夜光虫

KENJIRO 夜光虫歌詞
1.夜光虫

作詞:田久保真見
作曲:田尾将実

もっと上手に だましてくれたら
つかの間の夢と 割り切るのに
嘘が下手なひと だから憎めなくて
どうしたらいいか わからなくなる

暗い涙の海に浮かぶ この恋は
青い炎で 燃える夜光虫
いいのそれで いいのそれで
哀しい恋の方が 好きよ

もっと上手に 生きてゆけるなら
さらりと別れて 忘れるけど
愛されていると 今も信じたくて
もう一度だけと 抱かれたくなる

眠るあなたの肌に浮かぶ この汗は
夜が明ければ 消える夜光虫
胸のおくで 胸のおくで
静かに飼いならして 生きる

暗い涙の海に浮かぶ この恋は
青い炎で 燃える夜光虫
いいのそれで いいのそれで
哀しい恋の方が 好きよ


2.夕日が泣いてる

作詞:田久保真見
作曲:田尾将実

靴をそろえた屋上で 最後に1本たばこを吸おう
やめるやめると言いながら やめられなくて苦笑い
汚れすさんだ空見上げ 夕焼け小焼け口ずさむ
遠いふるさと あれきり話してない
親父は 元気だろうか

強くなれ 強くなれと 親父はいつも言っていた
死ぬことと 生きること
どちらが強いのだろう
夕日が泣いてる 真っ赤に泣いてる

友を信じて悔いはない 夜逃げの部屋には子供のおもちゃ
ハンコひとつのその重さ お人好しでも俺らしい
慣れない手紙 お袋へ ごめんと書けばあとがない
親不孝者 何度も泣かせてきて
旅行も 連れて行けずに

強くなれ 強くなれと お袋いつも笑ってた
弱虫の 俺だった
今でも変わらないのか
夕日が泣いてる 真っ赤に泣いてる

強くなる 強くなると 心でそっと呟いた
死んだ気で 生きたなら
俺にも明日(あす)は来るはず
夕日が泣いてる 真っ赤に泣いてる