暫存

plane 暫存歌詞
1.桜はまだ咲いている

作詞:菊地佑介
作曲:plane

大丈夫さ きっとまだ散らないから
冬の寒さにも じっと耐えて来たんだ
何かに追われ 流されるバスのなか
窓の向こうに あの日の僕らがいる

桜はまだ咲いている 僕らが来るのを待っている

桜がまた咲いて変わらぬ春を連れて来て
儚い夢 照らすのさ
だから 行かないで 行かないで 慌てることのないように
同じ歩幅で行こう

アスファルト 踏まれても汚れても
長い冬を越え またつぼみを育てる
降り掛かる 嘘も 疑いも 不安も
いつか僕らは支えに変えて行けるさ

桜はまだ咲いている 春が来るのを待っている

桜よ、また咲いて忘れる僕ら揺り起こして
全ての花が散る前に
そうさ 泣かないで 泣かないで 決して誰もがひとりじゃないさ
わかるよ 同じようにして

右倣えをして 後ろも気にして 未来を見据えて来た僕らは
同じようにして 答えを探して 同じようにして
桜を見ていた

桜はまだ咲いている 僕らが来るのを待っている

桜はまた咲いて時の扉を飛び越えて全ての思いを運ぶ
夢の続き繋いですり減らして息吐いて
強く鼓動 鳴らすのさ
だから 泣かないで 泣かないで 決して誰もがひとりじゃないさ
わかるだろう 同じようにして 未来を見据えて
同じようにして またここで会おう


2.どう思う?

作詞:菊地佑介
作曲:plane

僕の知らない人の前でも泣いているんだろう
僕の知らないそんなとこで涙は見せるな

それはたぶん苦しくはないけどどこか締め付けるんだ
すべて見せて欲しいと願う 弱さ...そんなとこだろう

僕の前だけ見せればいい ほかの誰にも見せなくていい
苦痛に歪んでゆくその顔も すべていま受け入れるから
悲しいなら 泣けばいい 苦しいなら吐き出せばいい
そうだろ そうだよ 僕はそう思う

僕の知らない人の前ではどんな顔するんだろう
そんなことも知りたくなってる僕はちょっとおかしいかな?

移り変わるどんな姿も変わらず愛せるだろうか
それが険しい道の上でもこの手は離すな

僕の前だけ見せればいい いやらしく笑うその顔も
素直じゃない君のこと 僕がほら受け止めるから
嬉しいなら 泣けばいい 愛しいなら吐き出せばいい
そうだろ そうだよ 僕はそう思う

僕の知らない人の前でも笑ったりするんだ
本当はちょっと嫌なくせに仕方ないと思ってんだ

それは多分苦しくはないけどどこか締め付けるんだ

僕の前だけ見せればいい ほかの誰にも見せなくていい
苦痛に歪んでゆくその顔も すべていま受け入れるから
片付かないならそのままでいい 捨てる物なんて何もない
もう誰かのためじゃなくていい
悲しいなら 泣けばいい 苦しいなら吐き出せばいい
そうだろ そうだよ

終わることなど知らなくていい 悲しい唄は聞こえないふり
傷口が開いて傷んだならばかまわずにあたればいい
どうだっていい どうなってもいい 怒鳴ってもいい 君がいればいい
そうだろ そうだよ 僕はそう思う


3.飛行機

作詞:YUSUKE KIKUCHI
作曲:plane

空 遠き飛行機のように僕らは愛して
僕はゾッとして 君をギュッとして
強く 強く 愛して…
揺れる面影 それはもうわかっていて
何度も 何度も 合図を出してくる
それは時として 目の前に立っていた

いずれ来るだろう悲しみに怯えたりするんだ
悲しくないように 苦しくないように
そっと目を閉じてみる
いったい何が欲しくて 僕ら暮らしてたんだろう?
暗闇に潜んでいる ほころび気づいて
いったい何を足して いったい何を引いて
今は何が残ったんだろう?

黒い影が延びて 次の未来へと変わってゆく
君を知ったのは冷たい日で 風が僕を笑った日

許せるから 分かり合えて 全て思い吐き出して
何の保証もない こんな時代にでも
深く 深く 愛し合えて...
揺るがない優しさを探して
何度でも 僕らはこの日を確かめていた
君はもっとして 僕をギュッとしてせがんでいた

空 遠き異国の地 誰かが泣いていて
何の保証もない こんな時代にでも
強く 強く 信じ合えて…
壊せない思いを互いに探して
僕はゾッとして 君をギュッとして
空 遠き飛行機のように僕らは愛して
僕はゾッとして 君をギュッとして
強く 強く 愛して…
僕はもっとして 君をギュッとして
笑っていたい 笑っていたい…


