30

Ms.OOJA 30歌詞
1.30

作詞:Ms.OOJA
作曲:soundbreakers

「僕らはやり直せるだから今は距離を置こう」
困ったような笑顔で君がついた 最後の嘘
戻れない時の中で 日に日に増えてく
後悔と消せない思い ずっと閉じ込めたままで

「愛してるよ」と 迷わずに言えたら
何も恐れないで その胸で泣いていたなら
今も心は 君のそばでずっと
何もなくさないで いつまでも笑ってたかな
愛した日々を忘れないでね
今はまだここから見送ってる

「さよなら またどこかで会える日まで元気でいて」
鏡の中つぶやく その笑顔は 痛いくらい
通りゆく街の中で 君の面影を人ごみに探してるんだよ
一人立ち止まったまま

「愛してたよ」と 君からの言葉が
ずっと消えないまま この胸で震えているよ
あとどれくらい 涙流したなら
君と過ごした日を思い出に変えてゆけるの
大切だから忘れたくない たとえ心が壊れそうでも

「愛してるよ」と 言葉じゃなくたって
いつも感じてたよ ぬくもりを思い出してる
きっと心は 寄り添っていたから
やっとひとつだった 半分は君だったから
こんなに苦しくて息もできなくて
でもそれ以上に幸せをくれたこと
愛した日々を忘れないように今は振り向かずに歩いてく


2.優しい雨

作詞:Ms.OOJA
作曲:Ms.OOJA・Ryosuke“Dr.R”Sakai

天気予報は正しかった垂れ込める雲を見上げた午後
「荷物になるから傘は嫌い」 あなたの言葉が不意に浮かぶ

空から降りてきた一粒が
私の頬にそっとたどり着いた
人々はそれぞれとりどりの
花を咲かせ歩き出す

私は何も持たずに立ちつくしている
暖かな雨に 打たれながら
嘘も涙も罪も 洗い流して
あなたに会いに行けたら

蕾は咲くことを諦めて うつりゆく景色を眺めてた
限りある時間とは知っても どこにも行けないと震えてた

止むことを忘れた一粒は
アスファルトを黒く染めたあと
足早に過ぎ去る人々の影に
悲しみを落とした

私は愛も知らず 待ち続けている
暖かな雨に 願いながら
過去も迷いも捨てて あなたのためにもっと
生きていけたのなら

限りない地平線の向こう 繋がってる空の下で
あなたの腕に抱かれるように この心優しくて

私は何も持たずに立ちつくしている
暖かな雨に 打たれながら
嘘も涙も罪も 洗い流して
あなたに会いに行けたなら

私は愛も知らず 待ち続けている
暖かな雨に 願いながら
過去も迷いも捨てて あなたのためにもっと
生きていけたのなら


3.紫陽花

作詞:Ms.OOJA
作曲:Ms.OOJA

一分一秒毎日は ドラマで見たような 展開もなくて
ただただ 淡々と過ぎていく まあ そんなものだよね

どこかで聞こえる 花火の音
一瞬白くなる 夜空
思い出す いつかの夏祭り

どんなに望んでも うまくいかない時もある
だけどさ 死ぬほど 頑張れた自分がいる
それだけで充分だよ

ボロボロ疲れて傷ついて それでも笑ってバランス取ってる
消化出来ないストレスは また明日に持ち越しだ

何も聞こえない 空っぽの部屋
紛らわすだけの テレビ
忘れられた あの日の約束

どんなにあがいても 打ちのめされる 時もある
それでも 何度も 立ち上がってきたんだから
その傷は勲章だよ

どこにも行けない ベッドの上
青白く光る ケータイ
簡単に孤独をごまかして

どんなに叫んでも 伝わらない時もある
悔しい 思いなら 何度でもバネにして
乗り越えてきた日々を 誇ろう

傷つき傷つけ 涙さえ枯れる日もある
それでもあなたが そこにいるそれだけで
それだけでタカラモノ それだけでタカラモノ


4.シルエット・ロマンス

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお

恋する女は 夢みたがりの
いつもヒロイン つかの間の
鏡に向って アイペンシルの
色を並べて 迷うだけ
窓辺の憂い顔は 装う女心
茜色のシルエット
ああ あなたに 恋心ぬすまれて
もっと ロマンス 私に仕掛けてきて
ああ あなたに 恋もよう染められて
もっと ロマンス ときめきを止めないで

あなたのくちびる 首すじかすめ
私の声も かすれてた
無意識にイヤリング 気付いたらはずしてた
重なり合うシルエット シルエット
ああ 抱きしめて 身動き出来ないほど
もっと ロマンス 甘くだましてほしい
ああ 抱きしめて 鼓動がひびくほどに
もっと ロマンス 激しく感じさせて

ああ あなたに 恋心ぬすまれて
もっと ロマンス 私に仕掛けてきて
ああ あなたに 恋もよう染められて
もっと ロマンス ときめきを止めないで