TRUE

exist†trace TRUE歌詞
1.TRUE

作詞:miko
作曲:miko

Shot to the limit... 限界の先へ

突然の雨に打たれ立ち盡くす君は首を振った
知らなくていい 別れの先に
結んだ自由の革命

必要惡と言う名の鎧を纏い立ち上がっても
歌を忘れた善人の群は今日も沈默する
「これが正義だ」と 偽善者達が喚く
そうさ 天秤は搖れながら迷う
引き金を引くその瞬間に
胸を締め付ける君の聲が響く
それでも枯れない衝動に焦がれ
限界の先へ

獨りよがりの平和を揭げる者を
捩じ伏せれば
屆かぬ君を出口のない迷路から
救えるのか
「これが正義なの?」 亂れ始める列
そうさ この世界が搖らぐ時は來た

引き金を引くその感觸に
怒りと悲しみ 感情全て重ね
叩き付ける雨の旋律 僕を裁いた

あの時手を離した
本當の意味を言えたら…
引き金を引くその瞬間に
胸を締め付ける君の聲が響く
それでも枯れない衝動は今も
引き金を引くその感觸に
未來を願った記憶全て重ね
いつまでも褪せないあのメロディ一
連れて 限界の先へ


2.本能

作詞:miko
作曲:miko

Shall we dance?

何も知らないお利口な君へ告ぐ
この場所に迷い迂む
恐さを知っているかい?
今なら未だ 常識に押し潰された無垢な君
戾れるわよ 無秩序な世界へようこそ

解放してみせて 埋め迂まれた破壞の衝動
Moving shadows 脫ぎ捨てればほら
胸に隱す本能

誰も知らない本當のキミへ告ぐ
樂園を見つけた安らぎに醉い狂え
クセになると 無機質なレプリカに嗤われたキミ
戾れないわ 退屈な世界にさよなら

解放してみせて 噓で縛る茨の鎖
Falling enemy 哀れな奴等を虜にさせる 本能

Shall we dance?

解放してみせて 埋め迂まれた破壞の衝動
Moving shadows 脫ぎ捨てればほら
怖くはない
剝き出す細胞 抑えられないリアルな欲情
Would you dance with me? 君が必要だ
そっと明かそう 今囁く本性を


3.常闇の夜明け

作詞:乙魅
作曲:乙魅

深く閉ざす夜明け
靜寂に響く鼓動 止まない悲鳴
孤獨な夜に燈した祈り
まだ 屆かない

投げ捨てられた存在價值
誰もいなくなった 傷だらけの身體
思い出の欠片塵に變えて
寂しさに狂い あの人は闇へと
悲痛な叫び 拒絕恐れ耳を塞いだ
憎惡の瞳 自分は何處に存る?
深く閉ざす夜明け
靜寂に響く鼓動 止まない悲鳴
孤獨な夜に燈した祈り まだ

求めていた あたたかな手
愛情に飢えた幼子の樣に
壞れた心 その苦しみ入れ替われたなら
空虛な瞳 自分は何處に存る?
深く閉ざす夜明け
靜寂に響く鼓動 止まない悲鳴
孤獨な夜に燈した祈り
何故 屆かない

雨と共に流れる
污れ痛みがいつか消えるまで
ただ泣けばいい このまま
力盡きるまで
深く閉ざした夜明け
祈り枯れ果て
たとえ 赦されなくても
「君は君でいい 此處にいればいい」
…だから泣けばいい
己を切り裂く痛み 叫び續けろ
いつかすべて赦せる日が來るなら
その時まで

その時まで


4.KISS IN THE DARK

作詞:miko
作曲:miko

真っ赤な海を泳ぐワタシは
華やかで殘酷なステ一ジに立つ道化
真っ赤な唇 笑うワタシは
暗闇テントに淚隱す
何處にでもいる名も無き花が
薰り立つ薔薇に戀をした
禁斷の果實に手を伸ばして
後悔と羨みが消えない
感情を殺せば樂になれると
今日もまた一人おどけてみせる

真っ赤な彼女の頰に觸れたい
わがままで傲慢で欲張りだったワタシ
真っ赤な高嶺の一輪グラスに
刺まで愛しい毒のリキュ一ル
何處にでもいる名も無き花は
お眼鏡に適わず摘み取られ
張り付けた笑顏で歡聲浴び
何も知らない彼女に笑われる
無重力と魔法を筋書き立て
明日もまた彼女を待っているだけ

狂った樣に回したオルゴ一ル
淚のカケラが鳴ってるわ

禁斷の果實に手を伸ばして
後悔と羨みが消えない
感情を殺せば樂になれると
今日もまた一人おどけたフリ
ホントならば…
愛してるわ 身體を毒が醉わす
もっと見て スポットで焦がして
その瞳 住み著いてもいいのなら
縫い付けた心も惡くはないわ


5.自由の空、地上の歌

作詞:乙魅
作曲:乙魅

飛び立った鳥達は 孤高の翼を廣げ
風の中傷を負い 雨に打たれながら
囚われた鳥達は 地に羽根を落として
高い空仰いでは 自由に焦がれてた

求め合う人達は この大地で嘆き續け
繰り返す負の連鎖 裡切りと憎しみ
慾望は溢れ出し 真實は噓にのまれ
見えなくてもがいては 焦り生き急ぐ
あてもなく迷い
夢や幸せも見失う
綺麗なまま生きてゆくには
何が必要なの?
恐れずに有りの儘の弱さを見つめて
強くなれるのなら

與え合う人達は この大地で歌い續け
何時だって信じてた 變わらない想い
悲しみの淚零れない樣に
抱き締めたまま

綺麗なまま生きてゆくには
何が必要なの?
恐れずに有りの儘の弱さを見つめて
強くなれたのなら
終わらない自由の天地
污れ痛みを抱き
射し迂んだ光を手に
消えない足跡 今刻んでゆけ