三つ葉の結びめ

やなぎなぎ 三つ葉の結びめ歌詞
1.三つ葉の結びめ

作詞:やなぎなぎ
作曲:出羽良彰

無言の言葉であやとりして
上手に出来たと笑ってみる

得意なのは誰にも気付かれぬように
心押し殺すこと それひとつだけ

でもとりまく綺麗なループは柔い力で
手繰り寄せてくれるから

鮮やかに結んで この気持ごと
離れないように固く固く
ひと結び 人を結んで
期待の止まない先へ
あすへ行こう

求めたものなど本当は無く
憧れることに憧れてた

気づいた時 歩いた道は塞がれ
蒔いた筈だった目印も見えない

北も南も見失って途方に暮れても
空で待っててくれるなら

今高くかざして 消えないあかり
迷わないように強く強く
うなだれた月も照らして
確かな答えを示す みちしるべ

これから旅に出ようか
頼りない船に揺られ
数えきれない嵐に糸を断たれ
体に雨が染み込んでも

その度に何度も結んで この気持ごと
解けないようにずっとずっと
ひと結び 人を結んで
期待の止まない先へ
あすへ行こう
希望乗せて行こう


2.インテンション・プロペラント

作詞:やなぎなぎ
作曲:ARCHITECT

未来を遡って今の場所に来たとしたら
もっと良い選択とかアイデアとか浮かんだのかな

折り重なっていく
試行と犠牲とデータを継ぎ接ぎ
僕らは夢を見る

go sputnik 宙へ発て
はるかな地上を恐れず 畏れずに推力を得て
祈りと期待だけ積み込んでた
覚えてるよ さよならムトニク
君の名前を

微弱な電波にのる 誰かが告ぐカウントダウン
どうして人は皆遠い場所へ行きたがるんだろう

追いつかない距離は
光の速さと並行して逃げてく
どうしても見えないよ

go sputnik 宙へ発て
はるかな果てへと
重力を切り裂いてただ上を向け
降り注(つ)ぐ轟音の欠片の様に
燃え尽きる日がきても
僕の憧れ


3.unjour

作詞:やなぎなぎ
作曲:やなぎなぎ

ことばのない世界
迷いない
正しさで
柔らかい線だけが終わりを描いてる

余白の道の上テクテクと歩いてる
あたたかい暖炉も甘いおやつも無いし
ほら少し駆けてって
次の角を曲がれば
懐かしい匂いにさ会える気がする
でもそこはゴミの山
誰もいないよ

ことばのない世界
強くて
折れそうな
柔らかい線だけが終わりを描いてた

見慣れない全てにこわごわと近づいて
見慣れた形の手で振り払われるの
もう少し疲れて
伏せてしまいたいんだ
眠りたいな静かに
そして見上げた光の中に揺れる
君をみつけた

誰かを信じて悲しくなって
誰かを信じて嬉しくなる

このまま2人で遠くへ行けるかな

誰かを信じて裏切られても
誰かを信じて生きたいから

そんな繰り返し
生きてるんだね
それでもやっぱり生きたいから