ウツツノユメ

イルカ ウツツノユメ歌詞
1.あなたの髪を

作詞:イルカ
作曲:イルカ

あなたの髪をなでた時 胸の草原に陽が萌えた
熱い炎どこかに 私 眠らせていた
きっとそうね
突然に目覚めさせたのは あなたなのね
いつか こんな日が来る事 本当は感じてたのよ
あなたのあつい胸の中で 声が届いたかしら
きっとそうね
大切な物が何だか 教えてほしいの
あれは夢の中 白い波の様
でもどうしよう 帰れない
道が判らなくなって しまいそうで

この世はつらい事ばかりね
せめてつかの間 とろける時を
あなたが私に求めて くれるのならかまわない
眠れない夜の独り言
「やさしく 愛して いつまでも」
「やさしく 愛して 私だけを」
あなたの気持ちが 見えないまま 今 この時も


2.光のとびら

作詞:イルカ
作曲:イルカ

永いトンネルを抜けると
まぶしい光が 差し込んで来る様に
あなたのまっすぐなまなざし
信じる心を 教えてくれた

山に抱かれた ふところの街
時は流れて 海へと注ぐ
傷付いた心 抱き合って
育てた都 あなたを忘れない

さあ 扉を開けよう
さあ 光の扉を

雨が続いた 坂道
今年も変わらず 輝いてるのが見える
あなたのくれた ほほえみ
こんなに咲かせたよ 虹色の花を

山に抱かれた ふところの街
時は流れて 海へと注ぐ
歩きはじめてる 小さな肩を
いつも見守ってる あなたを忘れない

さあ 扉を開けよう
さあ 光の扉を


3.To my little boy #2

作詞:イルカ
作曲:イルカ

君がいない この部屋は ガランとして 広すぎる
一人ぼっちの毎日は ブカブカの服を 着てるみたい
つい名前 呼んじゃって 居心地も良くないよ
ごはんも いっぱい作りすぎちゃう
タオルは ひとつ しまいましょう
サボテン相手に 歌ってる
犬にもわかるラブソングを to my little boy


4.恋する野原

作詞:イルカ
作曲:イルカ

春の大地に 口づけをする そよ風に
すべてが目覚めて すみれ色 サフラン
もえぎ色 姿を変える
私は恋する野原 あなたの 瞳にふれただけで
フェンネルゆれてる
タンネの森 風は季節を回す

ノルウェイの横笛を吹いて
田舎道を歩きながら せせらぎの音符をよめば
誰かがグロッケンを鳴らす 春のお知らせ
私は恋する野原 もう待ちきれない
木の芽の様に 春の小雨にぬれながら
一人で待ってる

月の輪は星をふらし 屋根をまだ雪にする
明日はうさぎ達と ラプンツエルのサラダを 食べよう
風は季節を回す 風は季節を回す
Halo Halo


5.君の人生

作詞:イルカ
作曲:イルカ

明け方の街を 子猫がじゃれてる
首についた鈴を もどかしげに 響かせて
「つかの間の時を 楽しんでるのさ」
そう言って 猫は走り去った

私は私を泣かせてばかり
臆病で 自信なくて ごめんね

君は君の人生の 主役になれるのか
誰の為でもなく 自分の道
誰かが泣いてる 心の底で怒ってる
それはまだ見えぬ 君の姿

この時代と言う 時の流れが
行き詰まって ただ横に流れてるとしたら
直角に下から 突き上げる そんな生き方をしてみたい

耳をすませば 聞こえて来る筈
寝静まった 夜の街に声が響くよ

君は君の人生の 主役になれるのか
誰の為でもなく 自分の道

念ったとたん星は流れ 願ったとたん想い叶わず
叶わずとも いつも あの星
心の中に いつかいつか

君は君の人生の 主役になれるのか
誰の為でもなく 自分の道
君は君の人生の 主役になれるのか
誰の為でもなく 自分の道
誰の為でもなく 自分の道


6.幻のユウトピア

作詞:イルカ
作曲:イルカ

もしも この世に あれば いいな
男が 一人も いない 世界
安らぐだろうな 平和だろうな
女の友情も さぞ 育つだろうな
泣かなくていい 嫉妬 しなくて いい
待ち続けなくて いい
振り回されなくて 縛られなくて
気もつかわなくても いい
疲れなくて いい 太っても いい
傷付かなくても いい
幻のユウトピア
幻のユウトピア
幻のユウトピア

もしも この世に あれば いいな
男が 一人も いない 世界
時々 泣きながら つぶやくけど
ひとばん 眠ったら 忘れて言うの
きのうの 私は どうかしてたんだわ
あなたが いなくちゃ 生きて行けない
きっと そうに 決まってる…ね


7.パピヨン


8.蜜も毒も


9.再会


10.森の中で…


11.心配させたい帰り道


12.小夜鳴き鳥

作詞:イルカ
作曲:イルカ

見上げた空 一つ星が いつも
私の事を 見てる それは 小夜鳴き鳥

流れ 流れて どこまでも
私の恋は 止めどなくて

おとなになって ウソもついて
少し悲しいけど 私は私

夜鳴く鳥 その歌声は
すべて許して おやりね やさしく包んで おやりと言うの

愛し 愛されて いる筈なのに
ウソさえ 見えて 悲しくなる

ハスの花の様な 笑顔
いつも たやさずに いたい

さがし さがして 今でさえ
本当の愛を ほしがるなんて

夜鳴く鳥 やさしい声は 子守唄のように響く


13.祈り