HANABI

Mr.Children HANABI歌詞
1.HANABI

作詞:Kazutoshi Sakurai
作曲:Kazutoshi Sakurai

どれくらいの值打ちがあるだろう?
僕が今生きているこの世界に
すべてが無意味だって思える
ちょっと疲れてんのかなぁ

手に入れたものと引き換えにして
切り捨てたいくつもの輝き
いちいち憂いていれるほど
平和な世の中じゃないし

一體どんな理想を描いたらいい?
どんな希望を抱き進んだらいい?
答えようもないその問いかけは
日常に葬られてく

君がいたらなんていうかなぁ
「暗い」と茶化して笑うのかなぁ
その柔らかな笑顏に觸れて
僕の憂鬱が吹き飛んだらいいのに

決して捕まえることの出來ない
花火のような光だとしたって
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
僕はこの手を伸ばしたい
誰も皆 悲しみを抱いてる
だけど素敵な明日を願っている
臆病風に吹かれて 波風がたった世界を
どれだけ愛することができるだろう?

考えすぎで言葉に詰まる
自分の不器用さが嫌い
でも妙に器用に立ち振舞う自分は
それ以上に嫌い

笑っていても
泣いて過ごしても平等に時は流れる
未來が僕らを呼んでる
その聲は今 君にも聞こえていますか?

さよならが迎えに來ることを
最初からわかっていたとしたって
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
何度でも君に逢いたい
めぐり逢えたことでこんなに
世界が美しく見えるなんて
想像さえもしていない 單純だって笑うかい?
君に心からありがとうを言うよ

滯らないように 搖れて流れて
透き通ってく水のような
心であれたら

逢いたくなったときの分まで
寂しくなったときの分まで
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
君を強く燒き付けたい
誰も皆 問題を抱えている
だけど素敵な明日を願っている
臆病風に吹かれて 波風がたった世界を
どれだけ愛することができるだろう?
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回


2.タダダキアッテ

作詞:Kazutoshi Sakurai
作曲:Kazutoshi Sakurai

ディカプリオの出世作なら
さっき僕が録画しておいたから
もう少し話をしよう
眠ってしまうにはまだ早いだろう

この星を見てるのは
君と僕と あと何人いるかな
ある人は泣いてるだろう
ある人はキスでもしてるんだろう

この世界に潜む 怒りや悲しみに
あと何度出会うだろう それを許せるかな?
明日 もし晴れたら広い公園へ行こう
そしてブラブラ歩こう
手をつないで 犬も連れて
何も考えないで行こう

左の人 右の人
ふとした場所できっと繋がってるから
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ

子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
でももしも被害者に 加害者になったとき
出来ることと言えば
涙を流し 瞼を腫らし
祈るほかにないのか?

ただただ抱き合って
肩叩き抱き合って
手を取って抱き合って
ただただただ
ただただただ
ただ抱き合っていこう

子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
でももしも被害者に 加害者になったとき
かろうじて出来ることは
相変わらず 性懲りもなく
愛すこと以外にない

ただただ抱き合って
肩叩き抱き合って
手を取って抱き合って
ただただただ
ただただただ
ただ抱き合っていこう

戦って 戦って
誰がため戦って
戦って 誰 勝った?
誰がためだ? 誰がためだ?
誰がため戦った?


3.夏が終わる~夏の日のオマ一ジュ~

作詞:Kazutoshi Sakurai
作曲:Kazutoshi Sakurai

夏の終わりの少し冷えた空氣が
人懷かしさを運んでくる
強い日差し 蟬の聲
陽炎 花火 波の音 寢苦しい夜

ビ一チハウスはもう取リ壞され
ただの木材へと姿を變える
期待したことなど何ひとつ起きなかったな
まだあきらめてないけど

夏が終わる
ただそれだけのこと
なのに何かを失ったような氣がした
普通の日々に引き戾されることが
たまらなく寂しく思えた

きれいごと並べて 理想を押し付けて
異見されると無愛想になってた
君にとって何よリも一番暑苦しかったものは
僕だったんじゃないかな

夏が終わる
それと似たようなもの
分かったようなこと言って誤魔化した
孤獨な僕とまた向き合っていくことも
大事なステップと言い聞かせて

夏が終わる 大好きな夏が終わる
まるで命が萎んでくような氣がした
普通の日々に引き戾されることが
たまらなく寂しく思えた
孤獨な僕とまた向き合っていくことが
泣きたいほど悲しく思えた

夏が終わる