僕の贈りもの

オフコース 僕の贈りもの歌詞
1.僕の贈りもの

作詞:小田和正
作曲:小田和正

冬と夏の間に
春をおきました
だから春は少しだけ 中途半端なのです
このころはなんとなく 心楽しくて
知らないうちに 誰かを
好きになったりします
それでも 好きな人が
できなかった人のために
この歌は僕からあなたへの
贈りものです

夏と冬の間に
秋をおきました
だから秋は少しだけ 中途半端なのです
このころはなんとなく 心さみしくて
知らないうちに 誰かと
すきまができたりします
それで 好きな人と
別れた人のために
この歌は僕からあなたへの
贈りものです


2.よみがえるひととき

作詞:小田和正
作曲:小田和正

時がたてば消える
思い出ならば
この黄昏の町も
何んの意味もないけれど

よみがえる あのひととき
よみがえる 語らいを胸に
今日も終るよ

幼い頃の
思い出のように
静かに浮かんで消えた
愛よ帰れ この胸に

よみがえる あのひととき
よみがえる 語らいを胸に
今日も終るよ


3.彼のほほえみ

作詞:鈴木康博
作曲:鈴木康博

彼はほほえみかける
幸せに満ちた顔で
誰にでも気がねなく
町の中は暗い顔なのに
昼も夜も

彼がすました顔で
道を歩いてる時は
胸のうちおどらせて
誰かに会いにゆく
途中なのです
空も晴れて

町はもうすぐ春のおとずれに
浮き浮きしてるけど
今 彼の恋人が突然いなくなった
その人からとどいた手紙
町に住めないわけがわかった
おやじがなくなったって

愛の思い出も出来ないうちだった
彼よりも大事な人なんてこの世には
いないと思っていたのに
彼にはほほえみがある
彼にはほほえみがある


4.水曜日の午後

作詞:小田和正
作曲:小田和正

もう少し早く気がつけば
誇りと自信を失くして
どんなに小さくなった自分でも
夢さえあればなんとか生きてゆける
ウウー ウー
あたたかい雨の降る水曜日
少しだけ心も落ちついた
夕方には晴れるかな

朝もやにつつまれた公園で
ふりそそぐ透明なこもれ日に
まだ何かできるかもしれない
そんな望みを感じながら
ア・ハハー
あたたかい雨の降る水曜日
少しだけ心も落ちついた
夕方には晴れるかな

あたたかい雨の降る水曜日
少しだけ心も落ちついた
も一度はじめよう


5.地球は狭くなりました

作詞:小田和正
作曲:小田和正

翼があれば鳥のように飛べる
そんな夢をみてる頃はみんな幸せ
やがて飛行機が空を飛ぶよ
早くもっと早く
信じ合うことも 愛し合うことも忘れた
信じ合うことも 愛し合うことも忘れた

ひとが空を飛び地球は狭くなる
そして気がついてみるとこころのなかも
せまくなりました
あなただけでも
こころはひろく
信じ合うことも 愛し合うことも忘れた
信じ合うことも 愛し合うことも忘れた


6.でももう花はいらない

作詞:鈴木康博
作曲:鈴木康博

もう僕には花は咲かない
いつの間にか大事なものを失くした
もうもどれない道をふり返っても
人ごみに落としてきた
いくつかの愛は見えない

緑の髪に胸をおどらせ
歩いた学生時代は
夢のように過ぎて終った
そのときに落としてきた
かげりのない心も見えない

今は欲しくはない
花なんて大人に
似合いはしない
花なんて大人に
似合いはしない
花なんて大人に
似合いはしない

花なんて大人に
似合いはしない
花なんて大人に
似合いはしない
花なんて大人に
似合いはしない


7.歩こう

作詞:鈴木康博
作曲:鈴木康博

そんなに急いでどこへゆくの
泣いたり笑ったりそんな時を
今のあなたは感じることさえ
忘れて町の中を走るよ

走るよ走るよ 先へ先へと
かえりみることを恐れるように
今からはじめようよ夢をもちながら
なだらかな道をあなたに
出来るなら歩こうよ
出来るなら歩きはじめよう

時計の針は 世界をまわし
その中人々は 休みもない
今日から明日への時間はあるから
道を間違えないようにあなただけでも
道を間違えないようにあなただけは
出来るなら歩こうよ
出来るなら歩こうよ
出来るなら歩きはじめよう


8.ほんの少しの間だけ

作詞:小田和正
作曲:小田和正

ひとりおのこは
飛べない腕におみな抱(いだ)き
ひとりおみなはおのこの腕に
若きふたりの帰らぬ日々を
ゆだねてゆくの

たぐいなきいのちをあなたに捧げる
たぐいなきこころをあなたに捧げる

かけがえのない今日を生きて
この世界の片隅に見つける
ちいさなしあわせを

ほんの少しの間だけ
ほんの少しの間だけ

ほんの少しの間だけ
ほんの少しの間だけ


9.貼り忘れた写真

作詞:鈴木康博
作曲:鈴木康博

それは水色の池のほとり
石ころだらけのでこぼこ道に
車走らせてきたとき

めぐりめぐる春の日は
思い出のなか
いつかくる喜びの日
その日のため

それは色あせてしわのついた
道の真中にあいつといっしょに
笑って写ってる僕の写真

めぐりめぐる春の日は
思い出のなか
アルバムに貼り忘れて
残したまま

ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ

めぐりめぐる春の日は
思い出のなか
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ


10.静かな昼下がり

作詞:鈴木康博
作曲:鈴木康博

今は昼下がりどこの家でも
朝のひとしきりのざわめきの
あとを静けさがあたりをつつむ

短かい今日までの満たされた生活は
まわりにしがみついて
恐さも知らずに
ひたすらに歩いてきた

少しづつ 少しづつ
大人になる 落ちつきと
侘びしさを午後の日に感じながら

今は昼下がりどこの家でも
朝のひとしきりのざわめきも過ぎて

少しづつ 少しづつ
大人になる 落ちつきと
侘びしさを午後の日に感じながら


11.さわやかな朝をむかえるために

作詞:小田和正
作曲:小田和正

さわやかな朝をむかえるために
ちいさな胸に溢れる愛を伝え

闇の中を走るように
歌声よ響け

私は歌うあなたのために
今 朝のおとずれが二人のために

信じ合えば 世界に背を向けても
いつものように朝がおとずれるならば

どこにいても 生きてゆける
この長い道を

私は歌うあなたのために
今 朝のおとずれが二人のために

私は歌うあなたのために
今 朝のおとずれが二人のために

私は歌うあなたのために…