ほのぼの倶楽部

イルカ ほのぼの倶楽部歌詞
1.共に生きる…この時を

作詞:イルカ
作曲:イルカ

手を伸ばせば いつだって やわらかな君に
ふれられたのに
声をかければ 当たり前の様に 笑顔が
こたえて くれたっけ…
こわれた破片を つないでみたら
元の形に似てはいるけど
この空のもとに 一人じゃ 広すぎて
心もとないよ 歩いて行けるかな…。
太陽が沈んだあとに 残してくれた空
何てきれいなんだろう…。 顔を上げた時
「こんな風に生きて行きなよ」 君の声に聞こえた
心の破片が 少しくっついた

共に生きる この時を 共に生きる この時を
共に生きる この時を 共に生きる この時を

手を伸ばしても 遠過ぎて いとおしい君に
届かないかな
一人じゃないって 氣付くまでは 時間がもう少し
必要なんだね…
こわれた破片を つないでみたら
元の形に似てはいるけど
散らばった想い出 たぐりよせて
記憶を再び 重ねて 行けるよね…
太陽が沈んだあとに 残してくれた空
何てきれいなんだろう…。 顔を上げた時
「こんな風に生きて行きなよ」 君の声に聞こえた
心の破片が少しくっついた

共に生きる この時を 共に生きる この時を
共に生きる この時を 共に生きる この時を

共に生きる この時を 共に生きる この時を
共に生きる この時を 共に生きる この時を

今年もさくらは咲きました。


2.桜の精

作詞:江原啓之
作曲:イルカ

桜の精 ある日 晴れた
空の下 咲き誇り
桜の精 風に煽られ
吹雪の様 舞い上がる

人世の喜び 人世の悲しみ
私の心に宿るのは
木枯らしに耐え 一人佇む
桜の精 桜の精
ラララ…

桜の精 雨に打たれ
つぼみの花 落とされても
やがて時期(とき)を終えて今は
穏やかに微睡(まどろむ)のみ

人世の移ろい 人世の儚さ
私の心に宿るのは
木枯らしに耐え 一人佇む
桜の精 桜の精
ラララ…

桜の精 ある日 晴れた
空のもと 咲き誇り


3.私は東京

作詞:イルカ
作曲:イルカ

春になれば 今年もみんながやって来る。
希望と不安を こぶしに強く握り締め
夢は決して こぼさぬように、心までも固くして
この街で暮らし始めるのね。愛おしい人よ…。

私は東京・花の都
そう持てはやされて 生きて来た
私は東京・母なる大地
今日からは あなたのふるさと。そう思って…。

春の雪に想うのは ふるさとの駅。
…それでいい。
残して来た人が恋しくて 挫けそうになるのね。
「この街は冷たい」と言われて、
いつも悲しくなるけど
泣いているのは一人じゃないと、
氣が付いてほしいから…。

私は東京・花の都
そう持てはやされて 生きて来た
私は東京・母なる大地
いつでも あなたを包んでいるのよ

春を待たずに あの人は帰って行った。
からっぽの部屋の中
夢は置き去りのままかしら…。
悲しい記憶。私にもあるけど。虹の彼方に隠して
いつの世までもここに居て、全てを見届けて行くでしょう。

私は東京・花の都
そう持てはやされて 生きて来た
私は東京・母なる大地
いつの日も あなたを 全てを 愛して…。
傷ついたこの国も 他の国も分け隔てなく
私は東京・母なる大地
いつの日までも 全てを 愛して…。
いついつまでも、ここに… 生きている…。


4.東京キッド

作詞:藤浦洸
作曲:万城目正

歌も楽しや 東京キッド
いきで おしゃれで ほがらかで
右のポッケにゃ 夢がある
左のポッケにゃ チュウインガム
空を見たけりゃ ビルの屋根
もぐりたくなりゃ マンホール

歌も楽しや 東京キッド
泣くも 笑うも のんびりと
金はひとつも なくっても
フランス香水 チョコレート
空を見たけりゃ ビルの屋根
もぐりたくなりゃ マンホール

