涙唄

やなわらばー 涙唄歌詞
1.人魚

作詞:NOKKO
作曲:筒美京平

アカシアの雨にうたれて 泣いてた
春風の中で月が登るまで
その笑顔をしぐさをいとしくて
本気で思った 抱いて抱いて抱いて

見つめあう時は 高波のように
そばにいるだけで 自分を忘れた
その激しさ その声 その胸が
消えてしまった 抱いて抱いて抱いて

つめたい夜は 子供のように
ふるえて眠る 奇跡を待って

涙が枯れるその前に 星を見上げる
すてきな事もさみしさも輝きに似て
あなたがくれた その面影に
本気で叫んだ 抱いて抱いて抱いて

アカシアの雨にうたれて 泣いてた
春風の中で小さくこごえて
その笑顔をしぐさを その全てを
本気で愛した 抱いて抱いて抱いて

その激しさ その声 その胸が
消えてしまった 抱いて抱いて抱いて


2.みんな空の下

作詞:絢香
作曲:絢香

涙流さない どんなに辛くても
誰にも負けない強さ持ってるのは
まわりを悲しませない あなたの優しさ

見つめる瞳 言葉なくても
伝わるあなたの想い
負けないよって 頑張るよって
何度も優しく笑うんだ

あなたの笑顔は誰よりも輝き
くもり空まで晴れにしてしまう
何度も高い壁 乗り越えたから
何も怖くない ひとりじゃないよ
みんな空の下

言い返せなくて 悔しかったよね
ひとりで泣いてた日々も“今”につながって
大きな花を咲かそうとしてる

小さな胸にしまい込んでいる
空に似た 大きな心
泣かないでって 大丈夫って
包み込むように笑うんだ

星が顔を出し あなたが眠る頃
同じ空の下 願う人がいる
明日もあなたが笑ってられますようにって
見守ってるよ 遠い場所から
みんな空の下

やわらかな風を吹かせて
街はそっと 色づいてく

あなたの笑顔は誰よりも輝き
くもり空まで晴れにしてしまう
何度も高い壁 乗り越えたから
何も怖くない ひとりじゃないよ
みんな空の下


3.ワダツミの木

作詞:上田現
作曲:上田現

赤く錆びた月の夜に
小さな船をうかべましょう
うすい透明な風は
二人を遠く遠くに流しました

どこまでもまっすぐに進んで
同じ所をぐるぐる廻って

星もない暗闇で
さまよう二人がうたう歌
波よ もし 聞こえるなら
少し 今声をひそめて

私の足が海の底を捉えて砂にふれたころ
長い髪は枝となって
やがて大きな花をつけました

ここにいるよ、あなたが迷わぬように
ここにいるよ、あなたが探さぬよう

星に花は照らされて
伸びゆく木は水の上
波よ もし 聞こえるなら
少し 今声をひそめて
優しく揺れた水面に
映る赤い花の島
波よ もし 聞こえるなら
少し 今声をひそめて

Woo… Woo… Woo…


4.雪の華

作詞:Satomi
作曲:松本良喜

のびた人陰(かげ)を 舗道に並べ
夕闇のなかをキミと歩いてる
手を繋いでいつまでもずっと
そばにいれたなら泣けちゃうくらい

風が冷たくなって
冬の匂いがした
そろそろこの街に
キミと近付ける季節がくる

今年、最初の雪の華を
2人寄り添って
眺めているこの時間(とき)に
シアワセがあふれだす
甘えとか弱さじゃない
ただ、キミを愛してる
心からそう思った

キミがいると どんなことでも
乗りきれるような気持ちになってる
こんな日々がいつまでもきっと
続いてくことを祈っているよ

風が窓を揺らした
夜は揺り起こして
どんな悲しいことも
ボクが笑顔へと変えてあげる

舞い落ちてきた雪の華が
窓の外ずっと
降りやむことを知らずに
ボクらの街を染める
誰かのために何かを
したいと思えるのが
愛ということを知った

もし、キミを失ったとしたなら
星になってキミを照らすだろう
笑顔も 涙に濡れてる夜も
いつもいつでもそばにいるよ

今年、最初の雪の華を
2人寄り添って
眺めているこの時間(とき)に
シアワセがあふれだす
甘えとか弱さじゃない
ただ、キミとずっと
このまま一緒にいたい
素直にそう思える

この街に降り積もってく
真っ白な雪の華
2人の胸にそっと想い出を描くよ
これからもキミとずっと…


5.M

作詞:富田京子
作曲:奥居香

いつも一緒にいたかった
となりで笑ってたかった
季節はまた変わるのに
心だけ立ち止まったまま

あなたのいない右側に
少しは慣れたつもりでいたのに
どうしてこんなに涙が出るの
もう叶わない想いなら
あなたを忘れる勇気だけ欲しいよ

You are only in my fantasy
今でも覚えている あなたの言葉
肩の向こうに見えた景色さえも So once again
Leavin' for the place without your love
星が森へ帰るように
自然に消えて ちいさな仕草も
はしゃいだあの時の私も

いつも一緒にいたかった
となりで笑ってたかった
季節はまた変わるのに
心だけ立ち止まったまま

出会った秋の写真には
はにかんだ笑顔 ただ嬉しくて
こんな日がくると思わなかった
瞬きもしないで
あなたを胸にやきつけてた 恋しくて

You are only in my fantasy
あなたの声 聞きたくて
消せないアドレスMのページを
指でたどってるだけ So once again
Leavin'for the place without your love
夢見て目が醒めた
黒いジャケット 後ろ姿が誰かと見えなくなっていく So once again
You are only in my fantasy
星が森へ帰るように
自然に消えて ちいさな仕草も
いつまでも あなたしか見えない 私も


