アンハッピーリフレイン

wowaka アンハッピーリフレイン歌詞
1.アンハッピーリフレイン

作詞:wowaka
作曲:wowaka

散弾銃とテレキャスタ 言葉の整列、アンハッピ
単身、都会の町並み 撃ち込んだ音、嫌いですか?

声が潰れるまで歌って 何度の時間を棒に振った
やっとのこと手に入れたアンタ 手離す訳にいかないでしょ

「ワンマンライブ大成功!」 頭の中は少女漫画
残弾、既に無くなった 此処で一度引き返そうか

そっと置いた丁度良い都合を 何度も拾い上げてたんだ
みっともない暮らしにもうバイバイ そろそろ迎えが来るのでしょ?

間違い探しばかりふらふら 振り返り方、教えて頂戴よ
足りないものはもう無い、もう無い そうかい? そうかい、そうかい

言うならそれは、それはラッキー
繰り返しの三十九秒 廻り廻っていたら 見えた、それはハッピー?
納得なんてするはずないわ! どんだけ音を重ねたって
終わりも始まりもやっては来ないな つまりつまり意味はないの
どうやらアンタもわかっちゃいないな?

画面の向こう 落ちていった
逆さまのガール、おとなのせかい。

散弾銃とテレキャスター 言葉も無いよなアンラッキー
満身創痍 ゲームオーバー
目に見えて嫌そうな感じですね?

散々躓いたソレは もう一回を諦めた
転がりつつも勘違った
そこでアンタが笑ってたんだ

ワンマンライブ大成功 祭りの後のセンチメンタル
満場一致解散だ 此処で一度裏返そうか

声が潰れるまで歌って 何度の時間を棒に振って
やっとのこと手に入れたアンタ
ねえ、ご機嫌は如何ですか

良くない夢の続きそわそわ
間違え方を忘れたその末路
なりたいものを頂戴、頂戴
「もう無い。」 そうかい?そうかい?

どうしてそれが、それがハッピー
虚ろ目の午前四時 迷い迷って
辿り着いたそこがハッピー?
こんなに疲れているのになあ
どうしてこれが、これがハッピー
終わりも見えない道に寝そべって
ぐらりぐらり崩れちゃうわ
どうやらアンタの姿が邪魔で

言うならそれは、それはハッピー
繰り返しの三十九秒 廻り廻っていたら 見えた、それはラッキー?
なんだか不思議と報われないなあ ただ音を重ねたって
終わりも始まりもやっては来ないな つまりつまり意味は無いよ!
そうだね今すぐ飛び降りよう

画面の向こう 落ちていった
逆さまのガール、おとなのせかい。
それは?


2.ローリンガール

作詞:wowaka
作曲:wowaka

ロンリーガールはいつまでも 届かない夢見て
騒ぐ頭の中を掻き回して、掻き回して。

「問題ない。」と呟いて、言葉は失われた?

もう失敗、もう失敗。
間違い探しに終われば、また、回るの!

もう一回、もう一回。
「私は今日も転がります。」と、
少女は言う 少女は言う
言葉に意味を奏でながら!
「もう良いかい?」
「まだですよ、まだまだ先は見えないので。息を止めるの、今。」

ローリンガールの成れの果て 届かない、向こうの色
重なる声と声を混ぜあわせて、混ぜあわせて。

「問題ない。」と呟いた言葉は失われた。

どうなったって良いんだってさ、
間違いだって起こしちゃおうと誘う、坂道。

もう一回、もう一回。
私をどうか転がしてと
少女は言う 少女は言う
無口に意味を重ねながら!
「もう良いかい?」
「もう少し、もうすぐ何か見えるだろうと。息を止めるの、今。」

もう一回、もう一回。
「私は今日も転がります。」と、
少女は言う 少女は言う
言葉に笑みを奏でながら!
「もう良いかい?もう良いよ。そろそろ君も疲れたろう、ね。」
息を止めるの、今。


3.積み木の人形

作詞:wowaka
作曲:wowaka

まだ 見つからないの 砂が流れ落ちてく
単純な答えがあるならば硝子の色を壊せたのかな
なぜ 逃げ出せないの 扉に挟まれてる
残念の塊集めては積み木のよに重ねる退屈

無くなった時間の連れを当てにしてもう疲れた
どうなったって良いのよ、意味も理由も景色の中埋めて
始まった 蝶番の音が独りをただ鳴らした
そうやってわたしだけ無色透明な虹を手に捕った

環になった 台に立った 勘違ったって踊りましょうよ
そうしちゃった
そうしちゃったった

錆付いた声の届かない箱の中
玩具の兵隊さんから硝子の靴を投げつけられて、
割れちゃった。
ばらばらの音が痛みをまた照らした
もう嫌って話 から積み木崩しの衝動砕け散った

物言わない身を人形と名付けたの
玩具にすらなれない ただ重ねる普通の喜怒と哀楽
負けちゃった 調子のいい嘘を並べた末の夜に
どうやって戻ろうか 積まれたころの姿を目に焼いた

間に合った 最後だった 勘違ったって駆け込みながら
どうしちゃった?
どうしちゃった?
どうしちゃった?
を繰り返すの

環になった 台に立った 勘違ったって踊りましょうよ
そうしちゃった
そうしちゃったったった

始まった 蝶番の音が独りをただ鳴らした
そうやってわたしだけ無色透明な虹を手に捕って
壊れちゃった


4.僕のサイノウ


5.日常と地球の額縁


6.テノヒラ


7.とおせんぼ


8.ラインアート


9.裏表ラバーズ

作詞:wowaka
作曲:wowaka

良いこと尽くめ の夢から覚めた私の脳内環境は、
ラブという得体の知れないものに侵されてしまいまして、それからは。
どうしようもなく2つに裂けた心内環境を
制御するだけのキャパシティなどが存在しているはずもないので

