若者

MASH 若者歌詞
1.夢追いの地図をひろげて

作詞:MASH
作曲:Master Elements・MASH

さよなら 昨日よ 街よ 友よ
大丈夫さ恐れずに立ち向かおう 見慣れてる街の中
俺は一歩を踏み出そう またいつか会えるから

黒色のアタッシュケース 脇に引きずり俺は出て行く
玄関扉 閉めたらしばらく 当分戻れないもぬけの殻
帰ってきたとき 花瓶の花は枯れているのだろうか
なんだか寂しい気持ちに浸ってる暇はないから置いていこう
いつも新しい始まりは胸がドキドキするけどさ
人はいつでも過去と未来の真ん中の「今」を生きていくよ
焦る必要はない 自分のペース生きろalive
いつかこの街で会えるさ 肩を並べて夜を明かそう

さよなら 昨日よ 街よ 友よ
大丈夫さ恐れずに立ち向かおう 見慣れてる街の中
俺は一歩を踏み出そう またいつか会えるから

春夏秋冬 風に吹かれ
さよならの数だけ生きて行こう 見慣れてる街を背に
俺は一歩を踏み出そう またいつか会えるから

空を見上げた 渡り鳥飛んでいた
「どうにかなるさ」 一人つぶやき タバコに火を付ける
真夜中の公園 夜の向こうで 何かが始まる予感がしているよ
毎日大袈裟過ぎるぐらいのドラマを期待してた
気弱なまでに幼きプライドを無闇に振り回して歩き
自由という言葉にとりつかれていつしかそれが不自由に思えたときに
俺はまたひとつ大人になるんだ

あの時 あの場所 あの瞬間
俺らは同じ夢を見ていた 変わり行く時の中で
変わらないもの 明日へと連れて行こう

さよなら ありがとう goodbye, myfriend
遠くで聞こえる電車の音
眠ってる街にやがて日が昇り 新しい朝が来る

見慣れてる街を背に俺は一歩を踏み出そう

またいつか会えるから


2.青年は荒野をめざす

作詞:MASH
作曲:RIMAZI・MASH

今は20世紀のなかごろか? いや21世紀のはじまりさ…

何も感じなくなったら終わりさ
そんな言葉を独りで吐き捨てて歩く
荒野の太陽は胸の情熱さえも渇かす
今日の俺は昨日の俺といったい何が違うのだろう
遠い空に夢を見たよ…

青年は荒野をめざし ひとり狼の眼で歩いてく
定説やカテゴライズに目もくれず
文明は感性鈍らし 大切なものどぶに捨てるのかい
青年は夜空にひとりつぶやいてた

何がそんなに気にくわねぇんだよ 皮肉なもんだぜ
世界はこんな広いのに俺とお前とがこうして本当に出会っちまうなんて
数ある選択肢の中 偶然選んだ実体すらねぇ
はたから見たらごみとかくず同然のものに毎日あくせく奮闘してさ
お前もどうせ笑っちまうだろう 笑えおおいに畑違いの坊主が
今日もいきがって歌うのさ青き狼の眼差しで
世界の平和とか宗教、神様、政治とか
だいどんでん返しの人生に本気で挑んでく俺はバカでありてぇ

気分は孤独のドンキホーテ 心のどこかじゃ相手なんねぇって
分かっているけど泣いてたって過ぎ去っていくのがこの世のさだめ
俺の人生、歴史上でまるで意味ねぇものかもしんねぇ
されど人生、地球上でたった一つの光り放つよ
あいつ終わった変わっちまった 違う大きな河を渡ったら
なぜだか遠くにお前が小さく見えた大きく手ぇ振ろう
俺は俺を信じていこうか I belive myself
いつか雨降りだった昨日が輝きだすぜ

青年は荒野をめざし ひとり狼の眼で歩いてく
定説やカテゴライズに目もくれず
文明は感性鈍らし 大切なものどぶに捨てるのかい
青年は夜空にひとりつぶやいてた

もしも例えば独裁国家の王様になって 戦争に負けた首吊り台で
最後に一言だけ言えるならば「家族に会いたい、よろしく言っといてくれ…」
きっとそうだよ そんなもんだろ 試しに神様俺で試すかい
心のモンスターを20年掛けて成長させて嫌いなやつから牢屋に入れよう
いいもん食べて いい酒飲んで 野望をいつでも心抱いてやる
人間なんてよ 順応しちゃえば終わりかなぁ
頭のハエがよ 今日またブンブンうるせんだ…

