-CREATURES-

PIERROT -CREATURES-歌詞
1.CREATURE

作詞:キリト
作曲:キリト

闇の裂け目からはいだした時
溢れる光はこの身を拒絶した

醜い素肌を隠しもせずに
手足を振るわせ激しく泣き叫ぶ

かすれきった声で自由をせがむ
色のない瞳の人ごみにまぎれた

無表情な愛しい人よ
どうかまだ狂わずにいてね

剥がれ落ちた“理性”という名のぬけがらを今ここに置いていこう
さらけ出した神経にもっと感じたい君の中に潜んでる“怪物”を

無感情な愛しい人よ
どうかまだ狂わずにいてね
地獄へ堕ちていくしかない
僕の姿を見つめていて

剥がれ落ちた“理性”という名のぬけがらを今ここに置いていこう
さらけ出した神経にもっと感じたい君の中に潜んでる“怪物”を
解き放たれた本能にゆだねてあざ笑う声に耳をかたむけて


2.GENOME CONTROL

作詞:キリト
作曲:キリト

望み通りの愛情表現で
満たされて… おかしい程
君は僕の理想をそのまま実現する…
艶かしく潤わしく

予想外の展開を待つのさ
何もかも与えるから
心焦がす涙も必要さ何もかも
予定されているけど

四つのアルファベットが
組み替わる(C.A.T.G)
全ては記号の並びで決まる

見てご覧、誰もが同じ笑顔で
手を振ってくれるよ
ここがみんなで願った
不公平の無いユートピア

四つのアルファベットが
組み替わる(A.T.C.G)
全ては記号の並びで決まる

見てご覧、誰もが同じ涙を
流してくれるよ
ここがあれほど願った
不公平の無いユートピア

愛と平和を夢見た
生易しい時代が終わる
行くあてのない未来は
「怪物」と手を結ぶしかない


3.パウダースノウ

作詞:キリト
作曲:キリト

哀しすぎるほど痛みのない
終わりがまた来てしまった

何が僕をこうさせるのだろう
地獄へまた近づいていく

君を見つけた季節は真っ白な雪に包まれて
かじかんだ体を暖めあったね
いつかくる別離の影で

もっと降り積もってこの目を潰して
身動きもとれない位に
かすかに笑う君の面影が思い出せなくなるまで

増えた傷跡を眺めながら
堕ちた自分に酔いしれるのだろう

君を見つけた季節は真白な雪に包まれて
お互いの孤独を慰めあったね
永遠はあきらめていたけど

もっと降り積もってこの目を潰して
身動きもとれない位に
血のかよわない怪物はここでただ叫び続けるから
もっと憎みきって
存在をせめて君のなかで生きていかせて
抉りとられた想い出はいつか粉雪のように溶けていく