アースダイバー

NOVELS アースダイバー歌詞
1.アースダイバー

作詞:竹内真央
作曲:竹内真央

僕らの時間が誰かに
買わされたものなら 覚えていない
その代価は何を支払ったのだろう
終わらない命かな背中の翼かな

どちらにしても今更で
悩む時間も残り時間を使うけど
限りがなきゃいけない理由を
思い出せ すぐに忘れちゃう鼓動

永遠じゃない
そんなこと言われなくたって分かってること
出会えたものもいつか失くすんだ僕らは

僕らの言葉が誰かを
傷つけていないかと不安に思うのは
僕らは言葉で誰かを
救えることがあると信じ始めたから

空っぽになるくらい泣くと
この声が上手く出せなくなるのは
限りがある重大さを
身体が思い出すからだろう

永遠じゃない
そんなこと言われなくたって分かってるけど
出会えたものに何が伝えられるかな

飛べもしないのに
欲張りは終わらない瞬間を願ったりする
あなたと共に同じ星を見上げられたから

いつかまた僕らの
時間が止まってしまうこと
それを忘れたりしないまま
いつまでも隣にいられたらな

永遠じゃない
そんなこと言われなくたって分かってるけど
出会えたものに何が伝えられるかな

飛べもしないのに
欲張りは限られた命を運んだのだろう
あなたと共に始まりを見るために
そしていつか来る終わりを確かめるために


2.帆船の透明度

作詞:竹内真央
作曲:竹内真央

夜の片隅から
よるのかたすみから

帆を張るベッドの船
ほをはるベッドのふね

明らかに 定員オーバーなのに 永遠を願った僕らを
あきらかに ていいんオーバーなのに えいえんをねがったぼくらを

電気でんきスタンドが 照らしてた頃
でんきスタンドが てらしてたころ

何が君に あったか
なにがきみに あったか

僕らは 聞けなかったけど
ぼくらは きけなかったけど

昼間汚したシャツのこと 指差して笑い合った時も
ひるまおしたシャツのこと ゆびさしてわらいあったときも

泣いてる心に 気付いてたよ
ないてるここ ろにきついてたよ

悲しみの 底で笑った
かなしみの そこでわらった

あの時の 君の強さが
あのときの きみのつよさが

突き刺さった ままの心で
つきささった ままのこころで

歩いていけたらどこまで 行けるのかな
あるいていけたらどこまで いけるのかな

目には見えないもの それこそ大切なものなんだってさ
めにはえないもの それこそたいせつなものなんだってさ

傷ついてしまうことなんかより 本当に怖いのは
きずついてしまうことなんかより ほんとうにこわいのは

痛みを見失ってしまうことだったんだね
いたみをみうしなってしまうことだったんだね

悲しみの底で笑った あの時の君の強さが
かなしみのそこでわらった あのときのきみのつよさが

突き刺さった ままの心で
つきささった ままのこころで

歩いていけたらどこまで 行けるのかな
あるいていけたらどこまで いけるのかな

誰もが抱える弱さをいつか許せたらな
だれもがかかえるよわさをいつかゆるせたらな

大丈夫なにも 心配ないよと
だいじょうぶなにも しんぱいないよと

君に 今なら 言えるのかな
きみに いまなら いえるのかな

あの日の 船にもう 乗れないこと
あのひの ふねにもう のれないこと

いつかは それさえ 忘れちゃうこと
いつかは それさえ わすれれちゃうこと

過去にも 未来にも いられないのはきっと
かこにも みらいにも いられないのはきっと

今君と 笑うために
いまきみと わらうために

今君と 笑うために
いまきみと わらうために

今君と 生きるために
いまきみと いきるために