ゆず一家

ゆず ゆず一家歌詞
1.四時五分

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

どうしよもなくくたびれる毎日でした 色んなものに流されてました
チャラチャラ浮かれてました 愛想笑いが得意でした

昔の自分が嫌いだなんて くだらない事言いたくはない
ソンナコンナスッタモンダあったけど それはそれで楽しかったよ

※明日もまた生きていたい 当り前かもしれませんが
だけど今は何も言わず 歌ってくれませんか
一緒に歌おうじゃありませんか※

モスコミュールが大好きでした 目立つ事ばかり考えてました
毎日ノリノリでした おだてられるのが好きでした

あの頃は若かったなんて ブった事言いたくはない
メチャクチャハチャメチャだったけど それもまた青春です

(※くり返し)

ランランランランララララン ララララランラン
ランランランランララララン 急いだって仕様がないから
ゆっくり歩いて行こうじゃありませんか


2.少年

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

1、2、3、4

人生を悟る程 かしこい人間ではない
愛を語れる程 そんなに深くはない

単純明解脳みそ グルグル働いても
出てくる答えは結局 「Yes No Yes No」

いくら背伸びをしてみても
相変わらず地球はじっくり回ってる
今自分に出来る事を ひたすらに
流されずにやってみよう

未練なんて何もない なんて恋はした事がない
アイ アム ストロング まさか言えません

たまたま偶然驚き 行きあたりばったり
行きつく答えは結局 「Let's Go Let's Go」

つまずく事もたくさんあるだろう
だけどただでは起きない心に決めてる
強くなんてなりたくない
自分らしく温かく生きていこう

いくら背伸びをしてみても
相変わらず地球はじっくり回ってる
今自分に出来る事をひたすらに
流されずにやってみよう


3.以上

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

悲しいくらいに雨が強くて布団にくるまって震えてた
こんな日に限って電球の玉が一つ切れていて心を重たくする

汚い事が多すぎて ギスギスするのが増えてきてる
こんな時はただひたすら逢いたくて…

君は僕が思ってる以上に 物事に純粋で
君は僕が思ってる以上に 人に温かくって
だからだから五分だけでいいから僕の横に座ってて…

砂漠の中で何か探してる夢の途中で目が覚めた
僕はいったい何を探し求め歩いていたのだろう

余計な事が多すぎて 本当の事がわかりにくくなってる
こんな時はただひたすら逢いたくて…

君は僕が思ってる以上に 強い意思を持ってる
君は僕が思ってる以上に 本当の事忘れてない
だからだから五分だけでいいから僕の横に…
贅沢なんかは言わないから僕の横に座ってて


4.夏色

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

駐車場のネコはアクビをしながら
今日も一日を過ごしてゆく
何も変わらない 穏やかな街並み

みんな夏が来たって浮かれ気分なのに
君は一人さえない顔してるネ
そうだ君に見せたい物があるんだ

大きな五時半の夕やけ 子供の頃と同じように
海も空も雲も僕等でさえも 染めてゆくから…

この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて
ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく

風鈴の音でウトウトしながら
夢見ごこちでヨダレをたらしてる
いつもと同じ網戸ごしの風の匂い

休日でみんなもゴロゴロしてるのに
君はずいぶん忙しい顔をしてるネ
そうだいつかのあの場所へ行こう

真夏の夜の波の音は不思議な程心静かになる
少しだけ全て忘れて波の音の中 包みこまれてゆく

この細い細いうら道を抜けて
誰もいない大きな夜の海見ながら
線香花火に二人で ゆっくりゆっくり火をつける

いつか君の泪がこぼれおちそうになったら
何もしてあげられないけど 少しでもそばにいるよ…

この長い長い下り坂を君を自転車の後ろに乗せて
ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく

ゆっくりゆっくり下ってく
ゆっくりゆっくり下ってく


5.手紙

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

真赤な空の日の下り電車 僕は君からの手紙読み返しています
最近は僕の周りもやけに 慌ただしくなってきています
そんな時君の優しい丸文字が頭からつま先まで染みわたってく…

つらい時負けそうな時 君の手紙はやってくる
うまく言えないけど ただ君に逢いたい

やけに天気がいいのに 部屋に1人で君への手紙を書いてます
働くようになってからは 逢う機会も少なくなってきました
どうか僕の下手クソでまとまらない文ですが読んで下さい…