青年は夢を見ていたようだ 断片的かつリアルな描写
まるで俺の人生ではないか 独りでつぶやき歩き出す
シドヴィシャスのような口ぶりでふらふらになって歌った「マイウェイ」
フランク・シナトラ以上にしっくり聴こえる たいして毎日冴えねぇからさ
はっ、自分で自分を笑っちまうのさ
はっ、誰もがいつかくたばっちまうのさ
空に隠れてた月が顔を出し 夜道を照らしたら
希望の光りが一筋射した気がして俺また歩き出す

青年は荒野をめざし ひとり狼の眼で歩いてく
定説やカテゴライズに目もくれず
文明は感性鈍らし 大切なものどぶに捨てるのかい
青年は夜空にひとりつぶやいてた

今は20世紀のなかごろか? いや21世紀のはじまりさ…


3.世界が終わる

作詞:MASH
作曲:Master Elements・MASH

世界が終わる時君は何をして何思う
息がとまるほど君を抱きしめているのだろう きっと

満月の晩に見たこともない怪獣が現れた
メディアは途端にカメラ担いで現場に向かった テレビが映つした悲惨な様子
行く手を阻んだ戦車を操縦した軍隊を片足蹴り上げビルをかじり歩く
悲鳴と怒号が入り混じった いよいよ下った神の審判
偉い学者達も集められ ヤバイ事態を逆に楽しむ
イカレた連中を目の前に大統領いたって冷静に
カメラに向かって最後のメッセージ「皆さん、さようなら」

世界が終わる時君は何をして何思う
息がとまるほど君を抱きしめているのだろう きっと

お金をもっと豪快に使い 週三回は高級フレンチ
赤のフェラーリ ランボルギーニ乗りたかったのにさぁ…
交番に誰か火を付けた ごぉごぉと空に火柱が
なんだか僕は不思議な興奮を覚えてしまったよ…
今年は花見も行ってない 海水浴にも行けてない
紅葉狩りには毎年行ってない こんなことなら行っときゃよかった
読みかけの本を一冊とサバイバルナイフ 鞄忍ばすと
僕は外に出たんだ 月が不気味に笑ってたんだよ

世界が終わる時君がもし泣いていたならば
僕が飛ばす冗談で笑わせてあげるから

兄弟や家族に会いに行こう今日ならば言えるかも


4.BOB MARLEYのポスター

作詞:MASH
作曲:Master Elements・MASH

僕の部屋にはボブ マーリーのポスター
君の部屋にもボブ マーリーのポスター
はってる場所は違うけど心の場所は近くにあった

あれから何年たったろ 今も闘う姿勢はバッファロー
そうさソルジャー いつでものるかそるか 傷つきそのたび増えるかさぶた
油断できないぜ 理解できない法や理不尽が平気な顔で
今日もまかり通り行く僕らの街で…
誰かの格言どおりに生きたってきっとうまくはいかない
煮詰まって人のせいにしたりさ
いきがってツバを吐いた路地裏 僕だってもっと高く飛べるさ
いつも誰かをうらやむ事で安心していた心に突然
君がやってきたのは七月の夜

僕の部屋にはボブ マーリーのポスター
君の部屋にもボブ マーリーのポスター
はってる場所は違うけど心の場所は近くにあった

生まれた場所や育った場所 見てきた空は違ったけど
心の場所は近くにあった 赤い糸を辿って二人出会えた
君の青春 僕に随分 長い時間を費やしてくれたね
海の見える丘で いつか二人の家を建てよう

僕の部屋にはボブ マーリーのポスター
君の部屋にもボブ マーリーのポスター
はってる場所は違うけど心の場所は近くにあった

僕の願いはボブ マーリーのような政治や世界を変えるとかじゃないよ
例えば君が笑うだけで 僕の願いは一つ叶った


5.おめでとう

作詞:MASH
作曲:Master Elements・MASH

空の下、背伸びしてさ遠くに見えていた 随分遠くに思えてた場所に
今辿り着くのだろう お前の眼差しまっすぐ明日を見てた
友よ… おめでとう

幼馴染、やけに仲良い 古い写真の中に必ずお前がいる
出会ったのは今日からそう数えや何千日も日が暮れてた
西日が差し込むひとりの部屋であくびをなだめてた
レコードの針上げてあの日に聴いていた歌を部屋でかけよう
確かお前と小学三年生からの腐れ縁だでよ
酒飲みゃぁ長なる昔話 喧嘩もしたけどそれはわが身を知るのに
お互いちょうど良かった 子供だったのさ
どうよ?こんな曲 今日はお前を特別「君」って呼んでやる

