1.夢千里

作詞:池田充男
作曲:徳久広司

瞼をとじりゃ 故郷がみえる
家族の顔よ 黄色い花よ
今夜も通う 夢のなか
汽笛のこして 船がゆく

帰りたい帰れない ああ いつ帰る
海峡が 荒れるから
まくらぬれます 夢千里
泣かないで お母ちゃん
わたし だいじょうぶ

わずかなお金 ごめんなさいと
命を賭けた 手紙をそえる
流されそうな 東京で
わたし負けずに 生きてます

帰りたい帰れない ああ いつ帰る
幸福が ほしいから
空を見あげて 意地を噛む
よわむしの 妹よ
風邪を ひかないで

帰りたい帰れない ああ いつ帰る
近いのに 遠いから
つのる望郷 夢千里
うたを乗せ なみだ乗せ
今日も 船がゆく


2.リムジン江


3.愛☆アリガトウ

作詞:真名杏樹
作曲:杉本真人

頬にこぼれ落ちた 涙ぬぐわないで
昨日までのツラさ 全部溶かすまで
ここにあなたがいて ここに私がいる
めぐり逢いの運命 信じ生きて来た

空よ 赤く燃え残る空よ 忘れはしない

※愛☆アリガトウ ひとつになれば
世界中の生命 光るから
愛☆アリガトウ あなたがいれば
今日を越えた 笑顔出来るから※

肩と肩が触れて 胸が騒ぐだけで
さむい風の音が 子守歌になる
愛は愚かだけど 夢をくれるチカラ
人はなんて不思議 ときめきは never end

遥か たどり着く空で光れ 星屑たちよ

愛☆アリガトウ 溢れるような
歓びで時代が染まるまで
愛☆アリガトウ あきらめないで
分かち合う 望みある限り

(※くり返し)

愛☆アリガトウ ひとつになれば
世界中の生命 光るから


4.湯情の宿

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹

伊豆は寝もせず 朝になる
そんな昔が 懐かしい
次の逢う瀬も 枕の下に
秘めて別れの 夜は更ける

雨がほどいた 恋の帯
結び直して 立つ辛らさ
幼なじみの 寝姿山も
どうせわかっちゃ くれなかろ

恋のにじんだ ハンカチを
せめて片身に 残してよ
伊豆の女は あなたのくれた
嘘も苦界の 道しるべ

別れ上手な ひと夜妻
無理に演ずりゃ 身も細る
天城おろしに 傘かたむけて
あなた見送る 駅の道


5.北の迷い子


6.涙の鎖

作詞:田久保真見
作曲:浜圭介

恋はこわれる
愛は色褪せる
そして想い出は風になる
闇は深くて
朝は遠くて
ひとりの夜は 泣いてばかり
涙 涙つないで
鎖にできるなら
あなた あなたを
縛りたい
ねぇ… どこにも 行かないで

過去は傷あと
明日は蜃気楼
そして約束は夢のまま
腕をからめて
嘘をからめて
あなたの胸で 泣いてばかり
涙 涙つないで
鎖にできるなら
ふたり ふたりを
結びたい
ねぇ… 離れて 行かないで

涙 涙つないで
鎖にできるなら
あなた あなたを
縛りたい
ねぇ… どこにも 行かないで
ねぇ… どこにも 行かないで


7.砂の船


8.陽は昇る

作詞:吉岡治
作曲:水森英夫

なんの苦労もないままに
生きてゆけたら いいでしょに
恨んじゃいけない 人の世を
心の憂さを 雨風を
あんた陽は昇る あんた陽は昇る
愛する人がいるから 陽は昇る

春は桜の花の下
冬は小雪の軒の下
季節がどんなに 移ろうと
心の振子は 変わらない
あんた陽は昇る あんた陽は昇る
愛する人がいるから 陽は昇る

この身をまかせて ひとすじに
心の熱さを そのままに
あんた陽は昇る あんた陽は昇る
愛する人がいるから 陽は昇る


9.人生海峡

作詞:吉岡治
作曲:水森英夫

涙じゃないのよ 雪が舞う
ショールで隠す 泣き笑い
心の駅を 乗り継ぐたびに
やるせないほど 哭く汽笛
人生海峡 おんなの旅は
今日も迷って ZAMBRAKO

さよならばかりに 馴れたよな
鴎がとまる 港町
明日の風は 東か西か
風見鶏なら わかるのに
人生海峡 おんなが一人
どこへ着くやら ZAMBRAKO

男の背中に 耳を当て
連絡船の音を聴く
性懲りもなく 信じて惚れて
夢の小島に 着きたがる
人生海峡 おんなの旅は
今日も荒海 ZAMBARAKO


10.ひまわり

作詞:田久保真見
作曲:浜圭介

くちびるに歌を
てのひらに夢を
いつも心に太陽を…

頬を伝う熱い涙は
ちいさな しあわせの種
心に埋めれば
想い出に育てられ芽を出す

長い冬を乗り越えてゆく
強さを持つ花だけが
輝く季節に 出逢えると信じて

心に咲いたひまわり
あざやかな笑顔で
悲しい時も明日を
忘れないで生きていたい

くちびるに歌を
てのひらに夢を
いつも心に太陽を…

強い風に瞳を伏せるより
両手を翼にかえて
はるかな青空 飛びたいと願おう

心に咲いたひまわり
真っすぐな気持ちで
苦しい時もあなたを
愛し続け生きていたい

くちびるに歌を
てのひらに夢を
いつも心に太陽を…

ひたむきに咲いた
ひまわりのように
いつも心に太陽を…


11.別離


12.酔ったほうが勝ち


13.涙のピアス


14.砂の城


15.東京の夜は短くて

作詞:岡田冨美子
作曲:浜圭介

夢を語れば裏窓の月に
うっすら霞がかかって
広い夜空を二人は果てへと
さまよい始めていました

※きれいな葡萄酒(おさけ)でくちびる濡らせば
この世の汚(けが)れを消せますか
純になろうと瞳を閉じても
東京の夜は短くて……※

もしもからだがもうひとつあれば
今すぐあなにた抱かれて
熱い銀河に流されたいのに
涙が止まらないのです

誰にも言えない秘密を閉じこめ
静かに愛してくれますか
命ひとつで暮らしているのに
東京の夜は短くて……

(※くり返し)


