暫存

カルメン・マキ 暫存歌詞
1.六月の詩

カルメン・マキ & OZ
作詞:加治木剛
作曲:春日博之

私の心の隙間に
六月の風が吹いても
あの夏はやってはこない
悲しみを殺したままに

笑いながら通りすぎていった
なまぬるい六月の風

夏を待つ都会の静けさ
渦を巻く鬱な気分
喘いでる私の自由を
掴みとれるのはあなたじゃない

去年の夏のままに
私はしゃがみこんでいる

私の夏は続いている


2.とりあえずロックンロール

カルメン・マキ & OZ
作詞:加治木剛・春日博文
作曲:春日博文

くる日も くる日も ロックンロール
踊り疲れたとは 言わない

汽車に揺られ ここまで来たが
まだ旅は 始まったばかり

いつまでも いつまでも 走り続ける
ロックンロールバンド oh yeah!

どこへ行きたいと 聞かれたら
どこへでも行くと答える

ガ… 学校 行くよりも
タ… 旅に 出よう

どこまでも どこまでも 走り続ける
ロックンロールバンド oh yeah!

Oh yeah! oh yeah…

いつだったか何の為に
唄っているのか考えた

考えても わからないので
こうして ここに 来たんだ

だから とりあえず とりあえず
走り続ける ロックンロールバンド

とりあえず とりあえず 走り続ける
ロックンロールバンド oh yeah!

Oh yeah! oh yeah… ah…
Hi! ah…Hey!
Ah…No no no no!

とりあえず とりあえず 走り続ける
ロックンロールバンド

とりあえず とりあえず 走り続ける
ロックンロールバンド

とりあえず とりあえず 走り続ける
ロックンロールバンド oh… wow…
Yey! yey! yeah…


3.街角

カルメン・マキ & OZ
作詞:加治木剛
作曲:春日博文

それほど悲しい 夜でもないのに
忍びよる足音に 気をとめる
ことさえもできない女が 街角にたって
通りすぎる 情景を見つめて
あてのない1日が…

夢より多く かなえられた時
私も連れて いってください
その誰ぞ住むという 風のある街へと
過ぎ去る日々を もつれこんだ
街角で 時は 流れる

Woo…

Woo…


4.午前1時のスケッチ

カルメン・マキ & OZ
作詞:加治木剛
作曲:加治木剛

真夜中の街角
しゃがみこんだ女
ネオンサインの反射で
泣いているのがわかる

雨上がりの東京
夜も昼もなく
動いている 赤茶けた空
うなりをあげる

タクシーといきかうよっぱらい
つれこみ宿屋の 灯りが 消える頃
午前1時の夜の町にゃ
犬の遠吠えさえ聞こえてこない

大きな声で 叫んでみても
誰にも文句は 言わせない
悲しい町で かみしめた酒は
誰もがみんな うまいと言う

Ah…大きな声で 叫んでみても
誰にも文句は 言わせない
悲しい町で かみしめた酒は
誰もがみんな うまいと言う
Ah… ah…


5.私は風

カルメン・マキ & OZ
作詞:Maki Annette・Lovelace
作曲:春日博文

あまりに悲しい ことばかりで
どこか遠くへ 旅にでようと
ポケットに 思い出つめこみ
ひとり汽車にのったの

汽車の窓の外を 走りぬける
昨日までの私の にがい人生
もう二度と 戻ることのない
この町ともさよならね

あぁ もう涙なんか 枯れてしまった
明日から身軽な私
風のように 自由に生きるわ
ひとりぼっちも あぁ 気楽なものさ

あぁ 目をとじて 心もとじて
開いた本も とじてしまえ
あぁ 私は風 私は風
終わりのない 旅を続けるの yeah…

あぁ 私を抱いて 気のすむように
抱いたあとで あなたとはお別れよ
どうせ私は気ままな女
あぁ 気ままな風よ

胸の奥深くうす 紫色の霧が流れる
誰か教えてよ 私の行く先を mm…

見知らぬ町の 街角にたち
人波の中漂う私 明日はどこへ 終わりのない旅


6.南海航路

カルメン・マキ & OZ
作詞:加治木剛
作曲:春日博文

やって来たのは 誰も知らない
夢にまで見た 青い世界

光る砂浜に けむる
雲に助けられて

白い日記を破りながら
遠くを走る船の灯りに

追いかけて飛ばした
いくつも 紙飛行機にして

毎日が 流れるような日々
これだけ 遠く離れてしまえば

青く広がる水平線に
何もかも忘れた

青く広がる水平線に mm
何もかも忘れた

昔のことは…
昔のことは…
昔のことは…


7.崩壊の前日

カルメン・マキ & OZ
作詞:加治木剛
作曲:春日博文・川上茂幸

※直立不動のビルの隙間から
入道雲が動きだし
白い世界が広がれば
誰もがみんな 変わってしまう
私は熱いコーヒー飲んでる
サテンの窓の2階より※

これ以上の怒りを放り投げて
無理矢理私も知らん顔
手の中で 独り積み木遊びを
やっては壊し 笑っていたよ
私はにがい明日を知ってる
いつもと同じ独り芝居

(※くり返し)


8.時には母のない子のように

作詞:寺山修司
作曲:田中未知

時には母の ない子のように
だまって海を みつめていたい
時には母の ない子のように
ひとりで旅に 出てみたい
だけど心は すぐかわる
母のない子に なったなら
だれにも愛を 話せない

時には母の ない子のように
長い手紙を 書いてみたい
時には母の ない子のように
大きな声で 叫んでみたい
だけど心は すぐかわる
母のない子に なったなら
だれにも愛を 話せない


9.山羊にひかれて

作詞:寺山修司
作曲:田中未知

山羊にひかれて ゆきたいの
遙かな国までゆきたいの

しあわせ それとも ふしあわせ
山のむこうになにがある

愛した人も 別れた人も
大草原に吹く風まかせ

山羊にひかれて ゆきたいの
思い出だけを道連れに

しあわせ それとも ふしあわせ
それをたずねて旅をゆく


10.戦争は知らない

作詞:寺山修司
作曲:加藤博

野に咲く花の 名前は知らない
だけども 野に咲く花がすき
帽子にいっぱい 摘みゆけば
なぜか涙が 涙がでるの

戦争の日を 何も知らない
だけども私に 父はいない
父を想えば ああ荒野に
赤い夕日が 夕日が沈む

戦さで死んだ 悲しい父さん
私は あなたの娘です
20年後のこの故郷で
あしたお嫁に お嫁に行くの

見ていて下さい 遙かな父さん
いわし雲とぶ 空の下
戦さ知らずに 20才になって
嫁いで母に 母になるの