4.バックバーナー

作詞:YUSUKE KIKUCHI
作曲:plane

冷たくなった季節の中を ひとり寂しく 慣れた道
二人並んで帰ってた日々 笑い合う声聞こえたような

忘れたふりで 過ごしています 今を 生き抜く為に
要らないものを 上手に捨てて 僕らは 今日を暮らしている

もし君が苦しいなら思い出してよ
僕らはそのままで 同じ空の下にいる
僕もまた君のことを思い出していて
誰も気付けない場所にさ 今日もしまって隠しているのさ

複雑すぎて絡まることを ひとつひとつと解いてた
大切なもの見失うよと 僕は今更気付いたようで

冷めないように温めています ずっと忘れぬように
後ろでいつも消えないように 小さな炎を灯していく

ただ今はあの日のこと思い出している
すべてがそのままで 僕の中に残っている
いつの日もどこまででも 連れて行くのさ
誰も届かない場所にさ 君を連れて逃げたいのさ

涙にはあの姿が滲んで見えた...
君じゃなきゃ 君じゃなきゃダメなことを
気付けた時には もう忘れられずここにいる
もう二度と もう一度は使えないから
ダメになりそうな夜は そっと誰かに甘えていて
僕は今日もここにいる


5.夏の終わり

作詞:YUSUKE KIKUCHI
作曲:plane

車は見慣れた街を抜けて
海まで3時間ちょっとの旅
あれこれある予定を脱ぎ捨て
着替えなど持たず 日帰りのロードムービー

サンルーフを開いて 風の音を集めて…

この夏の終わり思い出作りする
泳ぎたいわけじゃない 共にいたいだけさ…

いつまでこうしていられるんだろ?
そんなこと考えて眠くなって
夢 見る頃 夜が迫って
さよならを襲うこの静けさは何だ?

茜色の砂浜 足跡だけ残して…

この夏のしるし波に消されても
僕らのしるし胸に刻む 見失っても戻れる場所

この道の終わり 離れていく僕ら
今をこのままを閉じ込めて…
この夏の終わり思い出作りする
泳げないわけじゃない
共にいたいだけさ…


6.優しい人に会えたなら

作詞:YUSUKE KIKUCHI
作曲:plane

勇敢な僕はいつでも誰かと戦って
大切なものの代わりに何を手にした
自分のためじゃなく誰かのために
何かを犠牲に出来るかな?

例えば 悲しい人に会った時
ひとりじゃないってことを話せたらいいなぁ
答えは眩しい日々が去った後
目の前にわかるように
姿を見せて また笑顔をくれるよ

疑う事を覚えて孤独を知った
信じる事を忘れて あなたを傷つけた
ひとりじゃ何も出来ないくせに
心を閉ざしていたのかな?

例えば 優しい人に会えた時
ひとりじゃない事に気付けますように
僕らは言葉を交わせなくても
いつの日も温もりを分かち合って
生きている事を 忘れないでいたいなぁ

もしも 君が僕の傍を離れて行くとしたっていい
笑って また会えるといいな

例えば 悲しい人に会った時
ひとりじゃないってことを話せたらいいなぁ
例えば 優しい人に会えた時
ひとりじゃない事に気付けますように
僕らは言葉を交わせなくても
いつの日も同じように 愛を信じて生きて行くのさ


7.秋

作詞:YUSUKE KIKUCHI
作曲:plane

「本当だって」言うからさ
笑っていたのに…
「友情だって」言うならさ
話してわからせて…

もう過ぎた 冬の前の短い季節に
何を残して 言い残して
僕らはいるんだろう?

今すぐ行くから泣かないで 朝焼けの街を急いで
譲れないものを見つけたら 変われない自分を剥がせ
きみ色に染まれ 本能に止まれ

「運命だって」言うからさ
黙っていたのに…
「偶然だって」言うならさ
冷たくあしらって…

「もう遅い」と君は言った 涙を流して
何わかって 何変わって
離れて行くんだろう?

生き急ぐ息を止めないで どこへ向かってでも生きて
あなたじゃなくなる事が 本当は怖いとわかった
きみ色に染まれ 本能に止まれ

きみ色に染まれ…
本能に止まれ…

今すぐ行くから泣かないで 朝焼けの街を急いで
生き急ぐ息を止めないで
そのままそこにいて…


8.ついておいで…

作詞:YUSUKE KIKUCHI
作曲:plane

本当ならさ 謝って 許し合って
抱き合えるはずなのになぁ
なぜかまだ強がって
望みもしない結末へ向かって行く

もし良かったら僕のそばをついておいで
本当いつもそんなふうに思うけど

いつもいつもいつまでも続くような気がして
甘えて壊してしまうよ
どんな夜も どんなキスも どんな君の
どんな顔も愛して
わかったつもりで愛がひとつ終わってく

今もしも僕がここで君にキスしても
誰の脳にも残りゃしない そんなことじゃ
今もしも僕がここで踞り助けを求めたら
どんな手が僕の肩叩くかな?

