ROBE

IKU ROBE歌詞
1.Pray ~祈り~

作詞:IKU
作曲:Barbarian On The Groove

木漏れ日の中をふたり歩いてたいつも
笑い合うことが当たり前のように

トモダチってことばその響きだけでずっと
そばに居られると思ってた何があっても

いつだって分け合った気持ちはまだここに
息づいているからあなたを信じるよ

逢いたいと願うからわたしは強くなれるよ
どんな暗闇でも止まない雨の中も

この声が風に乗り祈りが届くなら
あなたを取り戻せるその時まで

信じるって心手に入れたのならそれは
大切な人を守り抜く力になる

誰だって言葉にはできない優しさと
弱さを両手に明日を待ってるよ

抱きしめて抱きしめてとあなたの声が聞こえる
いつか笑い合ったその瞳が揺れる

覚えてる?思い出して祈りは時空を超え
明日へ導いてく光になる

祈りは届く両手伸ばして
辿りつく先あなたが居る

逢いたいと願うからわたしは強くなれるよ
どんな暗闇でも止まない雨の中も

この声がこの祈りが世界を包み込む
明日につづく記憶刻まれてく


2.疾走感

作詞:IKU
作曲:mo2

夏のプール冷たすぎて
心臓止まるかも!!って

おそるおそる胸にあててた
両手離してみたら きっと

なんだって わたしは いつだって
“何か”を怖れて

走り出せ 埋もれそうだ
蹴り上げたその脚に 迷いなどもうないから

飛び出した 頭ひとつ
泣き虫も弱虫も 顔を出すその前に

坂道から転げ落ちて
膝を擦りむいた夜

お風呂でギュウッと傷押さえてた
両手離してみたらきっと

どうしたって わたしは いつだって
“何か”を堪えて

探し出せ 手さぐりでも
ためらってうつむいている暇は もうないから

放り出せ かみつぶしてる
苦虫や癩の虫 舌を出すその前に

キットモットヒメラレタチカラガアルカラ

なんだって わたしは いつだって
“何か”を求めて

動き出す この世界が
狭くても広くても どこへでも行けるから!!

走り出せ 埋もれそうだ
蹴り上げたその脚に 迷いなどもうないから

さらけ出せ 気持ち全部
臆病虫はお邪魔虫 顔を出すその前に

パパラリルラ ルルリールラルル
パパラリルラ ルルリールラルル


3.ヒミツの鼓動

作詞:IKU
作曲:mo2

すべり込んだ暗闇
惑わせるよ その口唇

いつでも引き返せると 言い聞かせ
自分の正義を今日も壊してく

何もいらない一目会いたい
たったそれだけなのに
ありふれた経験 常識すべて
追い越してく

「失くすものなんてないよ」と
言えたなら どんなに楽かと
震える心で繰り返す

「帰る場所なんてないよ」と
笑う君を抱きしめてる
やがてくる朝に 怯えながら

笑わせるよ今夜も
痛み残す 心で

いくつ理由重ねても 会いたくて
ため息まじりに 現在を過ごしてく

瞳を閉じて 光遮るほどに
鮮やかになる
ありふれた日常 感情すべて
飲み込んでく

「失くすものなんてないよ」と
言えたならどんなに楽かと
震える心で繰り返す

「帰る場所はここだっけ?」と
笑う君を抱きしめてる
深い闇の中 紛れるように

何もいらない一目会いたい
たったそれだけの恋
ありふれた経験 常識すべて
追い越してく

「失くすものなんてないよ」と
言えたなら どんなに楽かと
震える心で繰り返す

「失くすものなんてないよ」と
言いかけた僕を見上げてる
にじんだ瞳が 哀しくて

「帰る場所はあっちだよ」と
笑う君に背を向けてる
透き通る朝に 消えるように…


4.花曇り

作詞:IKU
作曲:wight

花は咲きかけてる
まだ肌寒い日曜の午後
ふたり思い出の散歩道
ひとりで歩いてる

いま風に吹かれて
記憶が鼻先をくすぐる
微笑んでる あなたの顔
思わず 目を閉じた

いくつの出会いと 別れを繰り返しても
あなたは特別だから
きっとわたしは あなたを忘れるから
あなただけ 憶えていて

ずっと考えてる
もし もう一度会えたならきっと
わたし笑うんだ
最後は泣くしかできなかった

ねえ 時間が経てば
少しは薄れてゆくのかな?
まだわたしは ひとつひとつ
想いを手放せない

どうしてこんなに 心が求めるほど
あなたじゃなきゃダメなの?
それでもきっと あなたを忘れるから
あなただけ 憶えていて

つないでた右手は
まだポケットにしまったままで…

いま風に吹かれて
花雲揺れる空をみてる
微笑んでる あなたの顔
霞んで 目を閉じた

いくつの出会いと 別れを繰り返しても
あなたは特別だから
きっとわたしはあなたを忘れるから
あなただけ憶えていて

いつの日かあなたを
忘れるから
わたしだけあなたの中に…


5.セラフィム

作詞:IKU
作曲:mo2

助けて その声は
どんなに叫んでも
届かない 届かない
雲間からのぞいた 白い月を見上けて
ひとりため息つく

とおく羽ばたきたいと願いながら
やがて明ける空に怯えてる
いつか傷ついた心を見つめて
平気だよと強がってる

今風が吹いて
寄り添う木々は愛をうたい
涙に濡れた翼 やさしく撫でる
明日飛べるから
今は翼 丸める君に
いい夢を見なさいと
光か包んだ

信じて この声は
淡い眠りの中
聞こえてる?聞こえてる?
朝焼けの向こうに 光たたえた翼
ふわり 浮かび上がる

とおく呼ぶ声に目覚めた君は
それは“しるし”だと気づいている
飛べる その心を強く信じて
時が来たと顔を上げた

今 風が吹いて
寄り添う木々は愛をうたい
光り輝く 翼やさしく撫でる
きっと飛べるから
過去をふり返りそうな君に
前だけを見なさいと
明日へ導く

昨日流した涙 朝露に抱かれて
新しい光に照らされ
青く澄んだ 空に還る

今 風が吹いて
寄り添う木々は愛をうたい
光り輝く翼 やさしく撫でる
翼はためかせ
飛び立つ君が残す羽は
いつまでも柔らかな
光を描いた


6.光の詩

作詞:IKU
作曲:IKU

いつの間にか 見失った
信じる心や 愛する気持ち

切ないような哀しいような
わたしはいつでも ひとりぼっちで

差し出されてる 温かいその手に
触れることを ためらうわたしに 徽笑んだ

歩きつづけたこの道を いつかふり返る時がくるまで
あなたの手をにぎりしめて 色づく明日を祈りつづける

つなぎ合った手と手をみる
近くなった距離は ぎこちないけど

うれしいような 苦しいような
わたしはいつでも 苦笑いで

両手ひろげて やさしさも弱さも
抱きしめたい あなたがわたしに くれたように

歩きつづけたこの道を いつかふり返る時がきたとき
あなたか傍にいるならば 光の中へと歩いてゆける

笑顔の訳を失くしたなら伝えたいよ「ここにいる」と

歩きつづけるこの道は ときに果てしなく頼りないけど
まぶしい朝 揺れる様に 色づく明日を 祈りつづける