→unfinished→

Kotoko →unfinished→歌詞
1.→unfinished→

作詞:KOTOKO
作曲:八木沼悟志

もっと早く… “君の場所”へ…
祈る声が木霊し続ける
痛み堪え進む意味を 探す現実(いま)
加速してく

(we are tossed by the waves of pain and tears
I'm tossed into the fray
tossed by various fortune
wake up your brain!
flashed in the sky
It's a burst of sensation)

“諦め”がくれた安楽 沈滞の世界
いつからだっただろう?
我の声も忘れてた
膝をつく僕に 君が差し出す景色
モノクロの朝が ふいに輝き始めた

-変わらずにいてと願うこと-
-変わりゆく時に生きる僕ら-
本当の声を…
言い得ぬ夢を…
君と繋がった空へ 響かせて!

もっと強く… この両手で
涙全て振り払えたら
“今度こそは…” つぶやく今と
傷さえも無駄にしない
いつか君が示す場所へ
薄い羽が焼かれようとも
脳の奥で口を開く
“真実”へ 加速してく

(we are tossed by the waves of pain and tears
I'm tossed into the fray
tossed by various fortune
wake up your brain!
flashed in the sky
It's a burst of sensation)

何を見ているの? 虚空 見据える瞳
凛とした肩がわずか 震えた気がした

ちっぽけで消えそうだけど
守りたいモノ 確かにあるんだ
虚像の街と 不安定な日常の中
信じられる物は ただ一つ!

もっと深く 感じさせて
動き出した心と心
自分の目で… そして、触れて
感覚を手に入れたい
何を求め 何を許し
いくつ抱え 進めば良いの?
目覚めかけの可能性を
たぐり寄せ 加速してく

僕のために泣いてくれた
その瞳を笑わせたくて
もっと近く… もっと深く…
熱を帯び 進化してく

もっと強く… この両手で
涙全て振り払えたら
“今度こそは…” つぶやく今と
傷さえも無駄にしない
もっと早く… 君のもとへ
たとえ羽が千切れようとも
歪む世界 走り抜けて
感覚のその向うへ
“真実”と 加速してく

(we are tossed by the waves of pain and tears
I'm tossed into the fray
tossed by various fortune
wake up your brain!
flashed in the sky
It's a burst of sensation)

(we are tossed by the waves of pain and tears
I'm tossed into the fray
tossed by various fortune
wake up your brain!
flashed in the sky
It's a burst of sensation)


2.サクラノアメモエギノヨ

作詞:KOTOKO
作曲:齋藤真也

またね…と差し出す君の手を
ウソだと知ってて握りかえす
季節ごとに色を変える 桜の木の下で別れた
信じてると言った言葉が
何より信じられなくなった
移ろうのは人の心
季節のせいなんかじゃなくて

サクライロの雨
この視界ごと濡らして
何もかもかき消して 終わらせて
強がる背中に羽を見た 今は昔
痛みだけ甦る
攫(さら)われて深く 永遠に続く川へ
木の葉のよう 手足さえ揺らめいて
何処へ行くのだろう?
天地の感覚も失ったこの三叉路をいつか見た気がして
立ち尽くした…

「オヤスミ」って閉じたやりとりも
律儀な君のせいでもう一通
優しい日々は脆(もろ)すぎて
花びらのように風に舞うよ
新しい靴を今日買ったよ。と 瞳を輝かせ笑う君に
何故か胸騒ぎ覚えた
あの日に戻れたら良いのに…

モエギイロの夜
少しずつ熱を帯びた
宵闇は感覚を狂わせて
聞こえないふりで眠りにつけば
幸せの呪文がまた甦る
願ってた 強く
これが夢だと言うのなら
覚めないで このままで終わらせて
命と言う名を誰かがつけた時計の秒針が
カタリと音をたて 叫んでいた

君の後ろ姿さえ 明日への希望に思えた日を
幻にしないように 瞼へと刻んだサヨナラ

サクライロの雨
この涙 塗りつぶして
もう二度と昨日など見ないよう
強がる背中が空を見てたのは確か
あの日々は輝いて
羽(は)が落ちた今も萌葱の風は吹くから
潤ませた追憶を羽ばたかせ
誠実と夢を心のつぼみと抱いて
立ち上がり見上げた三叉路で
雲が切れた…