ハルカ・・・/カナタへ・・・

PIERROT ハルカ・・・/カナタへ・・・歌詞
1.ハルカ…

作詞:キリト
作曲:PIERROT

幾億の時を重ねて 無限に募る想い寄せて
絶え間なく変り続ける景色で 眠る君に会えるまで

遥か遠い過去の記憶を呼び覚ます 荒れ狂う海原で生命が産まれる
太古の日差しをあびてふたりはめぐり逢った
まだ知らぬ未来を疑いもせずに

巨大な山脈は唸りをあげて 真白な息を吐き太陽をさえぎった
そして何もかもを奪い取って

ヒビ割れた大地で君と 終わる世界を眺めていた
いつの日か時空を越えて 出会える様に祈りを残して

導かれるままに進化を繰り返し 儚い文明を幾つも築いた
灰色にひしめくコンクリートの上で 君の姿だけを何度も探した

顔を出した太陽は毒を降り注ぎ 過ちを受け入れた大陸は息絶えていく
そして何もかもを奪い取って

幾億の時を重ねて 無限に募る想い寄せて
果てしなく続く螺旋でおびえる君にたどり着けるまで

最期にふたりで誓った再会の彼方へ向かって


2.カナタへ…

作詞:キリト
作曲:キリト

あてもなく時に身をまかせて 誕生と消滅を繰り返して
そのたび記憶は罪に汚れ 君の笑顔がもう思い出せない

そしてまた出会えることもなく 同じ終幕をむかえるけれど

まだ脈打つこの鼓動が忘れ去ることを認めない
視界の中立ちはだかる鉄柵を突き抜けて

凍り付く風にふかれ震えてる 君の待つ彼方へたどり着けたら
あの時のふたりがただ信じていた
迷いのない未来がもう一度見えるのだろうか

引き離す瞬間を避ける様に小さく息を殺して
こごえながら交わしあった約束は消えないから

凍り付く風にふかれ震えてる 君の待つ彼方へたどり着けたら
あの時のふたりがただ夢見ていた
終わりのない景色にもう一度立てるのだろうか