16.川の流れのように


17.暗夜航路

作詞:吉岡治
作曲:弦哲也

生きてゆくのが 下手だから
にがさ重ねて 千鳥足
いいのいいのよ あんた……
風がヒュルヒュル 沁みる夜は
錨おろして この胸に

淋しがりやで 惚れたがり
なおらないわね 死ぬまでは
いいのいいのよ あんた……
一夜泊りの 船だって
ともす灯りは 夢灯り

苦労ひろって 港町
やせたおんなの 縄のれん
いいのいいのよ あんた……
つれていってと 云えないで
すがる背中に 霧が降る


18.ふたりの春


19.涙のしずく

作詞:岡田冨美子
作曲:浜圭介

まるでこわれた人形みたい
瞳に時間が映らない
崩れた未来の散らかる部屋で
思い出だけが踊ってる

※女は抱かれて鳥になり
男はさよならで鳥になる
愛することが待つことならば
いつまでもまつけど……
窓辺に坐れば青空が
涙のしずくでいっぱいになる※

やさしさなんてあてにならない
眠っているまに消えてゆく
ベッドの中での約束ごとを
信じた私が子供なの

出逢いを飾った運命も
日暮れの街角で鳥になる
あの日のようにすべてが好きと
もういちど言わせて……
あなたの心は変わっても
死ぬまであなたの女でいたい

(※くり返し)


20.北の法善寺


21.都会の純情


22.大阪ぐらふぃてぃ


23.青い夜


24.北の海空け


25.朝の国から

作詞:吉岡治
作曲:吉屋潤

風が風で あるように
人間が人間であるように
熱い想い 結び合って
おおソウル コリア アアア

愛は街に 満ちあふれ
風は川に きらめいて
夢はたかく 花開く
おおソウル コリア ウウウ…

世界はひとつ 願いをこめて ウウウ
五輪の旗の下 みな集う
友よあつまれ 朝の国から
モイジャ モイジャ さあ駈けてゆこう

国と国は 隣り同志
痛みわける 家族同志
心開く この街で
おおソウル コリア アアア

燃える太陽 燦々と
いつの日にも 美しく
山よ川よ 君の瞳
おおソウル コリア ウウウ…

世界はひとつ 願いをこめて ウウウ
五輪の旗の下 みな集う
友よあつまれ 朝の国から
モイジャ モイジャ さあ駈けてゆこう

友よあつまれ 朝の国から
モイジャ モイジャ さあ駈けてゆこう


26.熱い河

作詞:田久保真見
作曲:浜圭介

何故 生まれて来たの
何故 ここにいるの
ああ 答えはひとつ
ただ あなたに 逢うために

熱い熱い河が 流れる
胸の奥の傷あとから
熱い熱い河が 流れる
愛した分だけ

哀しくても
心 凍りついても
それは 赤い河

そう 生まれる前も
そう 死んだあとも
ああ 全てを越えて
もう あなたと 離れない

熱い熱い河が 燃えてる
体中を駆け巡って
熱い熱い河が 燃えてる
あなたに抱かれて

溺れてゆく
心 流されてゆく
それは 深い河

ああ 生まれる前も
ああ 死んだあとも
ああ ふたりを結ぶ
それは 熱い河


27.東京ワルツ


28.東京運河

作詞:吉岡治
作曲:浜圭介

あの町は捨てたから 帰らない
呼吸はしているが 死んでもいると
もののはずみで 荒らぶれて
躰ひとつで 飛びだした
澱んで暗い 東京運河
何故だかかすめる 家族の顔が
こんな雨の日は

恋人は拾えるさ いくらでも
みんな都会の 深海魚たち
心にもない 嘘ついて
幼なじみに 出す手紙
流れて寒い 東京運河
テレビを相手に 煤けた部屋で
独り酒を飲む

何気なく手を眺め ふと思う
まるでおやじと おんなじ手だと
仕事おわって 陽にかざす
油まみれの 男の手
西日に染まる 東京運河
お祭りさわぎと 無縁だけれど
此処で頑張れるよ


29.予感


30.うたせ舟


31.プラトニック

作詞:田久保真見
作曲:坂下正俊

もうこれが最後の恋かもしれない
まばたきも忘れてあなたを見ていた
泣いたのは哀しいからじゃない わかって
優しさに慣れていないだけ

恋の炎は
燃え上がるほど
燃え尽きるのもはやいわ

抱きしめないで
他人のままでいいの
あなたをいつかうしなうのならば
抱きしめないで
愛を隠したままで
あなたのそばにいたいから
愛されてるのに ごめんなさい……

もうこれが最後の夢かもしれない
口唇も触れずにこのまま別れて
想い出と呼べないふたりの想い出
くり返しながら生きるだけ

恋の炎は
燃え尽きるまで
燃え上がるから哀しい

抱きしめないで
知らない方がいいの
あなたの胸があたたかいなんて
抱きしめないで
夢が逃げないように
心を閉じていたいから
愛しているのに ごめんなさい

抱きしめないで
知らない方がいいの
あなたの胸があたたかいなんて
抱きしめないで
夢が逃げないように
心を閉じていたいから
愛しているのに ごめんなさい

愛しているから ごめんなさい……


32.みだれ髪