今、君は世界で1番飾らない笑顔 喜びの涙こぼしていいんだ
素晴らしい日さ 続くよストーリー 溢れる光を1つに集め歌うから
聴いてよ おめでとう

心に正直な言葉を選んで歌うから
心の扉をノックしよう カーテンを開けて聴いてくれ
お前は誰だ? 自分が誰か知るよりも先にわかったのさ
空は晴れさ 雲もないさ 青い芝生に寝転んだ午後…
トンボかけてた夏のグランド 俺がレフトでお前がサード
膝が破れたお揃いのユニフォーム 白い歯見せておどけて逃げた
あの日は2度と戻らないけど戻れないこその輝ける日々さ
風が吹いていた あの日と同じ空の匂いがした…

今、君は世界で1番飾らない笑顔 喜びの涙こぼしていいんだ
素晴らしい日さ 続くよストーリー 溢れる光を1つに集め歌うから
聴いてよ おめでとう

Hey friend 今日はみんな君におめでとうを言いに来たんだ…

今、君はこの世界永遠の愛を知るんだ
空、天使が舞い降りた恋の矢で愛を射るんだ…

今、君はこの世界永遠の愛を知るんだ…


6.青春

作詞:MASH
作曲:Master Elements・坂本夏樹・MASH

夢や奇跡だとかを信じてる 青が綺麗な空を泳いでく
青春を乗せた自転車は走る 汗が風にこぼれる夏の詩よ…

「だから言ったじゃん、今日は遅刻ができない
昨日の寝る前あれほど言ったじゃん」
「そんなことは知らないわ、あんたがしっかりすればいいだけの話」
シャワー浴びてすぐ寝ぐせなおし 今頃目覚ましが鳴っていた
外に出ると太陽は憎たらしいほど晴れていた
かばん自転車のカゴに投げ込み 坂道登る姿は立ちこぎ
通学バスに揺られるあの子に 見られたくない姿だぜ
風が吹いてた 揺れる夏草 蝉が鳴いてた
入道雲沸き上がる空の中 僕は行く

夢や奇跡だとかを信じてる 青が綺麗な空を泳いでく
青春を乗せた自転車は走る 汗が風にこぼれる夏の詩よ…

腕っ節にいくら自信があるからって まさか先輩を殴るなんてさ
お前は正義の為って言うけど あきれてものも言えなくなる
顔中たんこぶあざだらけ 真実知るのは仲間だけ
あぁ大人たちは呆れて笑うけど お前はまさに英雄だぜ
落書きだらけの教科書 材木置き場や駐車場
オーリー決めたスケートボード カラオケ通った放課後
いつか忘れてしまうだろう 真夏の風が運んだ今日
あぁ自分勝手が肩で風切る青春さ

夢や奇跡だとかを信じてる 青が綺麗な空を泳いでく
青春を乗せた自転車は走る 汗が風にこぼれる夏の詩よ…

何気ない一言に胸を傷つけられたのかい?
「表出ろ馬鹿、お前!」そんな柄でもないから黙ってる…
悩み事とか全てに軽い頭を抱えてた
表出れば夏の太陽 僕を笑って言う「空を泳ごう」

夢や奇跡だとかを信じてる 青が綺麗な空を泳いでく
青春を乗せた自転車は走る 汗が風にこぼれる夏の詩よ…

夜は綺麗な花火があがってた 浴衣姿が町に溢れていた
窓の鍵は開けておくよ 君が孤独で寂しくないように


7.七月六日

作詞:MASH
作曲:Master Elements・坂本夏樹・MASH

もう何年も見ていないだろう 満天の星の川
おりひめとひこぼしも何でこんな梅雨時を選んだの
ベランダの窓の外 今日も土砂降りだったよ
玄関で「ただいま」と言ったら 聞こえてきた「おかえり」
黄色の傘を肩で持って 水たまりの中わざと飛んだ
ほっぺた強くつねられて泣いた お姉ちゃんなんか大嫌いさ
雨音に耳を澄ましてたらこんな歌 体だけが大きくてなんか窮屈さ

