センチメンタル

ゆず センチメンタル歌詞
1.センチメンタル

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

打ち寄せる波の音に慌てて靴を脱ぎ捨て
走り出した僕ら自由の風に吹かれて微笑んだ
夕焼けの空に一つはぐれた雲を見つけて
君が何処にも行かない様に強くその手を捕まえた

何もかもが憂鬱に想えてた日だって
少しも無駄じゃなかった こうして君と出会えたから…

はぐれた心の破片を拾い集めて
この胸に真実の花を咲かせよう
そっと泪が流れてしまう時も
きっと色づく日を信じながら
そして僕らのセンチメンタルな夏が過ぎて行く

いつか話してくれた夢の続きを僕に教えて
ちょっと照れた君の横顔今もまだ残っているから
子供みたい泣き明かした夜も無邪気に笑ってた朝も
揺れ動く気持ちの全てを受け止めて君を想ってる

僕ら互いに鏡の様に映しあって
確かめる様に重ねあう様に二人の答え見つけていこう

ふり返り寄り添う並んだ足跡
いつまでもこうして君と歩いていたいから
もしも暗闇に包まれてしまう時は
情熱の光を道しるべにして

出会いと別れを繰り返しながら
傷つけ傷つきあった日々を
失った物と手にした物に戸惑いながら

はぐれた心の破片を拾い集めて
この胸に真実の花を咲かせよう
そっと泪が流れてしまう時も
きっと色づく日を信じながら
砂に書いた想い出がさざ波に流されて
もうすぐ僕らのセンチメンタルな夏が過ぎて行く


2.踏切

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

昨日の夢 流行の唄 君の言葉 響く靴音
町のざわめき踏切の前立ち止まり

頭の中真っ白になるまで考えてたいんだ
それは君の事でも僕の事でもなんでも構わない

目の前をいつの間にか通りすぎていた
八月の風を感じながら

気がつけばそこは人ゴミ溢れ
かき消されたため息さえもう何も届かない

何が何だか もうさっぱりだ声を聞かせておくれ
一体何だって言うんだ!?何か言っておくれ

交差する電車猛スピードで目の前を加速する
一瞬僕から音が遠ざかる…

気がつくと踏切の前
同じ場所にいる僕がいた
何も変わらない何者でもない
僕がここにいただけ


3.過食な健康食

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

深夜レストランに深緑のコートの男
老眼鏡をはずし向こうの若者を見てる
ため息と同時に「飲み物はいらん!」と答える
テーブルに置かれた味噌汁をすする

広げたスポーツ記事に少し笑みをこぼし
味がうすいと言っては食卓塩をかける
コートも脱がずもくもくとほおばる

体を考えた定食
過食な健康食

深夜レストランに深緑のコートの男
胃薬と一緒に水を飲む
たたきつけたコップの音があたりに響く
支払いはカードでサインも忘れずに

家に帰ればみんなスヤスヤ夢の中
帰る家も無くして一体どこへ行く?
コートの男が襟を立てて出て行った

少々遅めの夕食
過食な健康食
体を考えた定食
過食な健康食