曖昧な大概のイノセントな感情論をぶちまけた言の葉の中
どうにかこうにか現在地点を確認する目玉を欲しがっている、生。

どうして尽くめ の毎日 そうしてああしてこうしてサヨナラベイベー
現実直視と現実逃避の表裏一体なこの心臓
どこかに良いことないかな、なんて裏返しの自分に問うよ。
自問自答、自問他答、他問自答連れ回し、ああああ

ただ本能的に触れちゃって、でも言いたいことって無いんで、
痛いんで、触って、喘いで、天にも昇れる気になって、
どうにもこうにも二進(にっち)も三進(さっち)もあっちもこっちも
今すぐあちらへ飛び込んでいけ。

もーラブラブになっちゃってー
横隔膜突っ張っちゃってー
強烈な味にぶっ飛んでー
等身大の裏・表

脅迫的に縛っちゃってー
網膜の上に貼っちゃってー
もーラブラブでいっちゃってよ!
会いたいたいない、無い!

嫌なこと尽くめ の夢から覚めた私の脳内環境が、
ラブという得体の知れないものに侵されてしまいまして、それからは。
どうしようもなく2つに裂けた心内環境を
制御するためのリミッターを掛けるというわけにもいかないので

大概は曖昧なイノセントな大災害を振りまいたエゴを孕ませ
どうにかこうにか現在地点を確認した言葉を手に掴んだようだ。

どうして尽くめ の毎日 そうしてああしてこうしてサヨナラベイベー
現実直視と現実逃避の表裏一体なこの心臓
どこかに良いことないかな、なんて裏返しの自分に問うよ。
自問自答、自問他答、他問自答連れ回し、ああああ

ただ本能的に触れちゃって、でも言いたいことって無いんで、
痛いんで、触って、喘いで、天にも昇れる気になって、
どうにもこうにも二進も三進もあっちもこっちも
今すぐあちらへ飛び込め。

盲目的に嫌っちゃってー
今日いく予定作っちゃってー
どうしてもって言わせちゃってー
等身大の裏を待て!

挑発的に誘っちゃってー
衝動的に歌っちゃってー
もーラブラブでいっちゃってよ!
大体、愛、無い。

もーラブラブになっちゃってー
横隔膜突っ張っちゃってー
強烈な味にぶっ飛んでー
等身大の裏・表

脅迫的に縛っちゃってー
網膜の上に貼っちゃってー
もーラブラブでいっちゃってよ!
あいあいあいあいない!


10.グレーゾーンにて。


11.ずれていく

作詞:wowaka
作曲:wowaka

どこかに消えた屍 、その間に逃げ出したいだけ
はにかみ顔の背中のあなたの感覚ってずれてる。

間違い探しに終われ、1、2の3の掛け声
「足りないもの」お洒落でしょ?って 駆け出す足音が鳴るの スッタカラッタ
右側の半分がずれて左側に溶け込んでった。
はにかむ顔に腹立て、何様気取りの傍観者は言うよ

そう あなたのこと きらいになったのです。

「どこかに消えた」しかだめ? その場に連れ出したいだけ
割れない窓を叩くのって あなたの感覚を疑いましたよ
右側の半分がずれて左側に溶け込んでった。
はにかむ顔に腹立て、何様気取りの傍観者は言うよ

ずれていく とりあえず よくわからん ほうこうへ
まるでなにごともないかのよに

間違い探し の痛い、痛い傷跡が勘違いだらけの日常になる

勘違い探し を強いたい、見たい ひとりきり 何だろう と 覗き込む力を


12.リバシブルドール


13.ワールズエンド・ダンスホール

作詞:wowaka
作曲:wowaka

冗談混じりの境界線上 階段のそのまた向こう
全然良いこともないし、ねえ その手を引いてみようか?
散々躓いたダンスを、そう、祭壇の上で踊るの?
呆然に目が眩んじゃうから どうでしょう、一緒にここで!

甲高い声が部屋を埋めるよ 最低な意味を渦巻いて
当然、良いこともないし さあ、思い切り吐き出そうか

「短い言葉で繋がる意味を 顔も合わさずに毛嫌う理由を
さがしても さがしても 見つからないけど
はにかみながら怒ったって 目を伏せながら笑ったって
そんなの、どうせ、つまらないわ!」

ホップ・ステップで踊ろうか
世界の隅っこでワン・ツー
ちょっとクラッとしそうになる終末感を楽しんで
パッとフラッと消えちゃいそな 次の瞬間を残そうか
くるくるくるくるり 回る世界に酔う

傍観者だけの空間。
レースを最終電車に乗り込んで、
「全然良いこともないし、ねえ、この手を引いてみようか?」

なんだかいつもと違う。運命のいたずらを信じてみる。
散々躓いたダンスを、そう、思い切り馬鹿にしようか

「つまらん動き繰り返す意味を 音に合わせて足を踏む理由を
さがしても さがしても 見つからないから
悲しいときに踊りたいの 泣きたいときに笑いたいの」
そんなわがまま疲れちゃうわ!

ポップにセンスを歌おうか
世界、俯いちゃう前に
キュッとしちゃった心の音をどうぞ。
まだまだ忘れないわ。

なんて綺麗な眺めなんでしょうか!
ここから見える風景
きっと何一つ変わらないから、枯れた地面を這うの。

ホップ・ステップで踊ろうか
世界の隅っこでワン・ツー
ちょっとクラッとしそうになる終末感を楽しんで
パッとフラッと消えちゃいそな 次の瞬間を残そうか
さよなら、お元気で。
終わる世界に言う――――


14.プリズムキューブ