さよなら

KUMACHI さよなら歌詞
1.さよなら

作詞:熊谷尚武
作曲:熊谷尚武

あれから僕が手にしたのは淋しさかもしれない
そんな気持ちを抱えたまま扉を開けてしまう

離れてゆく君のこころに何となく気付いてた
無理矢理笑って見せたのも 今思えば可笑しいね

すれ違う時間 どうしようもなく
届かない想い臆病になって言葉なくした

さよなら あの日、口にしたのは僕で
それは傷つくことから逃げてただけだろう
どうして 君を抱きしめられなかった?
それは自分の小さなプライドだった 壊せなかった

あれから君が手にしたのは幸せな家庭で
何故か焦りを感じたまま 煮え切らない想いで

偶然この前 君を見かけたよ
絵に描いた様な優しい笑顔に目を逸らした僕

さよなら あの日うつむいたまま泣いていたね
そこに感じてた愛しさは何だろう
別れ間際に言葉を飲み込んだね
それは君の小さなプライドだった 守れなかった

さよなら あの日背伸びしていた二人
だけど無邪気に笑って ぶつかり合えてた
釣り合いの取れない幸せの意味
今もずっと僕の大切な想い出として 心の奥に…


2.真夏の夜

作詞:熊谷尚武
作曲:熊谷尚武

暮れてゆく空にひとつ輝いたあの星は
何ひとつ変わらないね 忘れないよ あの日を

最後まで解けなかった どれくらい話したんだろう
愛の意味、そんな風に誤摩化してた 淋しさ

さよなら…
そんな一言が今でも胸をしめつける
恋を知った真夏の夜
月明かり優しい光が
うつむいた二人を照らした
君を知った真夏の夜

いつだって大事なもの失って気付くんだ
今だって変わらないな 素直じゃない性格も

さよなら…
そんな一言にいくつもの君が残ってる
怒った顔 笑った顔
疲れた心の隙間に
想い出は優しすぎるから
見上げた空 真夏の夜 寂しくて

さよなら…
そんな一言が今でも胸をしめつける
恋を知った真夏の夜
何故だろう君に逢いたくて
少しだけ声が聞きたくなった
遠い空の真夏の夜 もう一度…