命の更新

tacica 命の更新歌詞
1.命の更新

作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一

生きていたいと願う この星が
違う生き物を選んで
明日になって
もう僕はいなくて
大事なモノを失くした場所を
僕は目指して

体じゃ足りない位 生きて
両眼じゃ足りない位 夢を見たい

夢は嫌いです
雨は嫌いです
それを守る人や街が嫌いです
有りと有らゆる悪を嫌うと
何故か自分の事も嫌いになった日

生きて来た日を呪う程 僕等
強い生き物ではないし
弱い生き物でもないし

大事なモノを失くした場所を
僕等 目指して

体じゃ足りない位 生きて
両眼じゃ足りない位 夢を見ても足りない位 生きて
この手じゃ足りない位 夢を見たい

夕立ちが威張るなと太陽に
正しい歌を歌う
知らなくても良い事が雨になって
僕等を濡らすから
永遠を信じなくても
物語は今日も終わらない

夕立ちが痛々しい事
讀える為の歌を歌う
知らないと駄目な事の為に知った事まで濡らすから
永遠を信じなくても
物語だけは終わらせなかった

雨の気配に息を切らして走る
心臓の音で日々を刻んだ
有りと有らゆる悪を嫌って
いつか自分の事も嫌いになっても

僕以外に僕はいないと
言えず終わる日々や僕が嫌いです
キミの場所にキミがいないと
いつも自由の下で
命が哭いている

命が哭いている


2.贅沢な蝋燭

作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一

鼓膜を揺らす唯一の音楽隊は
ある日 街へ行ったきり
もう二度と帰っては来ません

ラジオの音楽だけでは物足りなくって
ある日 僕等 どうやって生きるかな
考えてしまったの

咳をしたってシンバルはない
代わる代わるに言い訳
ヘッドフォンで大声を上げ
居なくなった人間の為
歌うだなんて

綺麗な夜にさえ
涙が止まらなかったよ
どうか一番高い木に留まって
街を見下ろしてよ

雨が止む様に笑えるよ
だって 残る蝋に火を灯すメロディーだ
灯る蝋に きっと 歌えるよ
だって 僕等 今日の日を生きるメロディーだ

歌うだなんて

綺麗な夜にさえ
涙が止まらなかったよ
どうか一番高い木に留まって
街を見下ろしてよ