さよならが言えるまで

やしきたかじん さよならが言えるまで歌詞
1.さよならが言えるまで

作詞:及川眠子
作曲:坂本洋

ふたりの影を 映す映画に
黄昏のささやきが 降りてくるよ
叶わなかった 未来(ゆめ)をはこんで
この恋も 思い出という海へ
流れてゆくのね

幸せだったことを伝えたいけれど
くちびるがふるえる
もう少しだけ そばにいてほしい
あなたの瞳のなかで

せめて微笑(わら)いながら
さよならが言えるまで

帰りを急ぐ 子供の声が
背中越し 通り過ぎるたびに
陽射しが傾く

風の向こうに見えるあの街もすぐに
灯りがともるでしょう
悔やんでないよ ふたり永遠を
誓ったあの日のように

あなた好きなままで
さよならができるから

幸せだった私 もう二度と恋が
できなくなるくらい
ねぇ少しだけ そばにいてほしい
最後のわがまま聞いて

せめて微笑いながら
さよならが言えるまで

あふれるこの涙を
闇がつつむまで


2.見えない糸

作詞:及川眠子
作曲:都志見隆

泣きながら 人はただ生まれ
微笑むことを憶えるの
あたたかな その腕のなかで
いま幸せをかみしめる

同んなじ瞳をした誰かに
出逢うことを運命と呼ぶのでしょう

※見えない糸に ひかれるように
あなたへと たどりついた
悲しみよりも強い心が
過ぎた傷みを そっと溶かすの※

かさねあう ふたつのてのひら
生きてるかたち 結ぶように
時間という 波にもまれても
はなさないでね 永遠に

どんなに闇が深くても
朝の光が待ってる すぐそばで

見えない糸で つながれていた
ふたりだと信じてたい
その優しさに 抱きしめられて
生まれた意味が やっとわかった

(※くり返し)