もし良かったら僕の前に現れて
そっとその手を目の前に差し出して

いつもいつもいつも以上を期待して交わしてきたキスを
忘れて迷ってしまうよ
どんな時も どんな時も 時代に
ヒットソングを求め生きて行く
同じ時代に生まれた愛の戦士さ

いつもいつもいつも通りそれがきっと幸せだって事を
わかって来たけど
どんな愛も どんな自分も どんな希望も
どんな苦悩も わからなくなるんだよ

今もしも僕がここで君にキスしても
そんなことじゃ戻って来ない 「わかってるんだよ」
今もしも僕がここで踞り助けを求めたら
君の声がすぐそばにあるのかな?
今もしも君が苦しくその場でダァーって倒れたら
届かなくても僕の事を探しておくれ


9.virtual world

作詞:YUSUKE KIKUCHI
作曲:plane

何だって便利になった世界で
光のスピードさえも飛び越えて
誰だって 一度ぐらい憧れを
抱いた素敵なマシーンに飛び乗った
旅に出たいならさ ”未来”だって行ける
虹が見たいからさ 雨上がりの向こうへ

僕ら いつかきっと一瞬で”時空”を超えて
過去を 未来を 自由に行ける
そして なんだってわかってないと”不安”になってさ
あれもこれも 欲しがってみる
絶対なんてありもしないのに
永遠だって求めている
僕はどこへ行く?

一体全体なんだって言うんだよ
こんなに傷つくならさ
味わう感情のすべて消して
呑み込んでしまえよ

僕は いつもそうさ一瞬で”姿”変えて
仮想に過ぎない未来を泳ぐ
そして「何だっていいよ」って言って諦めて
あれもこれも すべて捨てる
誰かのせいにして逃げる
しょうがないと君は思う?
僕はどこへ行く?

どうせ いつだって そう優秀な理想を求めて
形なき愛に溺れる…
どうして「何だっていいよ」って言って後になってさ
あれもこれも 文句をつける
どうしたいか ちゃんと伝えて…
どこまでも僕らは行ける

僕は走れる…


10.波

作詞:YUSUKE KIKUCHI
作曲:plane

どうして戦うんだろう?
よせばいいのになぁ…
どうせ負けてしまうのに
か弱き人は傷つけ合う

どうして夜は来たんだろう?
どうして朝は来るんだろう?
どうして戦うんだろう?
叶わぬ夢はどこへ捨てる?

寄せては返す波
ただ眺めてるのに
どうして流れるんだろう
悔し涙の理由を探す

「ただいま」を「お帰り」が受け止める
ただ ただ 今を…
残していたいだけ…

「もうわかってるんだろう?」
「無理しなくていいんだよ」
「きっと 隠せないから」
「素直な君に戻れるまで」

「どうして生きてけばいい?」
「そんあ焦んなくても」
ずっと繰り返す日々
嬉し涙の理由を探すのさ…

「ただいま」を「お帰り」が受け止める
ただ ただ 今を…
残していたいだけ…

どうして戦うんだろう?


11.ランダム

作詞:YUSUKE KIKUCHI
作曲:plane

もう起きているかな?
どう思っているかな?

今は…

もう眠っているかな?
どうなってしまうかな?

乱雑に並べられた 雑貨屋の隅で僕が見つけたものは いま
窮屈なこの部屋で姿を変え どこにいまは
いるかさえも忘れているんだ

幸せだからこれ以上はもう満たさなくてもいいこと気づいて
机の中に広げたものは知らない間に姿を変えた
あなたの手の中の幸せを見つめ直せ
遠く長い旅の途中 迷う道がふたつ来ても
いまの 今の いまの 今の 君を信じて

想像力余っているかな?僕にも
どうせならさ残さなくていい
どうにだってさなるからさ

剥がれてゆく この世界に もう一度さ
色を付けて 輝かせてみよう
道ばたに広がっている いつもどうり 僕が見てる
どんな景色も変えてゆけんだよ

「今さら」だってさ遅くはないんだよ
「間に合わない」とさ 決めつけていないで
その次をいま踏み出せば ほら まだまださ
いま間に合うとわかって
あなたの手の中に幸せが溢れる

ねぇ、僕が 今さ君に告げる 僕が君に今さ告げる
君が僕に今さ告げることに気づいて
もう僕は今を忘れそうで 君が今を忘れそうで
誰かだれか誰かだれか誰か助けて 幸せだから

幸せならさ満たさなくていいんじゃない
その手の中で溢れたものを またもう一度さ
見直して掬い上げてさ
今も今も変わらず僕 見ている 幸せだから