細い細い坂道を 覚えてるだけを集めてく
「明日は七夕よ… 晴れると良いわね」と母が言う

短冊に願い書いて 七夕の竹飾った
教室の隅 色とりどり ピンクに黄色 青や緑
パイロットや野球選手とか夢は叶ったかな
お花屋さん ケーキ屋さん 夢は叶ったかな
ネオンサインの向こうに広がる星空を
僕は時々心で思って見上げるよ

細い細い坂道を 覚えてるだけを集めてく
「明日は七夕よ… 晴れると良いわね」と母が言う
長い長い坂道を もらって捨てての繰り返し
「明日は七夕よ… 晴れると良いわね」と母が言う

ステレオのヴォリュームを絞って どこかの国の科学者気取って
夜だというのに入れたコーヒー あと数時間もすればMorning
僕は何を見つけようというの 果てしない宇宙 散らばる無数の
名前すらない星屑に夢や思い出を

静かな夜に風が吹いてた 傘を差すほどじゃないけど小雨が降る
祈りの他に何があると言うの 縁側の先揺れてたてるてる坊主

ずっと昔に燃え尽きたはずの 今まで見えなかった光うけとるよ
きっと難しいことなんかないさ 見上げた町の空に今星が見える

月火水木金土日 明日が天気になるように

誰もが願っているように 誰もが生きてるこの地球に


8.カラス

作詞:MASH
作曲:RIMAZI・MASH

カラスよ 校舎の屋上 タバコふかした時に飛んでた
バカヤロー 遠くの空落ちてく夕日に向かって叫んでた
バカヤロー バカヤロー

俺とお前はいつでもつるんでた 俺はお前が自慢でさ
後輩達もお前にらまれたら縮み上がってた 蛇ににらまれた蛙
突拍子もねぇことばかり ひょっとしてとかそうならねぇ
いきなりアクセル ベタ踏み全開 地元のアダ名は「イカレタ先輩」
おいまじかよ訳分からんぜ、同じ仲間だぜ昨日まで
「裏切りチクったその代償さ」思い切り殴って土下座させてた
誰が見たって正気の沙汰じゃなかった お前の横顔から
なぜか漂う淋しさを 俺は知っていた

カラスよ 校舎の屋上 タバコふかした時に飛んでた
バカヤロー 遠くの空落ちてく夕日に向かって叫んでた
バカヤロー バカヤロー

残り一本になってたタバコをまわして二人で分けあった
ガードレールの背中もたれて からになった財布 空に向けて投げた
工場から昇った煙 川沿い土手 歩く野良犬
悔し涙があふれ出るチクショウ 砂利にこぼれ落ちる淡き夢よ
夕暮れ空が赤く落ちれば 二人足元 影を落としてた
針がとんでるLPレコード 同じ場所から一歩も進まねぇ
そんな風に思っていたろ 今ここに来て何を思う
空にあき缶蹴飛ばした 乾いた音が町に響いてたぜ

空を見ろよ 今日も真っ赤に落ちてくぜ
涙拭けよ もう一度

カラスよ お前探しているものはこの町にはもうないさ
もう一度 もう一度だけ もう一度だけでも翼広げ
空を見ろ

カラスよ 校舎の屋上 タバコふかした時に飛んでた
バカヤロー 遠くの空落ちてく夕日に向かって叫んでた
バカヤロー バカヤロー


9.助手席に乗り込めよgirl~星降る夜に~

作詞:MASH
作曲:RIMAZI・MASH

今僕らの空 流れ落ちた
一滴の光 願いごと間に合うかな
ひとつしかない夜 探しに行こうか
車なら僕が出そう 乗り込めよgirl 助手席に

思えば昨夜も同じような 夜風が扉をノックしていた
分かっていたけど気分が乗らない日だってあるんだ僕にもさ
今夜はどうやら気分がよくって特別なこと起こりそうな
胸騒ぎの今サナギが羽をつけた蝶々に
偶然そのとき着信さ なんだか運命感じたよ
いまから暇なら海に行こうよ 以前にあなたも言っていただろ
「私の地元にもとっても綺麗な海がある
キラキラグリーンなエメラルド とってもすてきな町なのよ」
おやつとアイスキャンディーもばっちりクーラーボックス詰め込んで
10時とちゃんと3時になったら2人でたっぷり半ぶんこ
何万何千個の星が歌いだすような晴れた夜空の下目指して

