青い宝

やなわらばー 青い宝歌詞
1.サンゴの道

作詞:りお
作曲:りお

まっすぐに続く白い道すじ
見守るように咲く赤バナー
いろんな心 癒したはず

過ぎゆく時の中で 急ぐ人も見あたらず
ゆっくり歩くおばぁーの背中が
温かく見えた

青すぎる空が島を包み込み
不思議な時間をつくりだしてる
疲れた顔も笑顔に変わる

道を歩けば会える 優しく笑う人達に
降り返ったおじぃーの笑顔が
とても眩しくて

時に何もかも捨て
逃げ出したくなる時は
白いサンゴの島で
心… 休めてみませんか


2.青い宝

作詞:やなわらばー
作曲:やなわらばー

青い空 青い海 蒼い風がある
あの場所に また行きたい また戻りたい
青があふれるあの場所で また笑いたい

いつもの坂道 下るたび 夢見てた
まだ知らない 広い世界 何かを求めて

離れてわかる 青の温かみ
いついつまでも色あせないで

思い出すはこの景色 思い出すは月ぬ美しゃ
島ぬ心 胸に抱く ありのままでいられるよう

辛い日々に 涙流し 夢の重さ感じた
島での誓い 思い出す また歩き出せる

離れてわかる 親ぬありがたみ
どんな時でも忘しんなよー

さまざまな違いを知り 自分を失いかけたら
思い出して島歌を 三線の奏でる音色

太陽ぬ光そそぐ 心をさらけ出せる場所

今宵も共に歌いましょう


3.カーチバイ~夏の風~

作詞:やなわらばー
作曲:やなわらばー

「夏が来たよ」と南風 吹いた
みんな持っていたカーチバイ(夏至南風)
見上げれば入道雲が
高く高く空に伸びる

全てが輝いて 不安も飛んでゆく
強いティダ(太陽)に照らされて
心 晴れてく 夏の風

キラキラと咲いている
庭先のブーゲンビリア
どこまでも広がる海も
遠く遠く空につながる

全てが透き通り 迷いも飛んでゆく
光る砂も眩しくて
心 踊るよ 夏の風

すがすがしい風 吹く道
ゆっくり時間が流れてく
「いつでも帰っておいでよ」と 歌う波の声

全てが輝いて 不安も飛んでゆく
いつの間にか笑ってる
心 晴れてく 夏の風

心 晴れてく 夏の風


4.変わらぬ「青」

作詞:りお
作曲:りお

光る波と澄んだ風は
永遠にずっと 見守っている

久しぶりに会う人たち
自然に笑顔があふれていた

境目を感じさせない 海と空
壮大な青さの中 みんな育ってきた

愛する友よ 忘れないで
あなたが「青」と過ごした日々は
かけがえのない大きな支えとなるはず

夢のような時間は過ぎ
それぞれの現実へ戻ってゆく

どんなに月日が流れ 歩む道が違っても
心に残るデイゴの花たち

愛する友よ 忘れないで
あなたが「島」で過ごした日々は
未来へと続く大きな力となるはず

愛する友よ 忘れないで
あなたが「ここ」で過ごした日々は
かけがえのない大きな支えとなるはず

光る波と澄んだ風は
永遠にずっと 見守っている


5.夏休み


6.太陽の下で

作詞:ゆう
作曲:ゆう

光る太陽の下に広がる
温かな生活 覚えてきた

今は 高い建物に沈む夕日にも 少し慣れた
でも 瞳に映る景色は

※澄みきった青い空に ゆっくりと生きる人
透き通った青い海に 力強く生きる人
心に広がる「青い色」は優しくて
いつだって優しくて…※

白い星砂の唄をたくさん
朝焼けの中で 覚えてきた

今は いつも眠らない街の
ざわめきが聞こえてくる
でも 瞳に映る景色は

どこまでも静かな朝 波音と話す人
少しずつ輝く朝 潮風と話す人
心に広がる「青い色」は穏やかで
いつまでも穏やかで…

(※くり返し)


7.ニライカナイ~理想郷~

作詞:ゆう
作曲:ゆう

鳥の声で目が覚めて
海から顔を出すティダ
波の音で今日が始まる
そんな日々はいつまで続くのだろう?

サンゴの歌声 これからも聴けるように
水面に揺れる 花たちを残そう

島を愛し 海と見つめあい 生きてきた
この青さの光の中
ニライカナイは生きている

心なごむ島クトゥバ
元気なおばぁーの後姿
白く輝くサンゴの道
この優しさはいつまで続くのだろう?

消えてゆく 昔の温かい赤瓦
ここにしかない物を 未来に残そう

海の青さ 空の青さ
何もかもが輝いてる
どんな時も 変わらない世界がここにはある

島を愛し 海と見つめあい 生きてきた
この青さの光の中
ニライカナイは生きている

小さな島の 大きな「想い」で
きっときっと いつまでも
ニライカナイは生きている