その先の景色を

Salley その先の景色を歌詞
1.その先の景色を

作詞:うらら
作曲:上口浩平

そうやっていつも丸めて
放り投げてきたこと
誰かのせいにして諦めていた
これでいいのって笑って
わざとらしいほどはしゃいで
置き去りのままの夢物語

少し離れて 見たらなんて素敵
キラキラのファインダーの向こうで
もう一度つかんで 二度と離さないわ
広がってく その先の景色が どうなってても

ねえ 踊らせて 止めないで
信じて行くの
そう この声を 届けるため
繋いでくわ

しまいかけて手に取った
古いノート開いたら
抑えきれない思いが溢れて

泣かないでダーリン 指切りしたいの
凍えそうな雨が降り出す前に
見失いたくないの 目を離したくないの
道は遠く 終わり見えなくても 走り出すわ

走り出すわ

ねえ 作り物の幸せじゃ もう
物足りないわ
そう わかるかしら 私を呼んでる
行かなくちゃ

泣かないでダーリン 指切りしたいの
凍えそうな雨が降り出す前に
見失いたくないの 目を離したくない

ねえ 作り物の幸せじゃ もう
物足りないわ
そう わかるかしら 私を呼んでる
行かなくちゃ


2.fragile

作詞:うらら
作曲:上口浩平

出てこない
傷だらけのガラスケース
その中で歌う
誰にも触れられない痛みが
そこにはあるの?

憂いを帯びた音
冷たく輝いて 美しいわ

壊さないままで
生きていきたいの
素直なほど傷ついてしまうから
隠してる傷の隙間でほら
涙が光ってる…とてもきれい

叩けばすぐ割れそうなガラスケース
寂しさや弱さ

認めたらすべてが
砕け散ってしまう 気づかないで

壊さないままで
生きていきたいの
無様な泣き顔なんて見せないわ
その美しさに誰かがほら
救われているなら それもいいね

憂いを帯びた音
冷たく輝いて 美しいわ

壊さないままで
生きていきたいの
素直なほど傷ついてしまうから
あなたが見つけた幸せは
ガラスの中にある それもいいね

壊さないままで
生きていきたいの
素直なほど傷ついてしまうから
隠してる傷の 隙間でほら
涙が光ってる…とてもきれい


3.きみのヒーロー

作詞:うらら
作曲:上口浩平

あなたにもらった手紙を捨てるよ
僕を笑わせた手紙を捨てるよ

あなたが見ている僕は大きくて
一人でもちゃんと歩いていけるさ

僕は街行きのバスにのって
みんなともはなればなれ
夢が呼んでる方へと飛んで
僕はあなたを置き去りさ
今頃あなたはきっと
僕を思って泣いてるだろう
それでも僕は気になんてしないよ
みんな忘れてやるさ

できるかな?

あなたはいつでも笑ってくれてる
少しだけ後ろで笑ってくれてる

全然さみしくなんてないよ
楽しいことしか考えないよ
だって僕はあなたのヒーロー
泣いちゃいけないはずなんだ
僕とさよならをしたなら
決して振り向いちゃいけないよ
いつも僕はあなたのヒーロー
泣いちゃいけないはずなんだ!

また手紙をくれよ!
いつもあなたがいてくれたから
強くなれたんだ

僕は街行きのバスにのって
みんなともはなればなれ
夢が呼んでる方へと飛んで
僕はあなたを置き去りさ
今頃あなたはきっと
僕を思って泣いてるだろう
いつも僕はあなたのヒーロー
遠く離れていても見えるかな?

叶えるよ!


4.各駅停車

作詞:うらら
作曲:上口浩平

坂の真ん中で朝に出会い
陽が落ちるまで遊んでいた
とれかけた文字の端っこを
いつまでも追いかけた

あの笑い声達を
あたしは手放して
いつのまにここまで来た
いつのまにかここへ来た

青い空にいつか手を結び
終わりはないと信じていた
何も知らないきれいな笑顔は
今だってあるよ
消えないわ

つつじの花の香りがして
新しい期待に胸躍らす
銀杏の実が落ちてはじけて
あなたに恋をした

季節が変わるたびに
続けた背比べは
いつまでも勝てなくて
ずっとずっと勝てなくて

転んで泣いた傷跡も
終わりのない宿題も
暖かい記憶を呼んできて
あなたに会えた気がしたの

各駅停車で降り立って
湿った風を吸い込んだ
「変わった」は大人の言葉だね
初めて知った愛しさよ

青い空にいつか手を結び
終わりはないと信じていた
何も知らないきれいな笑顔は
今だってあるよ
消えないわ