photogenic

Salyu photogenic歌詞
1.camera

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

久しぶりに出会えた 懐かしいような気持ち
この道の先で待ってる まだ見ぬ風景が

夢の中 夢を見て 夢を追いかけて
それでも 手加減せず 毎日はやってくる

出会ったことは奇跡 はじめはそう思った
確率の範疇なんだと 最近思ったけど

季節が過ぎることも 大切な気がする
何故かな 今日の天気か この道のせいかな

こころにカメラを持って この気持ち覚えていたいよ
リアルな世界の色も 感覚を刺激していく
エディットしてリズムがまた生まれる

忘れてしまいたいことも 忘れられないことも
突然起こされるように 心をノックしてくる

良い事も悪い事も 繋がってるんだよ
いまから愛をまとい あなたの手を取ろう

こころにカメラを持って この気持ち写していければ
どんなにつらい日々でも きっとその先が現れる
やっぱりそういう風に信じていたいな

もしもつらいことならば フォーカスをゆるくすればいい
心の目でみたいように

こころにカメラを持って この気持ち覚えていこうよ
その記憶が線になって そしてこの道を作るんだよ
今日は久しぶりの天気なんだから

あなたとまた こうして出会えたんだから


2.LIFE(ライフ)

作詞:小林武史
作曲:小林武史

風 受けたなら
舞い上がった
紙ヒコーキのような軌道
意外に遠くへ
運ばれて飛んでいる
終わることも知ってるけれど

あなたの方へ
近づいてた
段取りさえ飛ばしていた
強い引力
それと時空の隙間を
ショートカットした近道で

感覚にたより
物事を見てる
この先の地図だってまだ
無ければ無いなりに 進める

追いかける 夢の花火のような
輝きの その中心に向かって
あなたから この手をとってくれたら
そこから新しい旅になる
だから手を離さないで

不思議な世界
謎だらけで
だから好きと思えるかな?
悲しみの中
散歩道を作っては
また遊びに出かけるよ

色んな物差しが この世界にあるよ
私のはかり方は
あなたとふたりのバランス

追いかける恋の花火のような
輝きの そのしっぽの先まで
LIFE(ライフ)はまだ その広すぎる意味の
形を明らかにしてはいない
だからそれを なぞるんだ

憂鬱な気分 溶かして
虹の色を纏ったら(まとったら)

追いかける 夢の花火のような
輝きの その中心に向かって
あなたから この手をとってくれたら
そこから新しい旅になる
だから手を離さないで

この宇宙(そら)はLIFE(ライフ)の先にある
心に描いてみたいな

暗闇から また生まれる光を


3.magic

作詞:小林武史
作曲:小林武史

窓の外で朝が 動き出している気配
鳥の声や自転車のベルの音

季節は変わるけれど 置き忘れてしまえないことがある
眼を閉じても 耳塞いでも 変わることない
気持ちを抱きしめていたよ
人に知られぬように

どんな一日になるのか分からないけど
昨日よりきっと 新しい

ずっと目の前で繰り広げられたmagic
この世界でおこる すべてが素敵なshow
そう考えてみる

あなたと離れたこと 今更後悔したって
何にもならないけれども
からだの奥のほうで 芽生えていた 柔らかくて 硬いもの
それが強い心だと なんとなく気づいた時に
成長することの意味を知った

また明日(いつか)ねって別れた昨日はもう
思い出のloft にしまった
ずっとこの街で繰り広げられるmagic
ラスベガスにはまだ 行けなくてもいいから
心にブロードウェイ

どんな一日になるかは自分次第
だから飛び込んで このwonderful world

今日はまだまだ練習生の気持ちになって
探してみたいな 自分だけにあるmagic
それが未来を作る
maybe baby


4.青空

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

足元の影法師を
ひとつ ふたつって飛び越えて
それだけで得意になってた
公園のシーソーから
母に見せてもらった空
今でも鮮明に覚えてる

澄み渡る様な青空に
風通しの良いあの気持ち
しばらく離れてた気がした

あなたを足さないとね
私は空っぽだってこと
飾らぬ微笑みに触れた時 気付いてた
もどかしい 懐かしい
素直さがあふれる
あなたが好き あなたが…

時々選んできた道を
間違ったって思えて
心が沈む日もあるけど
間違いのその先で
あなたが待っててくれたから
迷ってた過去も誇れるよ

羽がはえたように心が
軽やかなステップを踏み出す
あなたのリズムと呼応して

私を理解(し)りたいとね
あなたが想ってくれたこと
無邪気に嬉しい自分が少し恐いけど
柔らかく 暖かい
優しさがあふれる
あなたが好き あなたが…

澄み渡る様な青空に
風通しの良いこの気持ち
もう失くさずにいれる気がして

あなたを足さないとね
私は空っぽだってことを
知るたび 心は愛おしさに震えた
もどかしい 懐かしい
素直さがあふれる
あなたが好き
あなたが...

あなたが好き
あなたが...


