神様の椅子e.p.

tacica 神様の椅子e.p.歌詞
1.神様の椅子

作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一

神様は知らない
僕が泣いた事と
「きっと、大丈夫。」と強がった事を

絵の具が溢れて
この世界の色は
その椅子からは
何色に見えるだろう

手と手は
汚し合いを
でも 未だ きっとアナタは

自由にも不自由にも
呼ばれない この血は
その椅子からは
何色に見えるだろう

手と手は
汚し合いを
でも 未だ ではアナタは

聞こえて来たモノの全部
噛み砕ける程 大人でしょうか?
食べ残したモノは全部
忘れられる程 子供でしょうか?

絵の具が溢れた
この世界の色は
どの椅子からも
同じ様に見えるんだよ

手と手は
汚し合うよ
でも 未だ ではアナタが

見蕩れていたモノは
いつか諦めた内の一つでしょうか?
待ち焦がれたモノも
今夜 諦める頃 一人でしょうか?

誰も見えないモノも
アナタだけは取って触れる
そんな事も見えない僕を
アナタだけがきっと触れる様な

でも 未だ 未だ
物語を

見蕩れていた者が
どんな色に塗れても誇りでしょうか?

聞こえて来たモノの全部
噛み砕ける迄 子供でしょうか?
食べ残したモノを全部
思い出せる頃 大人でしょうか?


2.アリゲーター

作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一

浮かんでも 沈むかも知れない
沈んだら 浮かぶか分からない

急いでよ 僕等の元へ
急いでも届くか分からないから

新しいまま この絵は貼って欲しい
懐かしいなら 直ぐに破いて欲しい

もう1回を何回も繰り返す異常事態に
僕の今日は何処へ帰る?
誰かの糧に生きて居たって
昨日の事も未だ食べ切れないまま歩いたけど
あぁ守って来た思い出が重い

あの願いなら眠りに着いたのに
又 願うから眠りは去ってしまう

手を伸ばしても 沈むかも知れない
眼を凝らしても 浮かぶか分からないから

金輪際 笑い合いや 涙流したりしないと
君の今日は何処へ帰る?
飛び切り疑り深い自分を
嫌いになれる程 勇気のない明日を知って
だから今度こそ…でも決まって 雨

以上
世界は上手に廻ってましたか?
このまま水面では終わらない様に

以上
自由は背後で笑ってましたか?
このまま水面では終わらない様に

僕等はたった1回を何回も
繰り返しているんだ きっと
だから今日も僕も帰る
隣に疑り深い自分と
昨日の事も未だ食べ切れないまま歩いて

もう何回も泣いたって繰り返す異常事態だ
だから今日も此処へ帰れ!
誰かの糧に生きて居たって
昨日の事も未だ食べ切れないまま歩いたけど

あぁ今度こそ…でも決まって

あぁ思い出が重い

さぁ決まって 雨


3.セメルパルス

作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一

街や人が
この次を求め合うのは
街も人も
このままじゃ居られないから

でも僕やキミが
これからを求めないのは
僕もキミも
この次を知って居るから

街や人が
この次を求め合うのは
街も人も
このままじゃ居られないから

でも僕やキミは
この次を求めないから
僕もキミも
これからを解らないまま

どういう人間や物が好き?
見上げた場所はきっと遠く
光れない夜と
光りたいと願う
それすら一つの太陽

自分にも時に背を向けて
生きる事を止めないのに
まだ僕を迎えても暮れない日々を
只 始めたんだ

街や人は
それぞれを許せないまま
街も人も
それぞれを憎み合うから

でも僕やキミが
それぞれを求め合うなら
僕もキミも
このままじゃ居られないかな?

聖なる夜は
何処へ向かった
余りにも多い僕等の正体
聖なる夜は
何処へ向かった
余りにも多い僕等の正体で

どういう夜や月が好き?
見馴れた場所はきっと遠く
戻れない旅
陰る前の光
それすら一つの太陽

自分にも時に背を向けて
生きる事を止めないのに
まだ僕を迎えても暮れない日々を
只 始めたんだ

どういう人間や物が好き?
見上げた場所はきっと遠く
光れない夜と
光りたいと願う事すら
忘れた太陽

どういう夜や月が好き?
何れ逢う迄はずっと孤独
戻れない旅
陰る前の光
それすら一つの太陽

きっと このまま時間は過ぎ
巡る今日だけが僕の続き
あの偉大な日
戻れないと違う
ここには一つの太陽


4.馬鹿

作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一

選べる程 手段はないのに
悩み抜いた様な服を着て
その卑怯になった眼差しを
見損なえたなら 針を持て

奪い合いの再開に
起こり得る問題は
これ以上纏っても同じさ

体中が泣いたり 笑ったり
腹の立つ日がもう来ないのは
体中を今日まで使ったのを
誉め讃える日がもう来ないから

恐れ多い真実に
逃げ惑う後悔は
これ以上纏っても同じさ
そう思うだろう?

戻りたい場所は もう違う太陽を
飲み込もうとした僕を許しはしないよ
美しいのは自分じゃないから
心がまた昨日を探し出す前に

迷える程 時間もないのに
譲れないモノで出来た歴史
明かりの灯った街を観て
思い知った量を確かめる

残るべき存在に
投げ掛ける本能は
これ以上纏っても同じさ
そう思うだろう?

何れ位 思い違いがあったって
流れ出す血は赤くて
それだけを持って
立ち向かうなら 立ち止まっても
観た事もない場所へ
無事に帰れそうさ

演奏が終わったら
何処に辿り着くか分からない
演奏が終わったら
何処に辿り着くか分からない
演奏が終わっても
僕達の音色は変わらない
演奏が終わっても
僕達の音色は変わらないから

馬鹿みたいな今日が大事だったり
また性懲りもなくアナタに会いたかったり
その殆どを忘れたくても
命と似た形が僕にだってあった証明だろう