待ち合わせの途中/終わりない何處かへ/空が笑ってる

plenty 待ち合わせの途中/終わりない何處かへ/空が笑ってる歌詞
1.待ち合わせの途中

作詞:江沼郁弥
作曲:江沼郁弥

天気予報は晴れのマーク 蒼空は嫌だった
迷子だなんて気付かなかった 気付きたくなかった

何をして来たのだろう 何と向きあえたのだろう
どこにも行けないままで 約束だけ探してた

誰かがそうどこかで 僕のことを待ってる
あの日が呼んでいる 今はきっと待ち合わせの途中

風はやんで またひとりぼっち 答えなどなかった

あるがままでいたいなら 傷ついて泣けばいい
譲れないものがあるから 独りでも 歩くだけ

見上げれば眩しい色褪せた蒼い空
誰かが呼んでいる 今もきっと待ち合わせの途中

僕は大人になる 何が分かるのか
季節は流れてゆく もっと遠くへ

此処じゃない何処かで 待ってる人がいる
彷徨えど僕は行こう いつかあの約束の場所まで


2.終わりない何処かへ

作詞:江沼郁弥
作曲:江沼郁弥

何処へ行こうか 風鳴る方へ 最果ての方へ

どうやっても同じ 同じところに辿り着く
闇を袋の中に入れて引き摺り歩いてる

グルグルねじれた 矛盾の輪のような迷路
おわりとはじまりからおわりがやってくる

何処へ行こうか 矢印の方へ 新しい方へ
逃げきれないよ それならいっそ逆さまの方へ

夢に近づく程 影は反対に伸びてく
表が裏側に連続して続く現実

朝にも 花にも 星にも 孤独があって
それでもまだ見えない その先を探して

何処へ行こうか 風鳴る方へ 最果ての方へ
逃げきれないよ それならいっそ逆さまの方へ

何処へいこうか おわりの方か はじまりのほうか
風鳴る方へ 心鳴る方へ 最果ての方へ


3.空が笑ってる

作詞:江沼郁弥
作曲:江沼郁弥

窓枠で 切り取られた景色眺めてると
胸に ポッカリ 大きな穴があくの
あの煙突の煙が雲になってるんだと
そう信じてたのどれくらい前だったかな?

でもさ雲に触れたら何か変わるかな
カラフルな雨がからかうかな

円になったよ ほら 円になったよ
色と色が手をつないでる
円になったよ また 円になったよ
明日は晴れるかな

着ぐるみのウサギからもらった無色の風船
他人が嫌いなみんなが繋がろうともがいてる
空に自由を尋ねて月に未来を委ねて
それで何か分かった? 何か変わった?

だからさ夢のあるものは大人だましでさ
可愛らしいものは子供だまし

円になったよ ほら 円になったよ
誰と誰が手をつないでる
円になったよ でも 演技だったよ
嘘だから さよなら

色とりどりの真実の渦の中 ボクはうずくまる
未来が支度している 支配しているんだ
頭痛いな

ヘンになったよ ヘンになったよ
背を向けて 目を閉じてさ
もういいかな ねぇ 誰かいないかな
もう誰もいないんだな

ひとつ ふたつ 雲が浮かんでる ボクを連れてってよ
ふわふわ ゆらゆら くすぐったい風が吹く
空が笑ってる