Lighthouse

Salyu Lighthouse歌詞
1.Lighthouse

作詞:小林武史
作曲:小林武史

船はいま 水蒸気立ってる 霧の奥へと 滑る
あなたに 向かって吹いてた 風を感じたのは

いつからだった? 本当をいえば はじめて出会った時

そうまるで花火が輝くみたいに
それは夜の海を照らしていた
水面には ただ 燃えさかる 光

花火が終わってしまった後で
その煙が消えてしまう前に
あなたは わたしの手を 取った

この海は 果てしない旅に 繋がっている いま
小さな船が 並んでいる 光に帆を張って

そう今日から新しく生まれて
そう今日から新しく生きていけるよ
そんな日はもう来ないかもしれないって
思ってた

この地球に生きている限り
儚い運命はついてくるかも
しれないけれど 二人で 見届ける

今日から新しく生まれて
今日から新しく生きていこうよ
燈台の灯が照らす 海を


2.VALON-1

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

体のどこかに流れる
あなたとの似たもの
それが何か 感じられたら

世界は疑いの海から
抜けだせていないと思わないで
はじめから歌いだせたら
その深さを 測る旋律(メロディー)

きっと 月の光と 夜の闇と 宙を舞う夜光虫へと
銀の光る雫の 先をつたい渡っていこう

小さな願いのはじまり
灯る火を両手で
風の強い日には 消えそうになってるけど
守るように大きくなるように

きっと 壊れた街と それを見てる 取り残された瞳の
銀の光る涙の 先をつたい泳いでいこう

波をかいて 沈まないように
泳いで行ければいい 遠くない夜明けに

きっと 月の光と 夜の闇と 宙を舞う夜光虫へと
銀の光る雫の 先をつたい

きっと 壊れた街と それを見てる 取り残された瞳の
銀の光る涙の 先をつたい渡っていこう

きっと…


3.name

作詞:一青窈
作曲:小林武史

さざ波雲みて驚いた学者が
こんなに穏やかな日々はもう
続かないと言うけど
悲しいひとりきりなりたいよな
あたしの気持ち なぞってくれた
似た者同士あなたをそこから
早くはやくはやく名前を呼んで
よんで仲良くしてたいよ
どうして目覚めて涙がでちゃうぐらい
好きになってしまったの あなたを
name うわごとのような響き

パパから言われた内緒話それはね
あたしの身体にすごく大事な
部屋があると言うこと
抱えきれない熱はでも冷ませないよ
6箇所以上のステキな場所を
見つけたのならば
夜も朝になる

高くたかくたかくあなたの声が届いて
宇宙まで一緒だと感じていたいよ
特別なように呼んで
よばれて生まれたときのように
name 空耳じゃない出会いに

当たり前のように
ただ今の証が欲しい

早くはやくはやくあたしのここに
心に名前をつけて
どうして目覚めて涙がでちゃうぐらい
好きになってしまったの あなたを
name
うわごとのような響き
うわごとのような
お願い


4.プラットホーム

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

あの頃は 夢の向こうに見えて
音の隙間を流れていく
そっと そっと 追いかける
空の果て 世界の向こう側
そんな場所で 出会えるときが
きっと きっと やってくる

あの時 あたしが選んだ道の端は
途切れて 見えなくなってしまっても

あなたを呼ぶそのために 歌い続ければ
隔てられた世界にも
二人のプラットホームは きっと現れる
そこでまた出会ってる

いつまでも 人は迷路のように
心の中に闇をもって
ぎゅっと ぎゅっと 抱きしめる

因果の川の流れに 押し出されてく
舞い上がる 木の葉のように切ない時

あなたを思い出したら ただそれだけでも
命がまた動き出す
あなたを呼ぶそのために 歌い続ければ
隔てられた世界にも きっと

二人のプラットホームは
どんな場所にでも現れる

あの頃は 夢の向こうに見えて
時の隙間を流れていく
ずっと ずっと 追いかける


5.青空

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

足元の影法師を
ひとつ ふたつって飛び越えて
それだけで得意になってた
公園のシーソーから
母に見せてもらった空
今でも鮮明に覚えてる

澄み渡る様な青空に
風通しの良いあの気持ち
しばらく離れてた気がした

あなたを足さないとね
私は空っぽだってこと
飾らぬ微笑みに触れた時 気付いてた
もどかしい 懐かしい
素直さがあふれる
あなたが好き あなたが…

時々選んできた道を
間違ったって思えて
心が沈む日もあるけど
間違いのその先で
あなたが待っててくれたから
迷ってた過去も誇れるよ

羽がはえたように心が
軽やかなステップを踏み出す
あなたのリズムと呼応して

私を理解(し)りたいとね
あなたが想ってくれたこと
無邪気に嬉しい自分が少し恐いけど
柔らかく 暖かい
優しさがあふれる
あなたが好き あなたが…

澄み渡る様な青空に
風通しの良いこの気持ち
もう失くさずにいれる気がして

あなたを足さないとね
私は空っぽだってことを
知るたび 心は愛おしさに震えた
もどかしい 懐かしい
素直さがあふれる
あなたが好き
あなたが...

あなたが好き
あなたが...