1.優しい女には毒がある
作詞:及川眠子
作曲:坂本洋
夢にえがく運命の男は
きっと未来で おまえを待つから
いまその腕に抱いてる俺のこと
ただ行きずりと信じているのか
用心深い瞳で 何ももとめずに
俺のすべて受け入れるだけさ
愛してると言って 冗談よと笑う
綺麗なその横顔を憎みたくなる
儚い恋だから わがままも許せるの
でも優しい女には毒がある
女はなぜいつもかけひきする
心と体 高く売るために
涙なんて武器にしないおまえ
大事にしたい いま思えるのに
若い日々を飾る 愚かな恋だと
いつか俺をそう呼ぶのだろう
愛してると言えば 嘘つきねと笑う
本気になどしないわと背中を向ける
忘れるためだから 深入りはしないのか
でも優しい女には毒がある
愛してると言って 冗談よと笑う
綺麗なその横顔を憎みたくなる
儚い恋だから わがままも許せるの
でも優しい女には毒がある
2.はぐれた背中
作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
夕暮れ来るたび 少しブルーな自分がいる
夢ならまだまだこれからだってつかめるはず
お互いそう言い含めた別れ
けれどどこか不安定な心模様(こころもよう)かかえてる
男なんて情けない あなたは強くて
振り向かないで背を向けたね
心は 同じに揺れたはずだと思うけれど
本音はきっと わがままな二人
愛に少し素直じゃない
さみしささえ隠し合い はぐれたまま 哀しいね
たぶん変わらぬ俺の背中
いつか見つけてくれたとしても
ただ風のようによぎる思い出として
そっと視線めぐらせて それでいい
すべてが流れて変わるように
愛のあった場所も移る
それは自然なことだと 風景ごと受け止める
だけど変わらぬ俺の背中
もしも見つけて通り過ぎても
ただ風になった過去の影のつもりで
そっと視線送るだけ それでいい
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