歌も楽しや 東京キッド
腕も自慢で のど自慢
いつもスイング ジャズの歌
おどるおどりは ジタバーグ
空を見たけりゃ ビルの屋根
もぐりたくなりゃ マンホール


5.昭和の子

作詞:イルカ
作曲:イルカ

ぼくら仲良し 昭和の子
おやつが足りなきゃ はんぶんこ
ぼくら大ぜい 昭和の子
おしくらまんじゅう 泣きません

捨て猫 ひらって 叱られた…。
きっと母ちゃんも 悲しかった…。
そんなこんなが 今になって
身にしみるから、不思議だね… だって

ぼくらしぶとい 昭和の子
がんばる事が 好きなんだ!!
ぼくらハラペコ 昭和の子
うまいもんには 弱いんだ!!

「テレビがある!」って 自慢して
うんと父ちゃんに 叱られた…。
そんなこんなが 今になって
身にしみるから 不思議だね… だって

ぼくら今でも 昭和の子
大波小波の人生だい!!
ぼくら胸はって 昭和の子
御先祖様に護られて…。

ぼくら仲良し 昭和の子
ぼくら仲良し 昭和の子
ぼくら仲良し 昭和の子
御先祖様に護られて…。


6.Happy Birthday to You

作詞:Mildred J.Hill & Patty S.Hill・日本語詞:イルカ
作曲:Mildred J.Hill & Patty S.Hill

楽しい時も 悲しい時も

あなたの笑顔を 想い出すの

あなたがここに 生まれてくれた

それが一番の幸せだから

Happy Birthday to You


7.やさしさを忘れないで

作詞:荒木一郎
作曲:荒木一郎

生きて行くことは
だれもが大変なこと
わがままを言いたければ
小さなわがままじゃなく

大きな目標をかかげて
生きなさいと
教えてくれたでしょう
おさない日の誕生日に

愛はうばうものじゃなく
もらうものでもないの
あなたがしてあげることと
感謝のともしび

だれもが人生と言う名の
同じ舟に乗りあった
旅人だから
やさしさを忘れないで

ゆうべの涙も
今日の悲しみさえ
時が過ぎ 振り返れば
そこには未来がある

あなたと私と
家族がすごす日々も
時がたち 振り返れば
つかの間の夢に過ぎない

時は過ぎて行くけれど
記憶を残して行くの
わたしの宝石の箱を
満たすかがやき

だれもが人生と言う名の
同じ舟に乗りあった
旅人だから
やさしさを忘れないで

愛はうばうものじゃなく
もらうものでもないの


8.…とは言え

作詞:イルカ
作曲:イルカ

眠りの中でもう雨の音を聞いていた朝
静けさの中に包まれた 寒い部屋と あたしだけ…
今日は雨だから…きっとあなたは来ないね。
あなたのバイクが濡れたら、可愛そうだものね。
…とは言え。 …とは言え。 …とは言え。

猫はニャアとも言わずに寝息をたてている
今日はあたしが ずっと家に居るって
見透かすように…
今からだって お洒落して、買い物もして
あなたの元に
行けるけど…。やめておこう。雨だからね。
頭痛もするし。
…とは言え。 …とは言え。 …とは言え。

そんな風にあたしがあたしに嘘をつける
素敵な言い訳だわ「今日は雨だから…」
あなたが今ではもう遠い人になってるけど
出逢えた事に「アリガト」って、心から言えるもの。
…とは言え。 …とは言え。 …とは言え。