今僕らの空 流れ落ちた
一滴の光 願いごと間に合うかな
ひとつしかない夜 探しに行こうか
車なら僕が出そう 乗り込めよgirl 助手席に 助手席に

夜風が運んできたメロディー 耳元で君がささやく
波音に誘われ居眠り ヤシの実が揺れるメトロノーム

今僕らの空 流れ落ちた
一滴の光 願い事間に合うかな
ひとつしかない夜 探しに行こうか
2人ならどこまでも走れそうさ

今僕らの空 流れ落ちた
一滴の光 願い事間に合うかな
ひとつしかない夜 探しに行こうか
車なら僕が出そう 乗り込めよgirl 助手席に 助手席に

Step by, step hey!ヒールじゃうまく踊れないぜ
Step by, step hey!体を僕に預けてくれ
Step by, step hey!ヒールじゃうまく踊れないぜ
Step by, step hey!体を僕に預けてくれ
Step by, step hey! ...


10.so long

作詞:MASH
作曲:Master Elements・MASH

限りある人生 時間の中で 左向け左たまに右ならえ
それでもひとつの真実 そいつをいろんな角度で信じる力
人間以外にあるのでしょうか 悩みは尽きない歩こうそうさ
僕らに明日がまだあるなら 笑える未来はこの手の中
あの人がきっと言いたいことは ゆっくりでもいい伝えろ言葉
心の中に隠してるメッセージ 今から僕に取り出して見せて
今から僕に取り出して見せてよ…

闘い争う男 家族のために身を削る女
子供のために狩りをするライオン 子供を産んで死んでゆくサーモン
その意味は この耳が その目が その口が
伝える 伝わる 繋がる その先の明日へ
夜空の下へ 誰かが誰かを愛する今へ
僕は知ってるよ君の笑顔を だけど知れないよ君の心は
無言の中に隠してるメッセージ 今から僕に取り出して見せて
今から僕に取り出して見せてよ…

足りないパズルのピース Needs 必要だから探してるリーズン
必要なければすぐに壊して またすぐ作るよお金を出して
商業主義に食べられたアート 諸行無常なら今がスタート
意味を持たすからいつか飽きるよ 飽きられて終わり 諦めの隣
飼いならされてた野性の心 今取り出して磨いてたところ
心の奥に隠してたメッセージ 今から僕が取り出して見せよう
今から僕が取り出して歌うよ…


11.月に吠える

作詞:MASH
作曲:Master Elements・RIMAZI・MASH

月に吠えるロクデナシ 迎えに行くよ
車に乗り込んで東谷橋渡れば 遠くの空 浮かんでた
切なくて 哀しみは昨日からもやって来るのでしょうか

僕は気付かぬうちに この部屋の王様になっていたみたいさ
ただ自分が被害者ぶって傷つきたくなかっただけだろう
優しさで伸びしろ作って やらしさが乗り切ろうとしてる
真実のことを言えない僕の歌がまた街で聴こえてきた
遠い昨日の方から
値札を付けた豪華なものにしか憧れない安いタマシイを連れてきた
どうか笑ってくれよ
頷かれたりしちゃったら僕はもう君にあわせる顔がないから
薄暗い街に 朝が訪れる前に もう一度 探しに行こう なくしかけたものを

月に吠えるロクデナシ 迎えに行くよ
車に乗り込んで東谷橋渡れば 遠くの空 浮かんでた
切なくて 哀しみは昨日からもやって来るのでしょうか

飲み終えた缶コーヒー 煙草を投げ込む音が聞こえたぜ
商品になっちまった脳みそでもまだ分かることは一つぐらいあんだぜ
自分に酔ってるだけの猿が街にはウヨウヨしていたろ
嫌気がさして出て行ったお前はやっぱ一番正しいよ
思い出の中に今 目を覚ました泣き虫
懐中電灯で照らせば 揺れる光りの先で

夢を見てた僕たちが 辿り着く場所
探していたものなんてなかった 馬鹿だな まだやれるさ

月に吠えるロクデナシ 迎えに行くよ
車に乗り込んで東谷橋渡れば 遠くの空
雨が来る 雨が降る 僕はまた きっと良い事があると信じて