誰も知らない歌

theSoul 誰も知らない歌歌詞
1.誰も知らない歌

作詞:宮原芽映
作曲:河野健太郎・金城裕紀

ねえ 思い出すの? 遠くで 今でも
もう 忘れたかな 過ぎゆく 暮らしの中

会いたくて あと一秒でも 触れていたくて
それなのに 見えてなかった 今ほど君を

誰も知らないこの歌を いつかその胸に届くように
愛する痛み 喜びも 君が教えてくれたのだから

暮れゆく町から 混みあう電車から
遠い空見上げ 歌うよ 僕は今日も

君は どんなときも 前向きだったね
僕を 励ますのさ 自分も 泣きたいくせに

会いたいよ 今でも凄く 抱きしめたいよ
それなのに 重ねあえない 想いがあるんだ

君と出会って 心から 強くなりたいと願ってきた
今は離れて 幸せを 祈ることしかできないけれど

泣きそうなときも 挫けそうなときも
遠い空見上げ 歌うよ 君の歌を

江戸川の土手 コスモスゆれてる
君のところは まだ夏の暑さだろう

誰も知らないこの歌を いつかその胸に届くように
愛する痛み 喜びも 君が教えてくれたのだから

暮れゆく町から 混みあう電車から
泣きそうなときも 挫けそうなときにも
遠い空見上げ 歌うよ 君のために

君のために


2.栞

作詞:河野健太郎
作曲:河野健太郎

ふと目が覚めると一人
夕映え照り込む部屋で
半分だけ開いたカーテンが
風に小さく揺れてる

何にも言わず出て行った
「さよなら」さえも残さずに
こうして一人の日々を過ごして
君の悲しみ 触れたよ

※読みかけの本はまだ
そのままに
ドアが開き「ただいま」の
君の声を待ってる※

挟んでた栞なら
触らずに
いつでも君が
続きを読めるように
そのままに いつまでも
差しておくから

君が重ねた強がりに
甘えてたのは僕だった
どうして精一杯の優しさに
気づけなかったのだろう

いつも君は一人
この部屋で
僕の帰りを待ち
本を読んでいたのか

寂しさに耐えられず
出て行った
今でも君を
今すぐ抱きしめて
伝えたい 変わらずに
愛しているよと

心の中に挟まれたままの
記憶の場所から動けそうにない
僕にとって残された栞だけが
最後の希望に思えるから

(※くり返し)

挟んでた栞なら
触らずに
いつでも君が
続きを読めるように
そのままに いつまでも
待っているから