生命賛歌

エレファントカシマシ 生命賛歌歌詞
1.生命賛歌

作詞:宮本浩次
作曲:宮本浩次

そいつは立ってた。 そして 突然現れた。
「オマエハナンダ? ココハドコダ?」吃驚したぜ。
風が吹いてた。荒野の感じがした。におい立つ
真夏の草の果てにある オマエは正しく、ウチュウ。

ヒトの歴史または情け以上。
暴力とずる賢こさのたどった栄華の極致。
世俗の信仰の権化ゆえに ヒトハダノニホイ渦まいて
俺・逃げ出した、何して馬鹿だね。結局俺、オドルんだ。

ひょうろく玉のドタマブッ飛ぶトチの愛。
オレは突っ立って 泣いた。 太陽がおちてヒトカゲ無くて
遠くで鳴ってる 生活の音が
人口の多い、この国の俺を彼方へ飛ばす。
「オマエ・デッケェナ。」

オレがミツメテるのはバケモノと決まった!!
オレ、オマエのまわり恐る恐る辿ってまわってまわった。
「オ・レ・ニ・チ・カ・ラ・ヲ」「オ・レ・ニ・ュ・ウ・キ・ヲ」
あ〜あ、馬鹿馬鹿しいね、オレ 祈ってら

恐らくは日本人と呼ばれる以前の死に絶えしヒトビトの
祈り有りて、オンボロの想いを乗せた“インテリジェンス”
の亡霊を、オマエ嘲笑う。 精一杯の
ヒトの生命賛歌を。

ひょうろく玉のドタマブッ飛ぶトチの愛。
オレは突っ立って泣いた。

恐らくは日本人と呼ばれる以前の祈り有りて、
オンボロの想いを乗せた現代人の、生命賛歌よ。
セイメイサンカヨ。


2.ろくでなし

作詞:石森敏行・宮本浩次
作曲:石森敏行・宮本浩次

真っ昼間の東京でオレは空を見てたのさ
青すぎてばかに目にしみたぜ ばかに目にしみた

何もおこらない何も変わらねぇオレ
飛行機雲流れてくあの空をオレにくれないか オレにくれないか

オレにくれないか(あの飛行機雲を)
オレにくれないか(あの飛行機雲を)
オレにくれないか(あの飛行機雲を)
オレにくれないか(あの飛行機雲を)
くれないか くれないか

真夜中の田舎道でオレは車をとめた
闇の向こうに月が見えた時涙が出たぜ 涙が出たぜ

涙が出たぜ(青い光で)
涙が出たぜ(青い光で)
涙が出たぜ(あの青い光で)
涙が出たぜ(あの青い光で)

何もおこらねぇ 何もかわらんぇ…

オレはろくでなし(何もおこらない)
オレはろくでなし(何も変わらない)
オレはろくでなし(何もおこらない)
オレはろくでなし(何も変わらない)
ろくでなし オレ(何もおこらない)
ろくでなし オレ(何も変わらない)
ろくでなし オレ(何もおこらない)
ろくでなし オレ(何も変わらない)