5.Lighthouse

作詞:小林武史
作曲:小林武史

船はいま 水蒸気立ってる 霧の奥へと 滑る
あなたに 向かって吹いてた 風を感じたのは

いつからだった? 本当をいえば はじめて出会った時

そうまるで花火が輝くみたいに
それは夜の海を照らしていた
水面には ただ 燃えさかる 光

花火が終わってしまった後で
その煙が消えてしまう前に
あなたは わたしの手を 取った

この海は 果てしない旅に 繋がっている いま
小さな船が 並んでいる 光に帆を張って

そう今日から新しく生まれて
そう今日から新しく生きていけるよ
そんな日はもう来ないかもしれないって
思ってた

この地球に生きている限り
儚い運命はついてくるかも
しれないけれど 二人で 見届ける

今日から新しく生まれて
今日から新しく生きていこうよ
燈台の灯が照らす 海を


6.悲しみを越えていく色

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

泥だらけになっても
本当のことを分かってたい

闇のなかで隠れても たどり着けない
分かってはいたんだ 多分

あなたとの思い出さえ
いくつもの欠片(かけら)になる

それをいつか繋いで フィルムにしたら
あなたは見たいかな どうかな

真実は足りない絵の具のようで
それを嘘が繋いで見せてる

なくした色の代わりはなくてもいいから
そこに願いを混ぜてひとつの絵にしよう

その絵の中の世界にも
夜と昼が繰り返すけど
時々これが本当の
世界の色なのかも
そう思える夕暮れがある
その夕日の色 悲しみを越えていく色

夢の中で涙が
明日に続く川になる

夜の先にはいつも 迷いがある
体が軋んでくみたい

夢の中の迷路で 走っている
自分を 俯瞰で見たら

笑うはずじゃないのに だけどなんだか
可笑しくなってしまった うらはらなんだ

自転車で会いに行こうよ
緑も連れて行きたいな
その角曲がった空も
世界は闇を超えてく
それを証明しているような
その夕日の色 言葉にはできない色

雲はちぎれた後 光を追って
色は乱れながら やがてひとつになった

そんなにうまくいかないし
つらい事も続くのでしょう
そんな現実の中で
いつも変わらないけど
一つとして同じじゃないから
その夕日の色 言葉にはできない色
この夕日の色 悲しみを越えていく色


7.パラレルナイト

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

ダーリンいま 高速線
光の速さで近づいている
ときどき 回帰線で
あなたへ帰るために飛び乗った

色はすでにクラッシュしていった
どちらかといえばね
鈍いピンクに集まっていった
光をまとって

おいしさ 楽しさ 切なさ
それが喜んではねた
ダーリンいま イメージしている
いつもと 違う恋の進め方

クルクルと回る 恋をサーチライトで
捜しだしているの?
降り注いでるシャンパンのアワー
時も止まりはしない

パラレルナイト&デイ パラボラナイト&デイ パラレルナイト&デイ&ナイト

感情も いつもよりも 高速の
速さで近づいている
ときどき 回帰線で
あなたへ 辿り着くために乗った

覗き込んだら 何もかもが見えるの?
もし見えたら
本当も嘘も 総て包めると いっちゃったりしてみる
降り注いでるシャンパンのアワー
時も止まりはしない

パラレルナイト&デイ パラボラナイト&デイ パラレルナイト&デイ&ナイト


8.月の裏側

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

闇にくるまれて
光につつまれている
こんな夜ならば
月の裏で会いたいな

言葉がビートに踊ってる
意味をはずれたまま ゆれている

フォルムが変わってしまっても
あなたの手を離さずに
いられたらどんなに素敵
特にこんな夜は トゥルラ トゥラルルリラ

押し花のようにね
死んだフリをしながら
誘ってみたいのは
あなたの中の知らない 世界

パズルが立体で立ち上がる
きっとフロイトの迷宮世界

それはミステリーの果てに
物語をバラバラに
壊して消えていったよ
それはこんな合図で トゥルラ トゥラルルリラ

夜の先の先で 待っている
銀河鉄道に飛び乗って

色彩都市 眺める
あなたの手を離さずに
いられたらどんなに素敵
特にこんな夜は トゥルラ トゥラルルリラ


9.ブレイクスルー

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

甘いんじゃ 甘いんじゃないかって
あなたの事見ているとね
そんな風に 思う

きっと いつまででも
サイレンサー ノーアンサー

まあいいわ 言い訳を飲み込んだふりして
いい加減 ふざけろって いいたい気分なんだ

シュリンクしてゆく この街でも
やれるよ その特別な 未来へのパス
あなたは気づいてないの? まだ本気になれる
だからさ この街からね ブレイクスルーしていこう

クリエイティブ と ノークリエイティブ と
どっちがいいかなんてさ
聞くまでも ない

一体 どこまでいくの
依存のエスカレーターで

絶対大丈夫なんてものはない
誰かに任せないでいったほうがいい この人生を

数字が動いていく ウォールの街から
体に 響くソウルを 取り戻そう
あなたは気づいてないの? まだ本気になれる
だからさ この街からね ブレイクスルーを もっと 作ろう

絶対大丈夫なんてものはない
誰かに任せないでいったほうがいい この人生を

シュリンクしてゆく この街でも
やれるよ その特別な 未来へのパス
あなたは気づいてないの? まだ本気になれる
だからさ この街からね ブレイクスルーしていこう

次の世界へ たどり着くまで


10.旅人

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

何も見えない暗闇でも
時は静かにうごき出す

銀河の中の泡のように また
いのちの色がきらめいた

何の理由があって生まれ
どんな物語になるかも解らないけど

終わりはないと願う
いくつもの想い連れて
この荒野の向こう 歩いてゆこう

与えてくれた人と
与えられた人々が
新しい地平で交わりはじめている

欲望は時に 涙の色
流れて見せる 街の灯も

悲しいような 微笑さえも
いつかどこかにたどり着く

「どんな時も分かちあえる」
その言葉は奇麗ごとに聞こえてるけど

沈黙の奥にある
暗闇の中にある
小さな発芽を見守っている
信じていけなくても
どこまでも踏み越えて
痛みの香りの
花が咲いてもいいから

朽ち果ててく果実のように
種を土に還すように 人も生きている

今が好きなあなたと
未来を想うあなた
二つの自分が住んでいても
それはひとつの旅を続けている旅人で
見果てぬ未来へ 確かに歩いている

新しい地平であなたに出会うために