暫存

ばんばひろふみ 暫存歌詞
1.SACHIKO

作詞:小泉長一郎
作曲:馬場章幸

幸せを数えたら 片手にさえ余る
不幸せ 数えたら 両手でも足りない

いくら心が 綺麗でも
醜いアヒルの 子では嫌だと
泣いた夜さえ いつの日か
笑い話に なるものさ
SACHIKO 思い通りに
SACHIKO 生きてごらん
それが悲しい 恋でもいい
笑い方も 忘れた時は
思い出すまで そばにいるよ

幸せを 話したら 5分あれば足りる
不幸せ話したら 一晩でも足りない

幸子という名は 皮肉だと
自分に宛てた 手紙燃やして
窓にひたいを 押し当てて
家を出たいと つぶやいた

SACHIKO 思い通りに
SACHIKO 生きてごらん
ひとりぼっちの 旅でもいい
倒れそうに 疲れた時は
僕の両手に 戻ればいいさ

SACHIKO 思い通りに
SACHIKO 生きてごらん
そして心が 傷ついたなら
泣きながら 帰っておいで
僕はおまえのそばにいるよ

SACHIKO 思い通りに
SACHIKO 生きてごらん
そして心が 傷ついたなら
泣きながら 帰っておいで
僕はおまえのそばにいるよ


2.速達

作詞:竜真知子
作曲:馬場章幸

一度会って欲しいひとがいますと
父に手紙書いた あれは先週
迷う訳じゃないの ただ少しだけ
思いつめて返事待つ日々

親の元を離れ 暮して二年
そしてめぐりあった あなたのことを
軽い気持じゃ 言えなかった今まで
父はどんなふうに 思ったでしょう

急に無口になった父に
はらはらしてる母が浮ぶ
そうよあなたを愛してから
いつかはくると 覚悟してた日

だけど 私 戻れない
何があっても 戻れない

郵便物は来ないはずの日曜
思いがけず着いた赤い速達
陽ざしうすい窓で 読んだ文字が
なぜか なぜかにじむ 冬の黄昏

一度二人でおいでとだけ
書かれた手紙 握りしめて
すぐにあなたに 会いにゆこう
心の中で くり返してる

父が 許して くれました
父が 許して くれました


3.「いちご白書」をもう一度

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

いつか君といった 映画がまた来る
授業を抜け出して 二人で出かけた

哀しい場面では 涙ぐんでた
素直な横顔が 今も恋しい

雨に破れかけた 街角のポスターに
過ぎ去った昔が 鮮やかによみがえる

君もみるだろうか 「いちご白書」を
二人だけのメモリー どこかでもう一度

僕は無情ヒゲと 髪をのばして
学生集会へも 時々出かけた

就職が決まって 髪を切ってきた時
もう若くないさと 君にいいわけしたね

君もみるだろうか 「いちご白書」を
二人だけのメモリー どこかでもう一度

二人だけのメモリー どこかでもう一度