暫存

shame 暫存歌詞
1.GOOD-BYE

作詞:Cutt
作曲:Cutt

どうしようもなく楽しくて
どうしようもなく嬉しくて
今日の為に生きてきたのでしょう?
どうしようもなく楽しくて

どうしようもなく寂しくて
どうしようもなく悲しくて
どうかそのドアを閉めないで
どうしようもなく寂しくて
今は帰る場所もないまま 微かな光に

悲しみのその価値と 喜びのその意味と
どちらに+をつければいい? 新しい世界の為に

今日も君の不在に気付かされて
ただ頭では解っているんだよ 心配はないよ
目眩くようなスピードで 景色は流れていく
“時が解決するよ”なんて とんだ気休め

さようならが言いたくて
早く君に言いたくて
日増しに記憶は遠ざかる
さようならが言いたくて
今は眠ることに夢中で
安らぎの闇へ

その小さな響きは 慎ましく穏やかに
無意識の渦の中で 確かに音をたてて

今僕は目を開けて 見知らぬ時の中へ
致命的な欠落を胸に刻みつけながら
瞬きをする度に世界は変わってゆくけど
気付かないふりでもいいから
永久を感じてみたい

君の新しい過去を今から迎えに行こう
僕の愛すべき現在のその夢の終わりに


2.LOSERS

作詞:Cutt
作曲:Cutt

FOR ALL YOU LOSERS 泣かないで
そう自分を責めないで
出来ることは全てやったんだ

幸せな結末とは
お世辞にも言えないが
出来ることは全てやったんだ

ああ どうにもならない事
遣り切れぬ思いが
腹の中で蜷局を巻いている

FOR ALL YOU LOSERS 探してた
夢を追い求めた
不眠不休の努力で

乗り越えた苦しみ
溢れ出る思い出
出来ることは全てやったんだ

「ああ あの時 もし僕が…」
なんて考えてみても
歴史にIFは禁物で

ああもう
まぶた大きく開けて
太い白旗上げて
高らかな敗北宣言を掲げよう
ああもう
全て捨ててしまおう
忘れ去ってしまおう
何もかもを失くし 軽く立ち上がれ
また開いた未来へ

悲しみに暮れても
後悔に嘆いても
時は結局はかえらんよ

what can I say
I don't know how to get through this
let me be who I wanna be
and it's not too late
let me do what I want
I can ease your soul
whoever you are
I will sing aloud for myself

もう
悲しくはなくって だけど笑えなくて
恐らくは相当変な顔してるんだろう
ああもう
全て捨ててしまおう
忘れ去ってしまおう
新しい武器をその手に 挑み込め
残された未来へ

「ああ あの時 もし僕が…」
なんて今日も思うけど
歴史にIFは禁物で

ああもう
まぶた大きく開けて
高く両手を挙げて
ひとまずの敗北宣言を掲げよう
ああでも
これが最後な訳じゃない
諦めたわけじゃない
いつの日か勝利を勝ちとってみせる
だから
だからこそ今はもう
太い白旗振って
高らかな敗北宣言を掲げよう
まだ見えぬ未来へ


3.P.F.P.

作詞:Cutt
作曲:Cutt

目紛しく変わっていく環境というやつに
戸惑う暇もありません
がむしゃらにもがく まるで理想の毎日
そちらの調子はどうですか?

焦る気持ちだけが 空回りしてる夜に
君と交わした何気ない言葉を 思い出してる

「遠く離れていても何も変わらない」って
祈るような台詞だけど
それが嘘だっていいんだ
いつか変わっていくんだ
移りゆく季節と共に

NOBODY EVER STANDS STILL

君の優しさは受け取ったよ
また手紙を書こう

良くも悪くも人は慣れたり忘れたり
適応能力に優れていて
簡単にそう言えるなんて強くなったね
我ながら驚いてしまう

悲しみが通り過ぎ 儚いものが好きになった
当たり前だと思っていた安らぎに 憧れてる

優しい君の言葉が 嘘になるんだとしたら
全てが信じられなくなるけど
果たされぬ約束を 嘘だと言いきれるの?
何かがすれ違ったね

NOBODY EVER STANDS STILL

純粋の病にさようならを
ただ美しく在れ

いつか止めたいと思った
凍らせたいと思った
時の流れについても
今は解った気がするよ

過ぎ去っていく未来と 未だ来はしない過去
それはつまり現在ってことだろ
明日に胸膨らませて 思い出辿ってみたって
僕は此処に居るんだろ

今はそう思うけど 本当にそう想うけど
涙は何故流れるの
悲しい訳じゃなくって 嬉しい訳でもない
ただ少し…


4.ZERO and INFINITE

作詞:CUTT
作曲:CUTT

ゼロと無限の狭間で揺れながら夢を見て
永遠の歌に憧れている
目も眩むような物語のその果てに
繰り返す日々の答えは見つかるだろう

歩き出す僕が見えなくなるまで
微笑んで手を振る君を見て
何故かもう二度と会えないような
そんな気がしたよ
優しい風が 頬を撫でていた

見上げた空の彼方に 手を伸ばしても届かない
悠久の時間が瞬いている
凡ては闇と光のグラデーション?
未だ痛む傷も 愛おしいこの記憶も

この見慣れた街の景色に
溶け込んでいく君の姿を
見ようとするほど
何もかもが意味を失ってく
僕は耐え切れず そっと目を閉じる

絶望の中でだけ希望を見つけられる?
か細い光を頼りに闇を歩いて

辿り着いた場所 きっと夢なんだけど
懐かしい風が もう会えないと思ってたよ
その手には無限色のPalette
忘れてたよ 君がくれたね

ゼロと無限の狭間で揺れながら夢を見て
永遠の歌に憧れている
目覚めたその瞬間に生まれたての世界が
真白な顔を僕に向けはじまりを待ってる

ZERO and INFINITE

歩き出す僕が振り返るといつも
微笑んで手を振る君がいる


5.ANOTHER

作詞:cutt
作曲:cutt

いつの間にか生まれて
見知らぬ世界に放り出され
訳の解らない一人称
それだけが存在の拠り所

だけどいつしか
この場所のルールに則って
“人生”なんて客観的な呼び方で

有象無象の世を泳いで来たけれど
真夜中目覚めれば理由もなく不安になる
ブレーキが壊れた車に乗ってるような

昨日の自分
一瞬前の自分なんて他人でしょう
それを繋ぐものを“心”など
名付けてみようか

幼い頃の記憶を引っ張り出してきて
疑心暗鬼の僕を安心させる

不承不承生きたって
つまらないとは思うから
少しでも多くの涙を流したい
意味なんて無くて ただそうしたいだけ

わかるわけないよ でも僕は何?

無限の時が経って
永久の眠りに就くときに
見た事もない夢 溢れ出してくるかもね
此処じゃない何処かで目を覚ましてきっと
全て思い出して 今の僕を笑うかもね

時の流れも すべて見渡して

そんなだったらいいね