カプチーノ

ともさかりえ カプチーノ歌詞
1.カプチーノ

作詞:シーナ・リンゴ
作曲:シーナ・リンゴ

あと少し あたしの成長を待って
あなたを夢中に させたくて
藻掻く あたしを 可愛がってね

今度 逢う時は コートも 要らないと
そんなに普通に 云えちゃうのが 理解らない
…ミルクの白に 茶色が負けている

何よりも あなたに逢って 触れたいの
全て味わって 確かめて
イーヴンな関係に 成りたい
変わりゆく あたしの温度を許して
もし我が儘が 過ぎて居ても
黙って置いて 行ったりしないでね

コーヒーの匂いを 間に挟んで
優位の笑みを 隠し切れない様子で居る
…苦いだけじゃ 未だ 中庸が取れない

梅の散る 午後にも ちゃんと二人は
今日と同じ様に 人混みを
擦り抜けられるかしら
それぞれが 只 忙しくして居たら
引く手の加減も 曖昧に
忘れちゃいそうで 不安なのに

あなたが 此処に居る 約束など
1つも交わして 居ない
何時の間にか 淡色が 当たり前に香り
二人を支配しそう

誰よりも あたしを ちゃんと見透かして
口の悪さや 強がりは “精一杯”の証拠だって

何よりも あなたに逢って 触れたいの
全て味わって 確かめて
イーヴンな関係に 成りたい
変わりゆく あたしの 温度を許して
もし我が儘が 過ぎて居ても
黙って置いて 行ったりしないでね


2.木蓮のクリーム

作詞:シーナ・リンゴ
作曲:シーナ・リンゴ

回転の目紛しさに
まるで付いて行けぬまま
どんどんあなたに染められゆく
自分が喜ばしい
儚げな色すら 危険な程頼り無い
だからいま其の手を
あたしだけに委ねて

単純にベクトルの違いならば
絶対有るでしょう
毎回二人が
全てを同じに思えるわけない
鮮やかな夢なら
乾いてゆくが美しい
其れに似て跡の無い
あたし達も崩れそう

只 真実を知りたい
拙い身体も捕えて
此の衝動に勝てない
いけない右手を咎めないで

余所行きの言葉や
優しさなんて欲しくない
紫が終われば
綺麗な海に沈めて

儚げな色すら 危険な程頼り無い
だからいま其の手を
あたしだけに委ねて

鮮やかな夢なら
乾いてゆくが美しい
其れに似て跡の無い
あたし達も崩れそう

余所行きの言葉や
優しさなんて欲しくない
紫が終われば
綺麗な海に沈めて