旅立ちの唄

Mr.Children 旅立ちの唄歌詞
1.旅立ちの唄

作詞:櫻井和壽
作曲:櫻井和壽

怖がらないで
手當たり次第に燈り點けなくても
いつか 一人ぼっちの夜は明けていくよ
轉んだ日は はるか遠くに
感じていた景色も
起き上がってよく見ると
なんか辿り著けそうじゃん

君の大好きだった歌
街に流れる
それは偶然が僕にくれた
さりげない贈り物
Ah 旅立ちの唄
さぁ どこへ行こう?
また どこかで出會えるね Ah
とりあえず「さようなら」
自分が誰か分からなくなるとき
君に語りかけるよ
でも もし聞こえていたって
返事はいらないから…

大切なものを失くして
また手に入れて
そんな繰り返しのようで
その度新しくて
「もうこれ以上 淚流したり
笑いあったりできない」と
言ってたって
やっぱり人戀しくて

今が大好きだって
躊躇などしないで言える
そんな風に日々を刻んでいこう
どんな場所にいても

Ah はじまりを祝う歌う最後の唄
僕は今手を振るよ Ah
悲しみにさようなら
疲れ果てて足が止まるとき
少しだけ振り返ってよ
手の屆かない場所で
背中を押してるから

Ah 旅立ちの唄
さぁ どこへ行こう?
また どこかで出會えるね Ah
とりあえず「さようなら」
自分が誰か忘れそうなとき
ぼんやり想い出してよ
ほら 僕の體中
笑顏の君がいるから

背中を押してるから
でも返事はいらないから


2.羊、吠える

作詞:櫻井和壽
作曲:櫻井和壽

僕らの現狀に取り立てた變化はない
いいこと「49」
嫌なこと「51」の比率
あまり多くの期待を
もう自分によせていない
ときどき褒めてくれる人に出會う
それで十分

服著た犬は鏡の前
何を思うのだろうか?
ここ2、3日は
そんなことを考えている

狼の血筋じゃないから
いっそ羊の聲で吠える
「馬鹿みたい」と笑う君に
氣付かぬ振りしながら

僕らの信條は50/50だったよね
でもいつしか撲の
愛情だけが膨らんでた

絡めた指に效力(ちから)はない
それを分かってても
自らほどく勇氣もない
まま過ごしている

毆られたなら もう片一方の頰を
差し出すように
潔く生きれたなら
どんなにか素敵だろう
誰かが開けた扉
閉まらぬそのうちに通り拔ける
こんな いやらしい習性に
頭を搔きながら
少し憎みながら

毆られたなら もう片一方の頰を
差し出すように
潔く生きれたなら
どんなにか素敵だろう
狼の血筋じゃないから
今日も羊の聲で吠える
「馬鹿みたい」と笑う君に
氣付かぬ振りしながら
少し憎みながら
深く愛しながら


3.いつでも微笑を (from HOME Tour 2007.06.15 NAGOYA)

(from HOME Tour 2007.06.15 NAGOYA)
作詞:櫻井和壽
作曲:櫻井和壽

狹い路地に 黑いス一ツの人達
急な不幸がその家にあったという
命は果てるもの
分かってはいるけど

何もかも思い通りになったとしても
すぐ次の不滿を探してしまうだろう
決して滿たされない
誰かが傷付いても

いつでも微笑みを
そんな歌が昔あったような
今こそ その歌を
僕達は歌うべきじゃないかなぁ

いつでも微笑みを
そんな歌を今日も歌っているんだ
悲劇の真ん中じゃ この歌を
意味をなくしてしまうかなぁ

もし僕がこの世から巢立って逝っても
君の中で僕は生き續けるだろう
そう思えば何とか
やっていけそうだよ

やっていけそうだよ

いつでも微笑(えみ)を
そう いつでも微笑を