6.部屋とYシャツと私

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

お願いがあるのよ あなたの苗字になる私
大事に思うならば ちゃんと聞いてほしい
飲みすぎて帰っても 3日酔いまでは許すけど
4日目 つぶれた夜 恐れて実家に帰らないで

部屋とYシャツと私 愛するあなたのため
毎日磨いていたいから 時々服を買ってね
愛するあなたのため きれいでいさせて

いつわらないでいて 女の勘は鋭いもの
あなたは嘘つくとき 右の眉が上がる
あなた浮気したら うちでの食事に気をつけて
私は知恵をしぼって 毒入りスープで一緒にいこう

部屋とYシャツと私 愛するあなたのため
毎日磨いていたいから 友達の誘うパーティー
愛するあなたのため おしゃれに行かせて

大地をはうよな あなたのいびきも歯ぎしりも
もう暗闇に独りじゃないと 安心できて好き
だけど もし寝言で 他の娘の名を呼ばぬように
気に入った女の子は 私と同じ名前で呼んで

ロマンスグレーになって 冒険の人生
突然 選びたくなったら 最初に相談してね
私はあなたとなら どこでも大丈夫

もし私が先立てば オレも死ぬと云ってね
私はその言葉を胸に 天国へと旅立つわ
あなたの右の眉 看とどけたあとで

部屋とYシャツと私 愛するあなたのため
毎日磨いていたいから 人生の記念日には
君は綺麗といって その気でいさせて


7.木蘭の涙

作詞:山田ひろし
作曲:柿沼清史

逢いたくて 逢いたくて
この胸のささやきが
あなたを探している
あなたを呼んでいる

いつまでも いつまでも
側にいると 言ってた
あなたは嘘つきだね
心は置き去りに

いとしさの花籠
抱えては 微笑んだ
あなたを見つめてた
遠い春の日々

やさしさを紡いで
織り上げた 恋の羽根
緑の風が吹く
丘によりそって

やがて 時はゆき過ぎ
幾度目かの春の日
あなたは眠る様に
空へと旅立った

いつまでも いつまでも
側にいると 言ってた
あなたは嘘つきだね
わたしを 置き去りに

木蓮のつぼみが
開くのを見るたびに
あふれだす涙は
夢のあとさきに

あなたが 来たがってた
この丘にひとりきり
さよならと言いかけて
何度も振り返る

逢いたくて 逢いたくて
この胸のささやきが
あなたを探している
あなたを呼んでいる

いつまでも いつまでも
側にいると 言ってた
あなたは嘘つきだね
わたしを 置き去りに


8.やさしいキスをして

作詞:吉田美和
作曲:中村正人

あなたの一日が終わる時に そばにいるね
何も言わないで やさしいキスをして

そっと髪を撫でて 肩を抱いて そばにいるね
あなたが眠るまで やさしいキスをして

電話してくれたら 走って行くから すぐに行くから
なにもかも放り出して 息を切らし 指を冷やし すぐ会いに行くから

報われなくても 結ばれなくても
あなたは
ただ一人の 運命の人

今日という一日が終わる時に そばにいられたら
明日なんていらない
髪を撫でて 肩を抱いて あなたが眠るまで

この出会いに やさしいキスを これが運命なら


9.蕾

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

涙こぼしても 汗にまみれた笑顔の中じゃ
誰も気づいてはくれない
だから あなたの涙を僕は知らない

絶やす事無く 僕の心に灯されていた
優しい明かりは あなたがくれた理由なき愛の灯(あかし)

柔らかな陽だまりが包む背中に ポツリ 話しかけながら
いつかこんな日が来る事も
きっと きっと きっと わかってたはずなのに

消えそうに 咲きそうな 蕾が今年も僕を待ってる
掌じゃ掴めない 風に踊る花びら
立ち止まる肩にヒラリ
上手にのせて笑って見せた あなたを思い出す 一人

ビルの谷間に埋もれた夢も いつか芽吹いて
花を咲かすだろう 信じた夢は咲く場所を選ばない

僕等 この街におとされた影法師 みんな光を探して
重なり合う時の流れも
きっと きっと きっと 追い越せる日が来るさ

風のない線路道 五月の美空は青く寂しく
動かないちぎれ雲 いつまでも浮かべてた
どこにももう戻れない
僕のようだとささやく風に キラリ舞い落ちていく涙

散り際に もう一度開く花びらは あなたのように
聴こえない頑張れを 握った両手に何度もくれた

消えそうに 咲きそうな 蕾が今年も僕を待ってる
今もまだ掴めない あなたと描いた夢
立ち止まる僕のそばで
優しく開く笑顔のような 蕾を探してる 空に


10.たしかなこと

作詞:小田和正
作曲:小田和正

雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で
哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ

時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか
空を見て考えてた 君のために 今何ができるか

忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ

自分のこと大切にして 誰かのこと そっと想うみたいに
切ないとき ひとりでいないで 遠く 遠く離れていかないで

疑うより信じていたい たとえ心の傷は消えなくても
なくしたもの探しにいこう いつか いつの日か見つかるはず

いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのまゝで 見つめていること

君にまだ 言葉にして 伝えてないことがあるんだ
それは ずっと出会った日から 君を愛しているということ

君は空を見てるか 風の音を聞いてるか
もう二度とこゝへは戻れない
でもそれを哀しいと 決して思わないで

いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのまゝで 見つめていること

忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ

どんな時も きっとそばにいるから