アンソロジー

やしきたかじん アンソロジー歌詞
1.ゆめいらんかね


2.過ぎゆく暮し


3.ミナの物語


4.秋の手紙


5.この椅子で


6.横顔


7.ながばなし


8.空車(ムナグルマ)


9.ラスト・ショー


10.My Friend


11.Too far away

こんなに遠く離れていても
夜毎心は空を駆けてゆく
君だけいれば君さえいれば
生きる事さえ辛くないから

君が病んだ時は僕は息を止めて
熱い想いをこめ祈り捧げたい
Too far away 愛への道は far away
だけどかすかに光見えればそれでいい
Too far away 君への道は far away
だから言葉をひとつくれればそれでいい

見えない糸で結ばれている
そんな約束僕は欲しいよ
つきなみだけどこの世に一人
君だけ好きだ君だけ好きだ

君を風に変えて空に飾りたい
僕は星になって君を守りたい

Too far away 愛への道は far away
だけど君の微笑み思えばそれでいい
Too far away 君への道は far away
だから勇気をひとつくれればそれでいい

Too far away 愛への道は far away
だけどかすかに光見えればそれでいい
Too far away 君への道は far away
だから言葉をひとつくればそれでいい
Too far away


12.気楽トンボ


13.順子

作詞:鹿紋太郎
作曲:鹿紋太郎

不思議だね 今こうして 君を抱き締めてるなんて
いくつもの偶然が 二人引き合わせた
初めから感じてたよ 遊びですむ恋じゃないと
言葉さえもどかしいほどに わかり合えた

遠く離れていても心 堅く結ばれていたよね
逢えない夜も 夢の中を 訪れて ひとつになれる

もう順子 離さないよずっと
一緒ならどんな道でも きっと歩いてゆける
だから順子 いつもそばにいて
海のような 瞳で 僕を見つめてておくれ

何ひとつ欲しくはない 君とめぐり逢えただけで
とこしえの安らぎに 僕は包まれてる
ありふれた 科白(セリフ)などで 言い尽くせはしないけれど
確かだね運命は 誰も逆らえない

信じ合えたら たとえ明日が見えなくても 怖くないさ
闇の中でさえ 魂 が 僕らをつないでいるから

さあ順子 小さな船いま
二人漕ぎ出してゆくのさ 星の地図を頼りに
そうさ順子 長い旅だけど
君を守ってみせる 一番大事な君を

もう順子 離さないよずっと
一緒ならどんな道でも きっと歩いてゆける
だから順子 いつもそばにいて
海のような 瞳で 僕を見つめてておくれ


14.生まれる前から好きやった

作詞:河島英五
作曲:河島英五

生まれる前から好きやったと
アンタに云うたね
そしたらアンタは 抱き寄せて
「わかってる」とうなづいた
その場かぎりの夢ばかり
見続けて来たから
幸せ過ぎるほどに
明日がこわかった
生まれる前から好きやった
気付くのが遅かっただけ

情ない女になったんや
回り道してる間に
愛される値打ちも もうないよ
悲しいけど出てゆくわ
もっと早くアンタに
逢えたら 良かったのに
もいちどきつく 抱きしめて
背中ちぎれるほど
けれどなんで女にだけ
回り道許されないの

生まれる前から分かってた
みんな終りになるんや

幸せ過ぎて哀しくて
涙が止まらないよ
生まれる前から好きやった
それはアンタだけ
生まれる前から好きやった
それはアンタだけ


15.ひとり覚え


16.歌って死ねるなら


17.愛することを学ぶのに

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお

たそがれが 僕を置いていく
あなたは もどかしげに ドアを閉めた
さっきまで寄り添った椅子が
さみしく 夕日だけに 染められてる
笑ったあとに 嘆いたり
ほんのいさかい くり返し

愛することを学ぶのに
どうして こんなに かかるのだろうね
愛することを学ぶのに
どうして いつでも つらいのだろうね

静けさと月あかりの夜
あなたの 長い髪も眠っていた
おだやかな そんな情景も
心に 刻まれてる はずの二人
なのにどこかで すきま風
割り込むなんて 悲しいね

上手に恋をしなくとも
夢だけ 重ねて 過ごしていたいね
器用に恋を語らずに
見つめて わかると 思っているのに

愛することを学ぶのに
どうして こんなに かかるのだろうね
愛することを学ぶのに
どうして こんなに つらいのだろうね


18.雨の日はバラードで

作詞:ありそのみ,谷口雅洋
作曲:谷口雅洋

すれちがう車の ワイパーごしに
偶然貴女を見た 夕暮れの RainyTown
黙って僕の手を ふりほどいた日
言い訳になるだけと 離ればなれの 心を閉ざした

雨の日はバラードで 貴女を思い出そう
貴女がいつも口ずさんでた この Sad Song
飾らない言葉には 優しさがある
最高の出会いだった たしかに言えるさ 今も

白い壁にもたれ 過ごした部屋も
窓から見てた街も かわらない Memories
愛しているなんて 言わずにいたよ
お互いの胸の中で
きっと伝わる 気がしていたのさ

雨の日はバラードで 貴女を思い出そう
貴女がピアノでひいてたあの日の Good Song
気がつけば終わってた そんな二人を
時おり何処からか 見つめているのさ 今も

