終着駅

ウラニーノ 終着駅歌詞
1.終着駅

作詞:山岸賢介
作曲:山岸賢介

扉に挟まれることが 酷くかっこ悪い気がするので
駆け込み乗車は基本しない そんなぼくを駆け込ませたのは
握り締めた君の写真
雑音交じりのスピーカー 車掌さんが告げる 終着駅は君の町
一つ一つの駅に丁寧に停まっていく ぼくも丁寧に君を想ってみる
終着駅はまだ遠く
君の町の方へ向かう あの電車に飛び乗ってさ
君はぼくじゃなきゃ ぼくは君じゃなきゃ
その理由を考えてた

一つずつ減ってくんは残りの駅 一つずつ増えてくのは不安の影
ため息で曇った窓ガラスに 君の名前を指でなぞってすぐ消した
考えなくちゃ 考えなくちゃ
君の町の方へ向かう あの電車に飛び乗ってさ
君に会いに行く 君の手を握る
その理由を考えてた

握り締めた写真の中 微笑む君と目が合った
なぜ?ぼくら、なぜ? その理由を探してるんだよ
君の町の方へ向かう あの電車に飛び乗ってさ
君はぼくじゃなきゃ ぼくは君じゃなきゃ
その理由を考えてた
君の町の方へ向かう あの電車に飛び乗ってさ
君に会いに行く 君の手を握る
その理由を考えてた

理由なんていらないか 理由なんていらないな
たどり着いた終着駅


2.ありがとうとごめんねと

作詞:山岸賢介
作曲:山岸賢介

さっきから君がぼくの背中をさすっているんだ
吐き出すものなんてもう何もないさ キスがしたいな
便座にしがみつくぼくの手は 中途半端なアーティストの手
支える君の小さな手は 労働者の手
ありがとうとごめんねと
どっちが気持ちが伝わるものかしら
どっちもかな どっちでもないかな
そんなことを考えてた

君のお金でぼくが たくさんたくさん お酒を飲んでさ
吐き出すものなんてもう何もないさ キスをしようぜ
粘ついた唇 拒まない君

いつか いつの日か いずれね そのうちね
聞き飽きたろ? 言い慣れたよ そんな言葉は
ありがとうとごめんねと
どっちが気持ちが伝わるものかしら
どっちもかな どっちでもないかな
そんなことを考えてた

ピースマークを突き立てて のどに突っ込んだ
吐き出す言葉があるんじゃないかな
ありがとうとごめんねと…
どっちもかな どっちでもないかな