暫存

カプチーノ 暫存歌詞
1.コスモCITY 夜明け前

作詞:園部和範
作曲:都倉俊一

風が舞いおりて 気持ちが動くわ
始発ベル聞こえてる はりつめた胸
私は帰らない

憧れていたの あなたが住む都会(まち)
すぐそばにいたいから 暮らし始めた
すべてを捨てて

私の日付を かえられない程に
昨夜(ゆうべ)愛された夢に しがみついてる
コスモCITY いま夜明け前

そろそろあなたも 目ざめる頃だわ
それまではその寝顔 微笑(ほほえ)みながら
見つめていたい

私の一日 始まらない程に
昨夜抱きしめた夢に酔いしれている
コスモCITY いま夜明け前
昨夜抱きしめた夢に酔いしれている
コスモCITY いま夜明け前


2.DOWN TOWN ララバイ

作詞:友井久美子
作曲:都倉俊一

心の限り唄い終わればまた
次の街へと始発の列車に飛び乗る

ふと思い出す あなた愛した頃
いつも騒いだ茶色の扉の店さえ

懐しい街角
そして DOWN TOWN ララバイ
耳に響くあなたのかすれた歌声

夢を見させて
今は DOWN TOWN ララバイ
口ずさんだら朝焼けに
あなたの影

夢に疲れた そんな弱気な時
やさしい腕に帰っていきたくなるのよ

うらぶれ通り 野良犬の遠吠
あなたの古いギターが鳴ってる気がする

さよならの街角
そして DOWN TOWN ララバイ
あの朝も流れてたやさいいメロディー

甦えるのよ
今も DOWN TOWN ララバイ
いつか会えるさとあなたが
涙見せた
涙見せた


3.鳥はときどき

作詞:遠藤幸三
作曲:都倉俊一

黄昏がほほを流れる
ガラスの電話ボックス
姿さえ見えない人に
彼女は背を向ける
持ってゆけない想い出が
カバンにすき間つくるから
歩くたび きっとカタカタ鳴るわ
時計じかけの愛のように

空をゆく鳥は時々
つばさを嘆くの
草のような とどまる強さが
ほしくて嘆くの
どこへでも行けるから
どこにも住めない

黒皮のアドレスノートの
そこだけちぎって
人波をつつむ空へと
とばす紙ヒコーキ
待つ人のいない旅なのに
いつか彼女は急ぎ足
引きずるように後ろに伸びた
影がヒールを重くする

空をゆく鳥は時々
つばさを嘆くの
草のような とどまる強さが
ほしくて嘆くの
どこへでも行けるから
どこにも住めない


4.AFTER THE SHOW TIME~ショーが終わって!!

作詞:森雪之丞
作曲:都倉俊一

AFTER THE SHOW TIME 恋のミュージカル
幕が今 降りたとこ
ヒロインを気取っていたのに
最後にはふられちゃう

AFTER THE SHOW TIME 涙で滲んだ
アイシャドウ 落としたら
そばかすが顔をのぞかせて
頬杖えが似合わない

陽灼けした あいつと
飲み干した ソルティードッグ
太陽より熱く燃えた 恋と想い出の砂

AFTER THE SHOW TIME あの時踊った
デキシーランドのメロディが
ラストには 溜息まじりで
くり返し 流れるの

潮風のテラスに
揺れていた ハーフ・ムーン
燃えあがった恋は Endマークと隣あわせね
太陽よりあつくもえた恋と思い出の砂

AFTER THE SHOW TIME 恋のミュージカル
幕が今 降りたとこ
ヒロインを気取っていたのに
最後にはふられちゃう

AFTER THE SHOW TIME 恋のミュージカル
デキシーランドのメロディーにのせて
ヒロインを気取っていたのに
最後にはふられちゃう
AFTER THE SHOW TIME
AFTER THE SHOW TIME


5.九時からのリリィ

作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一

夜の九時からなら
古いクラブにいるわ
目立たぬ片隅で
ピアノを弾き 歌ってる
まるで何年も しているように

九時からのリリィ
真夜中のリリィ
部屋に帰るのが
たまらなく恐いから
九時からのリリィ
真夜中のリリィ
広すぎるベッドには
つらい夢だけ あふれてる

信じられないでしょう
今も愛してるとは
私のこの胸は
メニューのないレストラン
他の愛なんて もう選べない

九時からのリリィ
真夜中のリリィ
別にふしだらな
呼び名ではないけれど

九時からのリリィ
真夜中のリリィ
想い出の歌ばかり
朝が来るまで 弾いている