暫存

Zwei 暫存歌詞
1.1+1=2

作詞:前田たかひろ
作曲:大島こうすけ

ひとりなんかじゃない
ゼッタイにひとりじゃない

キライだよ遠慮すんのって カナシイ
顔見に行くよ とりあえず行くよ

電話やメールなんかじゃ 聞こえない
ひとりで泣いてる あんたの泣き声

夜をガンガンガンガン駈けて行く
もしも外国だったらジェットで行く
遠くでも近くでも
スグそばに行く
かっ飛んでいくよ

ひとりなんかじゃない
ゼッタイにひとりじゃない
1+1=2だよ
ひとりにはさせない

スグ行くよ
抱きしめたりパンチして
思い出させてあげる
かなしくてわすれてるコト
あたしがいる

閉まったシャッターの街を駈け抜け
怒ったり泣いたり すごく逢いたかった
もしもあんたがいなくなったら
テレくさいけど言う ありえないから言う

胸がジンジンジンジン痛くなる
こんな痛みをひとりで耐えてたの?
ふたりでいたのにね
気づかなかったんだ
「ほんとゴメンね」

心って強がりで
時々無神経で
イチバン大事なコト
言わないですませちゃう

誰よりも
信じていて欲しい
もっと信じ合えるように
胸と胸を重ねて鼓動を
合わせてみよう

ひとりになんないで…

だってふたりは
ずっとふたりは

ひとりなんかじゃない
ゼッタイにひとりじゃない
1+1=2だよ
ひとりにはさせない

スグ行くよ
抱きしめたりパンチして
思い出させてあげる
かなしくてわすれてるコト
ひとりじゃない
…あたしがいる


2.がらくた

作詞:前田たかひろ
作曲:大島こうすけ

何度も何度も
出しそびれたメールは

ごめんねと一言
その一言のせい

つまらないことで傷ついたり
傷つける心って
まるで自分のコトのように
安心しているのかな

ひとりぼっちにもなれない
ふたり離れ離れになったら
心がこわれて
身体が止まって
笑顔わすれたがらくた

まるで息を止めるように
なんにもない世界におっこちた
もう自分さえも
どうでもいいような
がらくた…
ひとりぼっちにもなれない

真っ暗な部屋だと
窓さえも見えない

誰かに逢いたい
でも誰かなんかじゃない

ちがう顔した双子のように
感じるトコが同じで

でもちがうトコに憧れた
たりないもの埋めたいのに

すれちがいざまに見つける
見たことのない横顔とか
小さなほくろとか
伏せた睫毛とか
思い出すと愛しい

ごめんねと言えば済むのに
メールなんかじゃなくて逢いたい
声で言いたくて
それができなくて
ダメだな
ものすごくダメなヤツだな…

となりにいる
それがふたりの場所
それが当たり前だった…

ひとりぼっちにもなれない
ふたり離れ離れになったら
心がこわれて
身体が止まった
がらくた
ひとりぼっちにもなれない


3.メフィストフェレスの黙示

作詞:志倉千代丸
作曲:志倉千代丸

微細なる真理の過ち 混沌と連鎖の儀式
手の届かぬ 揺るぎないもの 穢れ無き日々
欺きを描き出す儀式 制裁と懺悔の痛み
頬を撫で落ちる雫は 罪と罰の鐘を鳴らし始める

1秒毎に選択した この道順を
確かなものと 言える言葉が無くて

巡り巡って繋がる 因果に宿る激情
まるで飛び散った ガラスの破片
拾い集めた両手は いつしか赤く染まって
もう誰も止められない 渦を巻くような
闇の中へ落ちる

微細なる真理の過ち 混沌と連鎖の儀式
手の届かぬ 揺るぎないもの 穢れ無き日々
欺きを描き出す儀式 制裁と懺悔の痛み
頬を撫で落ちる雫は 罪と罰の鐘を鳴らし始める

孤独でさえも 分け合えると信じた事も
約束はなく それがただ切なくて

夢は夢だと気付けば 失うものは消え去り
掻き乱す無間 閉ざせるのかな
耳をつんざくノイズは やがて支配をたくらみ
もうきっと越えられない 負で塗り固めた
傷の中へ落ちる

微細なる運命の交差 生み落ちた歪みの黙示
語り合えた友の輪郭 見えなくなって
乱雑に糸は絡み合い 諍いは戯曲を奏で
ぬぐえない過去の軌跡が 罪と罰の鐘を鳴らし始める

微細なる真理の過ち 混沌と連鎖の儀式
手の届かぬ 揺るぎないもの 穢れ無き日々
欺きを描き出す儀式 制裁と懺悔の痛み
頬を撫で落ちる雫は 罪と罰の鐘を鳴らし始める


4.ソラノシズク

作詞:夏蓮
作曲:田中俊亮

ただ夢中で 追いかける夢を どうして
足をすくい 指差して嗤う 奴がいる

人を 信じることが怖くなるよ
君は 泣いた あの夜に

君は君の 道を歩けばいいさ たとえば今日
心無い言葉に 自信を失っても 明日誰かの
やさしさに出会える 生きていれば

誰にもある 些細な過ち どうして
待ち構えて ほらねと囁く 声がする

人は 傷つけあう弱い生き物
孤独 痛み 知りながら

苦しくても 明日をあきらめずに 独り歩く
いつかその笑顔は 傷ついてる誰かの たったひとつの
生きる道標に なる日が来る

叩くことも 強く抱きしめるのも 同じ腕で
人ができることさ 凍える手を掴んで 離したくない

苦しくても 明日をあきらめずに 顔を上げる
いつかその笑顔は 傷ついてる誰かの たったひとつの
希望になれるだろう この世界で


5.風の旋律

作詞:漆野淳哉
作曲:鳥海剛史

偽りの影 真実の声
迷い込んだ記憶の迷路
封印された 理不尽な過去 口を閉ざして

明日(あした)さえも 見えなくなる
音を立てて 崩れてゆく日々
絡めた指 もつれた愛 すれ違う絆
想い出の扉 開け放つよ

眠り続けた 記憶の針が
動き始めた いま鮮やかに
繋いだ指を ほどく勇気が僕らの
未来さえ 変えてゆくよ

そばのぬくもり 交わす口づけ
錯綜する因果の軌跡
風の旋律 残像の中 いま甦る

愛の場所は どこにあるの?
許されない ドアに手を伸ばし
重ねた夢 途切れた愛 食い違う刹那
失われた過去 取り戻すよ

残酷なほど 引き離された
それぞれの傷 また疼いても
せつない夢を 繋ぎ合わせればいいさ
守るべき 愛はひとつ

眠り続けた 記憶の針が
動き始めた いま鮮やかに
繋いだ指を ほどく勇気が僕らの
未来さえ 変えてゆくよ

守るべき 愛はひとつ