雨は時々、想い出をつれて帰って来ちゃうし…。


9.ブラック・ローズ

作詞:イルカ
作曲:イルカ

胸の奥底にある 暗闇に手を伸ばせば
チクリと私を泣かす バラの抜けない棘が

ずっと忘れていた バラの棘が時々
鋭く刺さるよ今でも あなたがくれた黒いバラ

氣紛れ心と知りつつ
あなたに引かれて行ってしまった
やさしい仕草ばかりが 今でも私を苦しめる

Woo Woo…

星も見えないこんな夜 あなたの面影辿れば
やさしい言葉ばかりが 私を今も惑わす

あなたがあの夜置いて行った
ライター真似して灯をつければ
チロリと赤い炎の舌で
私を嘲(あざけ)り笑うよいつも

Woo Woo…

胸の奥 消せない炎 今もまだくすぶり続ける
身も心も燃やして バラは棘だけを残すよ

胸の奥 消せない炎
胸の奥 消せない炎


10.北の宿から

作詞:阿久悠
作曲:小林亜星

あなた変わりはないですか
日毎寒さがつのります
着てはもらえぬセーターを
寒さこらえて編んでます
女心の未練でしょう
あなた恋しい北の宿

吹雪まじりに汽車の音
すすり泣くよに聞こえます
お酒ならべてただ一人
涙唄など歌います
女心の未練でしょう
あなた恋しい北の宿

あなた死んでもいいですか
胸がしんしん泣いてます
窓にうつして寝化粧を
しても心は晴れません
女心の未練でしょう
あなた恋しい北の宿


11.りんごの木の下で

作詞:イルカ
作曲:南こうせつ

陽差しをよけて ひとやすみ
大きなりんごの木の下
雨の日は 雨やどり
おんなじ この木の下で

ロバに乗って さがしに行こう
パンを分けあえる人を
水晶の丘を越え
心の声を信じて

いつまでも 変わらずに
そばに いてくれる人がほしい
君と二人だけ みつめ合い
踊れたら とてもいいのにな

えの具箱の中から みっつ
赤・青・黄色を混ぜて
この星を 描いたの
ぼくも 夢を咲かせよう

らくだは 眠っていたので
砂ばくは 君と越えよう
言葉から エネルギー
宇宙の車輪 まわそう

いつまでも 変わらずに
暖かな日差しを 感じていたい
ほがらか 吸い込み
あきもせず 空をながめていようよ

いつまでも 変わらずに
暖かな日差しを 感じていたい
ほがらか 吸い込み
あきもせず 空をながめていようよ

この星を創ったのは だあれ?
このボクを創ったのは だあれ?
この歌を創ったのは だあれ?
ラララララ 笑ったのはだあれ?
ラララララ 歌ったのはだあれ?
ラララララ この僕はだあれ?


12.いつか見る虹~'モルダウ'から~

作詞:イルカ
作曲:イルカ

愛する者のいる事は 幸せな事と思うけれど
出逢いがあるなら 別れも訪れ
喜び悲しみ背中合わせ
せめてここに生まれた事を
愛(いと)おしく思えば

悲しいだけでは泣きません
あなたの心も 凋(しぼ)むから
あたたかな心に 触れた時
思わず涙が こぼれます

春の女神が 微笑めば
すべての命が 萌(も)え出して
根雪も溶けて 若葉に光り
土に沁みる その時…

歓びの涙の ひと雫(しずく)
小川の様に 流れれば
いつしか海原に 辿り着き
大空に光る 虹となる

私の一番の悲しみは 愛する人と人同士が
時にはいさかい 憎しみ合うこと
どれ程心離れていても
いつかきっと分かち合える
その日が来るまで

悲しいだけでは泣きません
私の涙のひと雫(しずく)
いつか虹になれと 祈ります
歓びの光 放ちながら

いつか いつか 愛が…
あなたの心を 照らす日まで
涙は あたたかく ある様に…


13.Apple

作詞:イルカ
作曲:イルカ

忘却の水を飲まされて この世に生まれて来た時
たったひとつの持ち物は「黄金のりんご」

腐ったりんごを ひとつ混ぜ込んで
すまして誰かに売り付けた時
儲けた小銭と引き替えに
魂までも売り渡したと氣付かないのかい?

腐ったりんごを 買わされた時
氣が付きゃ 誰かに八つ当たり
自分が撒いた種でもないのに
悪の連鎖を今度は自分が広げて行ってる。

わざわざりんごを曇らせて
磨いたようにも見せ掛けた
りんごの中には 何がある
失望の種が入っているのは隠せやしない。

Kyrie Eleison

忘却の水は買えなくて この世の沼に落ちて行く
たったひとつの黄金のりんご
それは自分なのに…。