つらい時負けそうな時 僕が手紙を送ります
あんまり逢えないけど 少しでも近くにいたいから

つらい時負けそうな時 君の手紙はやってくる
うまく言えないけど ただ君に逢いたい


6.心の音

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

もう日は暮れた 薄暗い辺りをぼんやり街灯が照らした
今にもひと雨来そうな真っ黒な雲が西から流れはじめた

必死で追いかけたけど すぐには見つからなくて
今日ほどあなたに逢いたいと思える日は… ないかも知れないけど

決まりきった言葉 今降り出した雨と 叩きつけられたタバコと
また一つづつ刻まれていく
それはずっと消えることのない僕の「心の音」になる
意味なく流れ続けた時間あなたに… あなたに逢いたい

いつもはこんな天気の日だって一度も悲しいなんて思ったことないのに
あつらえた激しい雨の中 泣いてしまいそうな僕がいた

どうして答えを探すのにこんなとこにいるんだろう?
僕の気持ちの奥の方「心の音」が切なく響いた

やっと見つけたけれど すぐにまた見失なう
涙と悲しさの本当の意味を教えてくれないか…

決まりきった言葉 今降り出した雨と 叩きつけられたタバコと
また一つづつ刻まれていく
それはずっと消えることのない僕の「心の音」になる
意味なく流れ続けた時間… 心に鳴り響く… あなたに逢いたい


7.雨と泪

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

そんなに泣かなくていいんだ そばにいるよ
だから自分の足で歩こう
君の泪はいつか大粒の雨になり
大地を固めるのだから

長い長い道のりの中には
つまずく事もあるだろう
心を踏みにじったり弄(もてあそ)んだり
そんな奴らにかまう事はないんだ
夜明けがもうすぐ君の事を待っているから…

そんなに泣かなくていいんだ そばにいるよ
だから自分の足で歩こう
君の泪はいつか大粒の雨になり
大地を固めるのだから

山を超え川を下り大きく息を吸い込む
繰り返す道のりを目一杯進んでやれ
妬みや僻(ひが)みや 蔑すんだりバカにしたり
周りの目なんておかまいなしなんだ

新しい朝が君の全てを照らしてくれるから…

そんなに泣かなくていいんだ 笑いとばそう
そこにはみんながいるから
君の泪はいつか優しい雨になり
きれいな花を咲かすのだから

そんなに泣かなくていいんだ そばにいるよ
だから自分の足で歩こう
君の泪はいつか大粒の雨になり
大地を固めるのだから


8.巨女

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

朝起きて無性にコーヒーが飲みたくなって
僕はあの店にポンコツの車を走らせた

ところで気になるウエイトレスのあの子は
知らぬ間に辞めていったと誰かが言ってた

そんな事はおかまいなし僕はただあの店の
コーヒーを飲みに行くのであって

やましい事など一つもないとは思うけれど
タバコをプカプカと一人でのんびりしたいんだ

このまま風にゆらゆら流されて行きたいよ
今だけは全てを許してみようよ

こうしてコーヒー飲んでいる時だけでいいから
時間が止まればいいのになぁ

いつもと同じだけの砂糖を溶かしながら
渦の中に見えない現実が回ってる

すぐにも引き込まれそうになる様なならない様な
どっちでもいい事って結構あるよね

そんな事はおかまいなし僕はただこの店の
コーヒーを飲んでいるのであって

やましい事など一つもないとは思うけれど
タバコをプカプカと一人でのんびりしたいんだ

このまま風にゆらゆら流されて行きたいよ
今だけは全てを許してみようよ

こうしてコーヒー飲んでいる時だけでいいから
時間が止まればいいのになぁ


9.ソウロウ

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

ボクハ今何ガシタイノ? 頭ガ痛クナッテキチャウゼ!

明日雨ナラ君ニ逢ウヨ 一人ジャジメジメシチャウゼ!
ドウデモイイョ 何デモイイサ 寝ヨウ… ZZZ

何ニソンナニビクビクスルノ? 考エタッテ少シモ何ニモ始マラナイ
トニカク急イデ 身支度シタナラ 行コウ!

