暫存

KAITO 暫存歌詞
1.千年の独奏歌(d.g.mix)

作詞:yanagi
作曲:yanagi

ひとり灰色の丘 乾いた枯草踏みしめて
思い巡らせる 空の彼方に
風に揺れる花びら 柔らかなあなたの微笑み
淡い記憶のかけら セピア色の向こうの幻

誰も知らない歌を奏でよう この身が錆びて停まろうとも
崩れかけた墓標に歌い続けよう あなたの残した歌を

この体は全て 作り物でしかないけど
この心はせめて 歌に捧げていよう

沈む夕陽に向かう 色あせたギターを片手に
響くこだまに踊る 影法師
擦り切れた指先は 光を鈍く照り返して
口ずさむメロディは 風に乗って空の向こうまで

かすかに軋む銀の歯車 響いてゆく鈍色の鼓動
ガラスの瞳に映るこの空は どんなまやかしだろう

この月の下で もうめぐり逢うこともないけど
この空に向かって 歌い続けていよう

あなたと出逢ったすみれの丘も
幾千の夜に灰色の亡骸

この体は全て 作り物でしかないけど
この心はせめて 歌に捧げていよう
この月の下で もうめぐり逢うこともないけど
この空に向かって 歌い続けていよう


2.時忘人

仕事してP feat.KAITO
作詞:仕事してP
作曲:仕事してP

華やいだ街に独り 時忘人は
くれない色に彩られた壁 背にして
行き交いし人など目もくれず 誰を待つ
古びた剣 右手に小さく祈り捧ぐ

長きに渡る戦も終わりを告げたというのに
彼等は何処にいる
未だ緑ひとつ生えぬ彼の地で戦い続けているのだろうか
僕は彼等を待つ

動いていた時が止まった 僕達は確かに其処にいた
風が凪いだ もう届かない 祈りは泡沫に消え逝くよう
聴こえていた声はもう無い 視えない障壁に絶えず遮られ
繋がっていた糸は絡まり 僕はただ動けず此処にいる

陽が沈み紅い月が 哀しげに浮かぶ
時に置き去られたまま 夜を繰り返して

共に支え合い 力合わせ戦い続けてきた
彼等は何処にいる
今も風の無い渇いた彼の地で 戦い続けているのだろうか
僕は彼等を待つ

戦ってきた記憶があった 背中預けてた仲間がいた
この街には僕だけがいる あの見慣れた顔は今何処に

失クシテタ 探シテタ
トテモ大切ナコトヲ…
僕が此処にいる意味を

動ケナイ ソノ理由ヲ
僕ダケガ違ッテイル
ずっと逆らい続けてきた事

止まっていたずっと前から 何ひとつ聴こえなくなってた
左胸に手を押し当てる 僕の心臓は もう
動カナイ

動いていた時が止まった 同じように僕も止まってた
風が凪いだ もう届かない 涙無く声も無く泣いてた
握り締めた一振りの剣 此処がきっと僕の居場所だと
誰ひとり気付くことなく 時を忘れただ彼等を待つ


3.Pane dhiria

新城P feat.KAITO
作詞:新城P
作曲:新城P

輝く星々の下に向かう人 薄暗い光を駆け抜ける
彷徨い螺旋階段を昇り行く 天国への門の前に立つ

手をかけた扉は開かれた 包み込む光
導く一筋の矢
少女に手を引かれた 舞台へ

Toerekunya en rai heya muhe.
Toya pahara para heya ryohe.
Para tyura「Pane Pane'ryotwurehe ryotsene beredore to raya to lu
herajya.
Para thuryoe parahamaha ryomasa.
To rafajya thurye hedora ryoka tobanehe.
Thie ryehe to mea meryo thue li「Pane…jya. Pane, jya! Pane
dhiria!!」

天使の歌声神々しく届く しかし神は怒り、地を荒らす
「我に今こそ美しい旋律を!」 私は竪琴に手をかけた

「神よ、聞くがいい!貴方の享楽の為、弾こう!!」
運命決める舞台 細い指先を研ぎ澄まさせ

Karyotse ne tera.
Kakato la hera.
Para to jyathima kurufe tse kakado thiya.
(哀れな貴方は知らない…)

Karyotse ne tera.
Kakato la hera.
Tsekuro fa neba nekuto ra fahetwu thia.
(悲歎の声…)

銀河の星が手を取り合って最後を迎える
音色に神は泣いた

祝福された大地の揺りかご 眠りに沈み
慰めの雨は止み
あるべき姿の 希望に満ち溢れた世に

包み込む闇夜の中で語り継ぐ どこまでも続く万聖節
(Pane! Pane! Pane! a-…)

Pane! Jya terathi herara.
Pane! Jya faryoma herye.
Pane! Jya farero tseryone tore tsere hene…


4.FLOWER TAIL

yuukiss feat.KAITO
作詞:yuukiss
作曲:yuukiss

追憶と忘却の波に 踵(かかと)を委ねては
鐘の音に向かうも やがて膝をつき崩れる

お互いの瞬(まばた)きが 聞こえるくらいの距離なのに
いつの間にか 幕は下りて 乾いた拍手が 鳴り響く

轍(わだち)に咲いた決断の花が
そっと表情を変える瞬間も
この孤独さえ愛おしいと嘯(うそぶ)いて
蹴散らせぬまま 途方に暮れる

朝露で目覚めを迎え 黄昏を見送る
あっけない歳月は 足跡ぐらいしか遺せず

粗筋も結末も 曖昧な舞台に立ち尽くす
それでもまた 幕は上がる
誰かと手をとり 踊りだす

枯れ葉に染まる夕去(ゆうざ)りの路で
今 離別の日々を偲(しの)ぶれど
その刹那さえ永遠に呑み込まれぬように
息を弾ませ 歩いてゆく

轍(わだち)に咲いた決断の花が
そっと表情を変える瞬間も
この孤独さえ愛おしいと嘯(うそぶ)いて
蹴散らせぬまま 途方に暮れる

枯れ葉に染まる夕去(ゆうざ)りの路で
今 離別の日々を偲(しの)ぶれど
その刹那さえ永遠に呑み込まれぬように
息を弾ませ 歩いてゆく

花の尾羽が 誘うままに

あゐやゐや あゐやゐやゐや
あゐやゐや あゐやゐや


5.万感吟遊(RARNG mix)

F.Koshiba feat.KAITO
作詞:F.Koshiba
作曲:F.Koshiba

空の紡ぐ朝日をたたえ
誰かが歓喜を記す

時の回す季節をなげき
誰かが憂いを綴る

乾く者が求めるままに
この声 惜しまず捧ぐ

旋律の杯 言葉の酒 飲み干して 放つ歌
癒す花にも 貫く剣にもなる

魂を 這う境界 隔てる全てを越え
Ah 遠く響けよ

覚めた人は軌跡を刻み
険しい旅路を進む

過ぎた街は記憶と朽ちて
わびしい平野に還る

映す瞳 染める心に
この声 あまさず捧ぐ

打ち鳴らす海 爪弾く空 奏でに 連ねる歌
巡り流れる青い世界に 光る

魂を 解く臨界 遮る全てを越え
Ah 深く響けよ

旋律の杯 言葉の酒 飲み干して 放つ歌
白い夢にも 赤い嵐にもなる

魂を ゆさぶる声 幾重も時代を越え
Ah とわに響けよ