銀色の空

redballoon 銀色の空歌詞
1.銀色の空

作詞:井上秋緒
作曲:村屋光二

※銀色の空 果てない
降り続く熱のように
短い季節 駆けてく
僕らを濡らして※

何も持たず行くから
頼りない手のひらに
惑ってしまうよ

止んでしまった雨は
この空に痛みさえ
残さないで

惹き合う力と ぶつけ合う想い
傷つけてでも 抱き寄せた
壊れそうな 君に触れて
視えない物 信じてゆく

もう何も怖れないよ
吹き抜ける熱のように
短く蒼く 駆けてく
僕らを揺らして

「どうせ流れてく日々…」
俯き 逃したのは何の夢?

零れゆくような きらめきが欲しい
僕らは愛を 知りながら
辿り着けない か弱い光
夜が明けるのを 待ってる

明日だけが消えない
ただ途切れぬ約束
君の瞳に灼きつけたい
変わらぬ願いを

(※くり返し)


2.ペルソナ

作詞:村屋光二
作曲:村屋光二

姿は見せない 鮮やかな手さばきで今日も何を拝借するの?
黒いマントに身を包み けっして正体を見せない君は

辛い時に笑う そんな風に気持ち隠し続けたら
いつか本当の自分忘れていくよ

※微笑みを忘れたなら すぐに笑ってあげるよ
温もりが欲しいならば すぐに抱きしめてあげよう
仮面捨てて美しい涙を見せて※

自分の事を好きになれないままで誰を愛せるというの?

虚しさを抱えてジャンプしても届かない明日なら
今全てのプライド投げ捨てて

強く強く抱きしめて 夢が震えて泣いてるよ
消え入りそうなメロディー どうか忘れないでいよう
やまない雨に滲む君の側にいさせて

(※くり返し)


3.VISION

作詞:村屋光二
作曲:村屋光二

振り向けばいつの日も あの日の僕がいて
傷ついた記憶の中で

眠れない夜をいくつ数え 俯いてきただろう
震える明日に耳を塞ぎ 膝を抱いた

人の群れに流れ 削られてくメロディー
壊れそうで すぐに抱き寄せて
しゃがみこんだ僕を包囲してゆく闇を
吹き飛ばして

※振り向けばいつの日も あの日の僕がいて
傷ついた記憶の中で まだ続くこの旅路
掌に刻まれた 涙の道しるべ
背伸びして繰り返す 今抜け出して輝きを放て※

どれだけの声 僕の側を通り過ぎた

人の群れに抱かれ 誰もかれも同じ顔で
今いる場所さえ解らない
もしも君が道を見失ったのならば
光の方へ

(※くり返し)


4.波音

作詞:村屋光二
作曲:村屋光二

「波音」君がいない過ぎ去った日々は
しおりで閉じ忘れた 小説みたい
歩み出せずに 立ち止まる景色
朝見上げてた空の青に似ていない

近すぎて見えなくなるのかな
些細な心のすれ違いばかり
今こんなに君を想っても
ここにいない もう会えないの

潮風よ涙まで吹き飛ばしておくれ
出来るなら時間を戻して
闇を裂く光よ 二人だけ照らして
恋と愛のその先まで

君と離れて 新しい恋して
感じた違和感で浮び出す景色

波の音 繰り返した言葉
夜の星が朝焼けに消えてゆく
すべて思い出に変えた君は
わがままだね 最後の日まで

波音が聞こえる 海 に今は誰もいない
君との足跡は今消えて
意地悪な波たちが 二人の影も奪う
もうここに君はいない
そうここに僕もいない