明日ノ事ヲ考エテル前ニ目ノ前ニアル全テノ事ニ汗ヲカケ
LaLaLaLa…


10.月曜日の週末

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

乗り遅れた人達は 必ず聞こえないふりを決め込んで
へんちくりんなこだわりだけが 太い根っこをはっている

※今さら遅いとか早いとか 言わない方がいいんだけど
あえてあからさまに 曖昧にどっちでもいいと言ってくれ
雨が強くてよく晴れてたっぽい 月曜日の週末は
あからさますぎて大事な事がわからない
そんな事はよくある話だと 君は笑うかも知れないけど
いつも僕は考えこむのさ ずっと※

ひび割れている常識と感情の裏返しって奴が
僕の知らないとこでコソコソ なにやら影口をたたいてる

(※くり返し×2)

いつも僕は考えこむのさ ずっと


11.街灯

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

遠回りの今日の午後はいつもと変わらずに
時計の音に押されて僕は今日も動き出すんだ

一瞬の雲の切れ間から光が覗けば
続くあの坂道が案外近くに見えた

時々寒く感じる風が吹きつける
振り返るうしろがやたら遠く見えた

雨が急に降り出した 通り雨だと誰かが言った
遠く遠く見えない明日を待ち続けて

ひび割れた街灯のあかりがこの雨のしずく
照らし出すその前にこの感情洗い流しておくれ

足元にごった水たまり映った僕の顔
役立たずの歪んだ顔そこに映ってた

雨の中歩き出した 傘もささず雨粒に打たれた
今は今は僕は前にだけ進もうと思った

雨が急に降り出した 通り雨だと誰かが言った
遠く遠く見えない明日を待ち
深く深く沈みいく昨日を背にして


12.ねこじゃらし

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

半年ぶりに逢うあなたに どんな顔すればいいの?
僕とは違う世界に住んでいる 不思議な奴だった

忘れてた頃に電話が鳴る だけど久しぶりの気がしないのは
きっとそれはどっかで同じ匂いがするからだ

わがままで 意地っ張りで 金遣いが荒くて
でもとっても素直で弱くて 心のどっかでひっかかる

鳴々 胸が痛くなる 鳴々 どれだけ時間が流れても
僕らまたここで逢えるさ

例える物があるならば それはネコじゃらしのように
つかめそうになるとスルスル手の中から飛び出していく

約束の時間に平気で遅れてくるのに
顔を見たとたん許してしまうのは何故だろう

いい加減で ずる賢くて 常識知らずで
でも寂しがり屋のあなたが 記憶の片隅で笑ってる

鳴々 胸が痛くなる 鳴々 どれだけ時間が流れても
僕らまたここで逢えるさ

まだ 心はつかめないまま きっと ずっとこのままなんだろう
それが二人のカタチなんだよ

きっとまたここで逢えるさ 僕らまたここで逢えるよ


13.贈る詩

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

時計の針が二十四時を回り わずかな荷物を持って走り出す
街を歩く人達みんな白黒に見えて
君の家へ向かう道だけにハッキリ色がつく

お金もない時間もないけれど今日は君がこの世に生まれた日だから
今の僕に出来るたった一つの贈り物

君の心へこの唄が届きますように
優しい笑顔曇らぬようにこの唄を贈ります

悲しい時 寂しい時もあるけれど 君らしくいてくれる事を願いながら
今の僕に出来るたった一つの贈り物

君の心へこの唄が届きますように
優しい笑顔曇らぬようにこの唄を贈ります


14.境界線

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

海が見えます ここから奇麗な海が見えます
昨日の揉(も)め事いつかのいざこざの遠眼鏡で

ずっと沖の貨物船まで 向こうの工場の煙まで
全てを霞ませて 全てを見透かして
僕のため息は大きな雲になった

※境界線を超える時僕は鳥にでもなるんだろう
そこは誰にも邪魔されない「自由」と「優しさ」の世界
境界線を追い越す時それは多分きっと 新しい朝の訪れ※

何が見えますか? そこから一体何が見えますか?
時計のカラクリ創られた幸せの裏側から

そう思いたくはない気持ち 澱(よど)んだ川のその流れなら
全てを飲み込んで 全てをかき消して
やがて少年は大きな夢を見た

境界線は今はまだ遠くぼんやりと霞んでる
そこは誰にも気付かれないこの道の分岐点の向こう
境界線を追い越す時それは多分きっと 新しい僕との出逢い

(※くり返し)