また明日

ゆず また明日歌詞
1.また明日

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

夕暮れの帰り道 君はうつむいたまま
まるで何かを隠す様に 僕に手をふった
大事な事 今は全部 言い足りない時間と
オレンジに染まる雲の向こう 君と見つめていた

どんな言葉だって(君には) 今は似合わないだろう
過ぎゆく時だけが(その時を) そっと語りかける

明日になればまた君に
逢える喜び噛み締めてた
「それじゃまたね」
夕日と君に 大きく手を振った
ララララ…

電車から見える景色 変わり続ける景色
変わらないさと握りしめた その手には何がある?

今君の事を(確かに) 思い出したのはなぜ?
あの時と同じ(君と見た) 夕焼けのせいにして

大人になる意味 幸せの意味
わかった様なふりしていたけど

僕らが旅に出たあの日 君も君を探していたんだろう?
あれからの日々 今までの事 話してくれないか?

明日になればまた君と
「逢おうね」って約束したいから
今この時を さよならするよ
「それじゃまた明日」
ララララ…

また明日


2.改札口

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

スタジアム帰りの雑踏にまぎれて 僕ら信号を渡る
いつもは静かなこの町も 今夜は賑やかだね

日曜の夜は子供の頃から やっぱり寂しいねと
うつむき微笑むその仕草が 僕を切なくする

君と過ごす週末は まるで夢のようで
曇り空の土曜も 笑って過ごせた
だけど日常は迎えにくる

もう帰る時間だ 馬鹿だな泣くことないのに
改札口の前で 二人離れられずに

湿った夏の風に少し汗ばんだ 小さな肩を抱いた
残された時間の限り 君に触れていたくて

慌ただしく過ぎてゆく 日々に流されて
少しずつ何かが 変わってしまうけれど
君は僕を許してくれる?

また今度会える 最後の別れでもないのに
関内駅が今は こんなに哀しく見える

このまま君を連れ去ってゆくよ
どこか 見知らぬ町で二人暮らしてゆける
そんなガキみたいな空想を 描いたりして

もう帰る時間だ 馬鹿だな泣くことないのに
改札口の前で 二人離れられずに
改札口の前で 二人離れられずに


3.うすっぺら

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

どうしてここまできたんだろう
見たことも聞いたこともましてや
町の名前だって知らない所になぜ?
何か見えない力が あったわけでもないのに
そして誰かを好きになった わけでもないのに

不幸者のあなたに告げよう
楽しくよろしく全くめずらしく
それだけでいい 世の中なら
こんなに悩んでる こんな僕はいらないんだ

地下鉄の乗り場に続く
長い長い階段降りてる
下へ下へと落ちるように一人
別にどうでも良かったと 開き直ってみたけれど
こんなところにいる自分がむなしく 悲しくも見えたんだ

愛しきあなたに捧げよう
セカイデキミヲイチバンアイシテル
そんなうすっぺらが 欲しいのなら
何枚も重ねて いくらでも吐いてやる


4.おじや

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

ちっちゃい頃の僕は 好き嫌いばかり言っていたけど
バーバのおじやだけは 食べることができたんだ

泣きべそで帰った日も とても寒い冬の日も
バーバのおじやはいつも 温かった

社会人になってもう15年が過ぎ
いろいろ悩んだりもしたけど

たくさんの人達の支えの中で
今日も生きています

僕は大丈夫 元気でいるよ
バーバも元気でいてね

久しぶりに逢ったバーバは 病院のベッドの上で寝ていた
随分とちっちゃくなっちゃったけど
僕の顔見てくしゃくしゃに笑ってた

バーバの真似しておじやを作ってみたけど
あんまりうまくいかないや

元気になったら また旅にでも行こう
大正琴も 練習しなくちゃ

そしてあの温かい おじやをもう一度
僕に作って下さい

たくさんの人達の支えの中で
今日も生きています

僕は大丈夫 元気でいるよ
バーバも元気でいてね

そしてあの温かい おじやをもう一度
僕に作って下さい