素敵すぎる恋はいつも 通り過ぎてしまう
あの日を追いかけずに 貴女を想い出にかえす
貴女を 想い出にかえす


19.やっぱ好きやねん'96


20.ICHIZU'96


21.未練~STILL~'96

作詞:鹿紋太郎
作曲:鹿紋太郎

遅いテレビは 出会った頃に
二人見た映画 そういえば
最後の夜も こんなどしゃ降り
涙 雨が隠してた
ひとつ季節が 変わるたび
思い出色の風 しみるのよ
あなたと歩いた 毎日が
巡るの 心を 痛いほど

泣いて 泣いて シーツ握りしめて
忘れられる恋なら いいけれど
酔って 酔って 酔いつぶれても
あなたの名前 呼んでいる

男は星の数ほどいると
みんな 慰めてくれたけど
一枚きりの 一緒の写真
破る勇気さえなくて
誰かとお酒 飲むときも
知らないうちに 較べているわ
グラスを持つ その仕草さえ
あなたと 違うと 許せない

抱いて 抱いて お願いもう一度
あなた以外の 誰も愛せない
言って 言って 戻って来いと
飛んでゆきたい 今すぐに

泣いて 泣いて シーツ握りしめて
忘れられる恋なら いいけれど
酔って 酔って 酔いつぶれても
あなたの名前 呼んでいる


22.東京

作詞:及川眠子
作曲:川上明彦

あんたとなら
いつ死んでもかまわへん
忘れないで
そんな女いたことを

見上げた空さえも
冷たい色やけど
あたしが本気で惚れたひと
そう生まれた街やから

いとしさも 憎しみも
すべてすべて ぎゅっと抱きしめ
祈るように 今日も灯が
ともる東京

夢だけ見て
生きてるようなあんたやった
いつかあたし
待つことにも慣れてたよ

くすんだ風のなか
肩よせ暮らしたね
誰にも似てへんひとやけど
本物の愛をくれた

悲しくて 悔しくて
泣いて泣いてばかりいたけど
かけがえのないひとに
逢えた東京

痛いほど好きなのに
なんでなんで 別れたんやろ
いまもまだ 胸の奥
揺れる東京

悲しくて 悔しくて
泣いて泣いてばかりいたけど
かけがえのないひとに
逢えた東京


23.あんた'96


24.明日になれば'96


25.なめとんか'96


26.大阪恋物語

作詞:鹿紋太郎
作曲:鹿紋太郎

大阪恋物語 安物の恋か知れんけど
うちは死ぬまで忘れんからね
誰よりも 素敵な人

金色に 染まった街が 悲しいほどきれいやね
二人見降ろす人の河 どこへ流れるんやろ
うまいこと 言われへんけれど 夢追いかけるあんたを
待てないうちのせいやから 自分のこと責めたらあかんよ

大阪恋物語 安物の恋かも知れんけど
うちは 死ぬまで忘れんからね
誰よりも 素敵な人
ずっとどこかで 見つめてるから
必ず 星を掴んでね

もう5年 早く逢えたら 夢中でついて行けたよ
多分女は男より ずるい生き物やね
言い出した 別れやけれど 何故か涙止まらへん
輝いた日の思い出を いつでも胸に抱いて生きるよ

大阪恋物語 今幕を閉じてゆくけど
あんた この世でただ一人だけ
魂で 愛せた人
生まれ変わって また逢えたなら
今度は 離れないからね

大阪恋物語 安物の恋かも知れんけど
うちは死ぬまで忘れんからね
誰よりも 素敵な人
ずっとどこかで 見つめてるから
必ず 星を掴んでね
必ず 星を掴んでね


27.さよならが言えるまで

作詞:及川眠子
作曲:坂本洋

ふたりの影を 映す映画に
黄昏のささやきが 降りてくるよ
叶わなかった 未来(ゆめ)をはこんで
この恋も 思い出という海へ
流れてゆくのね

幸せだったことを伝えたいけれど
くちびるがふるえる
もう少しだけ そばにいてほしい
あなたの瞳のなかで

せめて微笑(わら)いながら
さよならが言えるまで

帰りを急ぐ 子供の声が
背中越し 通り過ぎるたびに
陽射しが傾く

風の向こうに見えるあの街もすぐに
灯りがともるでしょう
悔やんでないよ ふたり永遠を
誓ったあの日のように

あなた好きなままで
さよならができるから

幸せだった私 もう二度と恋が
できなくなるくらい
ねぇ少しだけ そばにいてほしい
最後のわがまま聞いて

せめて微笑いながら
さよならが言えるまで

あふれるこの涙を
闇がつつむまで


28.たった独りのアンコール

作詞:伊藤薫
作曲:伊藤薫

暗い 客席の隅で
壁際にもたれたまま
舞台の上のあんたを見てる
一人こうしてライトをいくつも浴びて
スーツがよく似合ってる
今日のあんたとっても綺麗
逢えて良かった

ああ おかしいね
ああ 人生は
ああ あの日の哀しみに感謝しなきゃ

そろそろ行かなけりゃ
あの人が心配するから
たった独りのアンコールを
胸に抱いたまま…

ひとつ傘に寄り添って
互いに肩を濡らして
それでも二人良く笑ったね
遠いあの頃 日増しに荒れるあんたを
もしも救えるものなら 本気で死ねる
そう信じてたそんな若い日

もう やめましょう
もう 消えましょう
ああ レコードの時代が終わるように
ああ おかしいね
ああ 人生は
ああ あの日の哀しみに感謝しなきゃ

そろそろ行かなけりゃ
あの人が心配するから
たった独りのアンコールを
胸に抱いたまま…


29.そんな女(未発表曲 )


30.幸せをもう一度(未発表曲 )