以心伝心

アツミサオリ 以心伝心歌詞
1.以心伝心

作詞:アツミサオリ
作曲:アツミサオリ

僕らが言葉を話さなかったら
もっと人と解りあえるかもね

ひとつの言葉も 生まれたところや価値観で
つもりはなくても 傷つけたり

だけど君と僕 言葉はなくても
どこか解るのさ 目を見るだけで
そんな人との出逢いは奇跡さ
だから僕の小さな世界は
なかなか幸せなんだ

時に強がりや弱虫を
言葉が勝手に運んで 涙を作る

心は何時でも 裸のままで
痛いほど 伝えたい想い溢れてるのに

だけど君と僕 言葉はなくても
どこか解るのさ 目を見るだけで

だけど君と僕 言葉はなくても
どこか解るのさ 手をつなぐだけで
たとえ僕らが たくさんの言葉で話しても
誰の心も信じられる強さを いつか手に入れたいんだ

僕らが言葉を 話さなかったら
もっと人と解りあえるかもね


2.君を知ること

作詞:アツミサオリ
作曲:アツミサオリ

かわるがわる鍵を開けてく 何も知らない私の心の
夏の匂いは臆病な気持ち カラリと飛ばして笑っていた

大切だけど 恥ずかしくて背を向けたり
すれ違うたび近づいた 繰り返し 人を知っていく

時を重ねて 君を知ること こんなに嬉しいと思えるから
喧嘩をしても 傷ついても
すぐにお互い許してるんじゃないかな
だけど素直になれないのは 解りあえると信じてるから

じゃれあうような 冗談を言って
君とこうしてる時間が大好きで
何で君はこんな私と 友達なんだろう?なんて思った

そんな寂しいことを 考えてるって君が知ったら
悲しい顔して怒るだろうな 君が友達って奇跡だね

時を重ねて 君を知ること こんなに嬉しいと思えるから
例えば私が責められても 君だけはきっと解ってくれるから
自分に嘘をつかなくても 思うままに進んでいける

今日が明日が 見えなくても
友達でいること それは続いてく
ひとりぼっちの夜の海にも 君の笑ってる声が染み込んでる

時を重ねて 君を知ること こんなに嬉しいと思えるから
喧嘩をしても 傷ついても
すぐにお互い許してるんじゃないかな
だけど素直になれないのは 解りあえると信じてるから


3.セツナラブレター

作詞:アツミサオリ
作曲:アツミサオリ

のほほんとしてる その背中
他の誰かにも 触れられて
あなたは気づかれてないと思ってる
私は声を殺して そっと泣くの

私に笑ってくれればいい
私を抱きしめてくれればいい
でもあなたを信じることは
もうやめたいの

のほほんとしてる その背中
でも仕事は忙しいのでしょう
あなたは気づかれてないと思ってる
私は泣き笑いで 越えてくの

だけど私に笑ってくれる
だけど私にとても優しい
だけど私もあなたに全て
打ち明けられないこともある

のほほんとしてる その背中
私じゃ治せない傷がある
あなたは気づかれてないと思ってる
私は待っている

のほほんとしてる その背中
私はあなたを 失くせない
この恋 間違っていても
私はあなたを 失くせない

失くせない 失くせない


4.優しい声

作詞:アツミサオリ
作曲:アツミサオリ

木洩れ日が差す 細い坂道 駆け降りる 幼い髪
聴こえるのは はしゃぎ声 日焼けした肌 見せ合いながら

大きな雲が 西の空に見えたら 小さな小屋の陰に隠れ
夕立ちが 行き過ぎるのを 待ちながらその後の 自分を知ることもなく

子供達を呼ぶ 優しい声が 夕焼けに響いた頃
時計がいらない 私達の夏の日は いつも
明日が笑っていた

小さなバスが 家の脇道を 一日に数回通るたびに
賑やかな街の声があの頃は 遠くて羨ましかった

冷えきった 山の湧き水に 足をつけて 西瓜を冷やして
母が手に取る 大きな包丁が 涼し気な音を立ててた

立ちのぼっていく 薪を焚く煙が トタン屋根の上見えたら
もうすぐ花火が 川の向こう見えるから だから
夜も怖くなかった

優しい声は 今もここにいる 何度も違う 夏を越えたけど

子供達を呼ぶ 優しい声が 夕焼けに響いた頃
時計がいらない 私たちの夏の日は いつも
明日が笑っていた


5.メタメリズム

作詞:アツミサオリ
作曲:アツミサオリ

笑っている 今が愛おしくて
ひとりじゃないと思った

始まりはすべて偶然で それは奇跡のめぐり逢い
出逢った頃は手探りで でも交わす言葉が嬉しくて

誰かが自分の名前を呼ぶ
新しい世界が回り始める

出逢ったこと 信じること
あたりまえのようで それが難しい
笑っている 今が愛おしくて
ひとりじゃないと思った

迷ったり傷つけあって 時に涙がこぼれても
僕は何も怖くない そう君のことは解ってる

流れた涙のひと粒が
今日もまた僕らを近づけていく

君に逢うまで知らないでいた
些細な素晴らしい日々を
君がくれるひかりの粒が
僕の色を変えていく

分け合うこと 知っていくこと
怖い時もあるけど 抱きしめよう

出逢ったこと 信じること
あたりまえのようで それが難しい
笑っている 今が愛おしくて
ひとりじゃないと思った

始まりはすべて偶然で それは奇跡のめぐり逢い
もしも明日が来なくても 君といれば笑えるんだ