何度でも

tick 何度でも歌詞
1.何度でも

作詞:tick
作曲:tick

「いつかはすべてうまくいくよ」
君の言葉がよみがえる
思いがけずこぼれ落ちる涙
春の匂いに染まる三月の夜

つぼみも花を結ぼうとした頃
陽射しは日ごとに強さ増して
輝<光を身に纏った君は
振り返る事もなく 消えてしまった

何度でも 何度でも
叫び続けてた 君の名前をただ
淡雪が舞う夜にもう一度
優しく微笑む君に会いたい

朝日が顔をのぞかせる頃
ただよう真夜中の寒さは
あっという間にどこかへ消えて
心の隙間が僕を締め付けてくる

川の流れが景色を溶かして
おぼろげな記憶も流れてく
けれど僕はきっと忘れないだろう
さよならも言えずに別れてしまった
君を描いてる

いつまでも いつまでも
僕を呼ぶ声が 消えずに聞こえる
木漏れ日が差す場所でもう一度
優しくたたずむ君に会いたい

何度でも 何度でも
叫び続けてた 全て断ち切るように
僕はいつでもここにいるから
暖かな光の中にいるから

いつまでも いつまでも
振り返ってばかりじゃ 何も変えられない
君が照らしてくれたこの道を
前だけを向いて僕は進むよ


2.buddies feat. TAKUMA(from 10-FEET)

作詞:tick
作曲:tick

黒く錆び付いた鉄の板の上に
ただ一人 乗っかってる気分で
いつ落ちるとも分からないまま
降り止まぬ雨に打たれてる

一体どこからが涙で
一体どこまでが雨なのか
見せたくはない ただそれだけ
泣いてる自分を隠しただけ

未開封の現実が怖くて
開けられないまま しまってる
「中身は何だ?」聞いた君の
問いに僕ははっきり答えなかった

一体何がやりたくて
一体どこへ向かいたいのか
はっきり言うのが 怖いだけ
君に告げるのが怖いだけ

あるべき姿 やるべきことって
本当はあってないようなもの
君が今考えていることが
正しくていいんだよ

そのままがいい そのままでいい そのままでいい
僕にはどうか偽らないで

切れ味の鋭いナイフの上に
つま先立ちで 乗っかってる気分で
いつケガをするか分からないまま
ただ冷や汗ばかりかいている

一体どれが正解で
一体どれが間違いなのか
言いたくはない ただそれだけ
どれも間違いに見えてるだけ

不在通知の真実でも
見て見ぬ振りして 携帯を閉じてた
「誰からなんだ?」聞いた君の
問いを僕は聞こえないフリした

一体誰が味方で
一体誰が敵になってしまうか
はっきりするのが 怖いだけ
君はどっちか知りたいだけ

正しいことも 間違ったことも
本当はあってないようなもの
君が今思っていることが
きっと正しいんだよ

それでいいよ それでいいよ それでいいんだよ
僕にはどうか正直でいて

そのままがいい そのままでいい そのままでいい