけど…

ずっと当たり前のように
傍に居られるだなんて思った
優しいその腕に甘えていたかったんだ

ベイビー、ベイビー
ふたりのドラマは いつでも同じ繰り返しで
ただ甘いストーリーをその先も演じてたいのさ
望んだままのハッピーエンドを信じてたから

あの坂道をのぼって
ひらける景色を きみと見たかった
けどふたり行くべき場所へ
一緒じゃもう進めない

しとしと天気雨
昨日見たあのシーンみたいで

ずっと当たり前のように
窓際並んだ揃いのグラス
寄り添ってるだけじゃ足りなくなっていたんだ

ベイビー、ベイビー
ふたりのドラマは 行き先をいつかなくしていた
切ないストーリーをその先も演じてたいのさ
それでもハッピーエンドだって信じてたから

ベイビー、ベイビー
弱虫なふたり
最終回は笑顔で「さよなら」
切ない結末のその先も愛していたいのさ
きみと望んでたストーリーとはちがっても

さよなら で 今日をはじめよう
最終回の後も続いていく
ほろ苦いストーリーをこの先も愛していくのさ
きみと過ごした景色がかわっていっても

ふたりのハッピーエンドだっていま思えるから


8.手紙

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

いまはもうない鉄道の窓にながれていたのは
生い茂る木々や花や海や空で
なんの不安も恐れもなかった

「思っていたよりも
生きてくのは大変でしょう?」
辛い日にはこっそり一人泣いてること
知ってるようなタイミングの電話

こちらは元気でやってるよ
そちらも元気でいますか?
転んで情けなく泣くこともあるけれど
この長い障害物競走を進むたび強くなれそうだから
いま手紙の代わりにこの歌をうたうんだ

今日の日をくれたこと、
本当にありがとう

メトロが私を乗せて走る
窓に流れていくのは大きな空や田んぼや畑じゃなく
暗いコンクリートと 不安な横顔

着々と家庭を築く同年代の友達を
羨ましくなってしまったり、焦ったり
そんな気持ちもなくはないんだけど…

こちらは元気で歩いてるよ
そちらも元気でいますか?
目指す場所はまだ遠いけどまっすぐに行けるよ
傷つくたびに優しくなれるならそれも悪くないよね

いま手紙の代わりにこの歌をうたうんだ
幸せを当たり前と思わないように

元気で進んでいくから
そちらも元気でいてね
「辛くなったら帰っておいで」あなたは優しいけれど
ずっと守り続けたい大切なもの見つけられたから

この街でこの夢をかなえるまで帰らない
ずっと信じた道を進んでいくよ


9.ペチカ

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

嫌になっちゃうくらい慣れた日々が
突然輝き始めた
好きだって気付いたその日から
空の色まで変わった

はりさけそうなくらい
鼓動があなたを呼んでてもう隠せない
ブレーキ壊れた自転車で坂を下るみたいに
加速してしまうよ

どうしてこんな突然に恋は胸叩き出すのだろう
何度でも そのやさしい声で私の名前を呼んでよ
ああ じれったい距離に胸焦がす
今夜はあなたに夢でもあいたいな

交差点 寄せる人の波の中
気がつけば探してる
同じ匂い鼻をくすぐれば
ちょっとだけ切なくなってしまう

ため息が積もる
あなたに会えない日は想いも行き場無くして
ブレーキ壊れたままじゃ あなたに届くまで
もうとめられないのに

どうしてこんな突然に恋は胸叩き出すのだろう
何度でも そのあったかい掌で私に触れていてよ
ああ じれったい距離に胸焦がす
今夜はあなたに夢で会えるかな

大人になって身につけた臆病さを
慎重さだと言い訳してたけど
もっとペダル踏んで ぐっとスピード上げてあなたと
まだ行ったことのない遠くへ

どうしてこんな突然に恋は胸叩き出すのだろう
何度でも そのやさしい声で私の名前を呼んでよ
もうごまかしたりはしないで
いますぐあなたに会いに行くから


10.ルーティーンワーク

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

僕らは繰り返す また今日を繰り返す
寝て起きて働いて あなたを思ってる
明日はいつも ぼんやり曇ってる
描けぬ未来は不安になるけど

僕らは繰り返した 迷いまた進んだ
産まれて生き抜いて また土へ還ってく
なんか足りないと 最期のときまで
誰かのせいにはしてたくないんだよ

ミュージックで綴るんだ
歌い 鳴らしてくんだ
僕らのルーティーンワークは 高らかなボレロだ
誰かと愛した確かな一歩が
つむぎ続ける僕らのメロディー

僕らは創るんだ
日々を鳴らしてくんだ
僕らのルーティーンワークは 高らかなボレロだ
踏みしめ愛した確かな一歩で
僕らの未来をいま拓いてるんだよ


11.Drawing

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

夕暮れの街 優しい景色に あなたは涙した
ごまかすように急にふざけた あの日の笑い声が
数えきれないほどの日々を塗り重ねたはずなのに
目を閉じれば まだ こだますように
聞こえるよ・・・・

もう届かない場所へ行った
あなたの温もりを覚えてる

出来るだけ遠くへ
逃げ出してしまいそうだったあの日
あなたがいたのなら
この世界も愛せそうだったのに

大切だって口ばっか いつも
私は自分勝手で
本当にあなたが辛い日も
何も出来ないでいたんだ
坂道は青空へのびる
あなたが去ってく前に
一度くらい素直に笑顔あげれたら良かった

もし今会えたとしたら
悲しい思いなんて させないのに

出来るだけ遠くへ
逃げ出してしまいそうだったあの日
あなたがいないなら
この世界を愛せそうになかった

春が来るたび胸を揺らす
バス停に震える桜
今にもその向こう側に
あなたの笑顔見えそうで
泣きそうなほど
鮮やかに

出来るだけ遠くへ
逃げ出してしまいそうだったけれど
あなたが描いてた
未来図とその続きを
描いてくから

この胸で 笑っていて


12.そらいろ

作詞:FREENOTE
作曲:FREENOTE

とてもとても 今日は月がきれいな夜で
できればいますぐ きみに見せてあげたくなった

大切なものはここにあると
傍に居るほどわからなくて
足りないものばかり数えた
寂しいぼくを きみが変えていく

春は曙
夏は宵
秋は夕暮れ
冬は早朝

きみが見上げるいくつもの空が
どんな時もきれいであるように

春は曙
夏は宵
秋は夕暮れ
冬は早朝

きみが見上げるいくつもの空を
いつの日も一緒に見れるように